「Gravity」(LOVE SONG) ブレミンガーさんの映画レビュー(感想・評価)
Gravity
BL映画はそもそもターゲット対象外だろうなとは思いつつ、もしかしたらハマるんじゃない?という微かな期待を胸に鑑賞。
特典はチェキ風カードでした。
今作、面白いくらいクッサい演出が多く、胸キュンシーンのはずなんですがコメディにしか思えず、1周回って面白くなっていたので結果オーライかなと思いました。
同じ列にいたファンの女の子たちが胸キュンシーンのたびにガタッと震えていたのも相まって面白かったです。
口についた食べカスを取ってあげたり、ピンチのタイミングに現れたり、行く先行く先に偶然鉢合わせたりと偶然が重なりまくってて必然になってたのが面白かったです。
BL模様も繰り広げられる中で、ミッチー演じる上司の神さんはキラッキラしていてコメディリリーフとしてのパワーが凄まじすぎて楽しかったです。
キラキラが似合うミッチー、さすがです。
ライブシーンなんか結構良いのに曲のバリエーションが少ないがためにそこまで見栄えするものになっていなかったのも惜しいなと思いました。
森崎ウィン君の歌唱とかもあったらと思いましたが、いち社員が歌い出したらそれこそコメディ一直線ですね笑
後半突然ソウタがスイッチを入ってブチギレ出したところは本当に突然すぎて困惑してしまいました。
さっきまであんなに楽しそうに話していたのに…緩急激しすぎて耳がキーンとなりました。
展開のために必要だったとはいえ、これには劇場もザワっとしていました。
アジアに単身飛んだかと思ったらライブはすでに終了しており、帰り道をトボトボ歩いていたらカイが現れてキスはお預けってこれまたクッサい流れがやってきて思わずニヤけちゃいました。
本来ドキドキするべきシチュエーションなんですが、もうそんなもの無くクスクスしてしまったので悪い大人になってしまったなと思いました笑
キャラクターがブレブレすぎてて感情移入が追いつかなかったのも惜しかったなーと思いました。
今作の最大の魅力はなんといっても転勤先の女性社員のスマイルさんがめちゃくちゃ可愛かったところです。
表情や仕草が何から何まで朗らかで、言語の壁を突破するような圧倒的パワーにめちゃくちゃ見惚れていました。
スマイルさんを演じたプレーワー・スタムポンさんはこの作品以外の日本公開作の出演は「私たちの居場所」のみですが、これどこかで配信してくれないですかね…。
それか円盤の発売があったらめっちゃ探しに行きますので何卒何卒…!
普段触れないジャンルなのでハマるハマらないは別にして新鮮な体験ができたので良かったかなーと思いました。
鑑賞日 11/3
鑑賞時間 10:45〜12:55
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