104歳、哲代さんのひとり暮らし

劇場公開日:2025年4月18日

解説・あらすじ

広島県尾道市で100歳を超えてひとり暮らしを続ける石井哲代さんの日々を見つめたドキュメンタリー。

尾道の自然豊かな山あいの町にある一軒家で、100歳を超えてひとり暮らしをしている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域に尽くしてきた。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあいながら過ごしている。年齢を重ねて思うようにいかないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていく。その前向きでユーモアあふれる言葉の数々を紹介した書籍「102歳、ひとり暮らし。哲代さんの心も体もさびない生き方」「103歳、名言だらけ。なーんちゃって」は累計21万部を超えるベストセラーとなった。そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々にカメラを向け、老いて楽しく生きるヒントにあふれた暮らしを映しだしていく。

リリー・フランキーがナレーションを担当。

2024年製作/94分/G/日本
配給:リガード
劇場公開日:2025年4月18日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
山本和宏
プロデューサー
中村知喜
古田直子
出雲志帆
髙山英幸
統括プロデューサー
岡本幸
撮影
的場泰平
筒井俊行
音響効果
金田智子
整音
富永憲一
編集
山本和宏
ナレーション
リリー・フランキー
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(C)「104歳、哲代さんのひとり暮らし」製作委員会

映画レビュー

4.5 前向きに

2025年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

頑張って生きていこうと思った

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むーらん

未評価 憎まれジイサン世に憚る

2025年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 地域の人々や親類の助けを借りながら、百歳を超えても一人暮らしを続ける石井哲代さんの日々を追ったドキュメンタリーです。普通の人ならばへこたれそうな境遇でも前向きに生きる人の姿を観ると、「僕も負けてはおれない」と励まされる場合と、逆に僕には無理だなぁ」と俯いてしまう場合があります。人にとって受け取り方は様々だと思うのですが、僕にとって本作は後者でした。哲代さんの生き方は羨ましいばかりですが、周りに感謝して前向きに明るくと言われると、根暗でひねくれ者は「それは僕には辛い毎日だろうな」と思ってしまうのです。そんなジイサンでも世に憚る道があります様にと祈るばかりなのでした。

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La Strada

4.0 老いが少し怖くなくなった

2025年6月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

誰もがこの年齢まで生きられる訳ではない。身体、精神などやはり長生きには理由があると思う。

100歳を越せば人生には色々あっただろう。悲しいこと、苦しいこともあっただろう。それなのに哲代さんはとてもにこやかな瞳を持つ。感謝し、喜び、悲しみに涙を見せる。それでも笑顔に戻ってくる。

ありがとうございます。

一体何度聞いた言葉だろう。哲代さんの字には「すみません」もあるが、やはりこの姿勢が長生きの理由の一つだと思う。

私には長生きすることに恐怖がある。恐らく周囲に迷惑をかけることになるだろう、という思いが大きい。でも仕方がない事態になった時。素直に感謝の気持ちを忘れないこと。口にできるなら伝えること。少しだけ肩の力が軽くなった気がする。

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豆之介

3.5 「独り」じゃない「ひとり暮らし」

2025年5月31日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

子供には恵まれなかったけれど、近所に住む姪や親戚との距離感がいい。昨今、実の子供との関係性が悪い高齢者は少なくないから、そう言う面では哲代さんは幸せなんだろうなぁ。そんな雰囲気がスクリーンから醸し出されていた。

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ちゃ坊主