「運命はある」(LOVE SONG) miiさんの映画レビュー(感想・評価)
運命はある
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恋がきっと叶わないから言葉にできない人、叶ってしまうことで傷つけてしまうことが怖くて言葉にできない人、そんな2人の前向きな未来を祈りたくなる作品でした。
未完成のラブソングがずっと2人を結びつけてお互いのことを忘れさせてくれない。ずっと歌で繋がる2人が素敵でした。しかし同時に、言葉で目を見て伝えることでしか伝わらない気持ちもあるということも印象的でした。
どうしてこの時こんな行動を取ったのだろう、どう思っていたのだろうと考察することを楽しめる奥行きがあります。すべてのことに白黒つけてほしい方には向かないかもしれません。
同性同士であることにとても意味がある作品なので、BLに興味がなかったり抵抗があったりする人にもぜひ見てもらいたいです。商業的に消費されているわけではないことに私はとても好感を持ちました。
タイの綺麗な映像とともに2人の恋を見守ってみませんか。
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