「何をやっても悪手な主人公」YEAR10 うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)
何をやっても悪手な主人公
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文明が滅んで10年、この暮らし、秩序を失って安定生活を送ることも出来ないとは現代人は100年前の人間に劣ると言う事かな。
10年で死んだ人間→生きた人間って食べる相手が変わるのはともかく、他に食うもんないんかい?
喋らんとしても明らかな敵対集団が接近してきても、親父に直ぐに伝えんとは間抜けすぎる。
しかもこの弱肉強食の環境で病弱な彼女を連れていく…と言うか連れていけないだろう。薬の流通も製造も出来ないんだから。
食人であるが、ヒャッハーな感じでもない。
動物(人間)を捕まえて捌いて食べる…それだけだ。
まぁ別におかしくない、人間も動物だから。
主人公が何歳なのかすら分からない。
襲撃されてバレてる隠れ家に彼女を置いていく判断もよく分からない。
一回巣を見つけたら、また戻ってないか見に来る位はするから、彼女置いてたら拐われるのは目に見えてる。まぁ自分で殺そうとして殺せないから放置したとも言えるが。
喋らない事で特別良い作品になっているとは思えない。
10年野生的生活を営んでいるのにどん臭い主人公、火で野犬に対抗すんのは良いが居場所速攻バレそうだし、サバイバル感覚が鈍すぎる。
あんな木の陰で引き摺った後まで残してるのに、見つけられないとは食人チームも鈍い。
食人チームのリーダー格のオッサンが脚が不自由なのにかなり強いのは驚いたけど、ラストはあれで良かったのか?
妄想なのか現実なのか?あの女が助かる位なら、武器持ってた食人チームの女も助かっとるわと思ってしまった。
短編作品からこの長編に作り直したとの事だが、長編にして手放しで誉めるほどの面白みは感じなかった。
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