28年後...のレビュー・感想・評価
全67件中、1~20件目を表示
memento mori
「28日後…」「28週後…」を鑑賞して遅れながら新作を鑑賞。
前作、前々作はゴリゴリのパニックものでしたが今作はどうなる?と思いましたが、テイストは違う感じになっていながらめちゃくちゃグッとくるものになっていて感動しました。
前作のようなヘリコプター大回転のような派手な見せ場は無いものの、感染者の個体と集団での恐怖の見せ方は過去一だったなと思いました。
鈍い感染者でも油断ならないですし、アルファは俊敏なのが強くていかついですし、冒頭での自宅が殺戮の現場になる恐怖も描かれていてゾッとしました。
それに対して矢で射抜くシーンが一発バチっと決まるシーンはかなりスタイリッシュで惚れ惚れしました。
感染者が殺す時のアクションも脊髄引っこ抜きとかいうギャグなはずの絵面を真面目にやることによって狂気になっていたのも好きでした。
全体的な絵作りも綺麗に仕上がっていてその映像美と臨場感に圧倒されっぱなしでした。
今作はゾンビものという立ち位置よりかは少年・スパイクの成長譚として描かれており、広大な自然と同時に荒廃した世界を映しているのでジュブナイルものとしても良さを発揮していますし、少年が世界を知って一歩踏み出していくという力強さを感じられます。
強さを教えたいがあまりに押し付けになってしまっている父のジェイミーとの接し方によって徐々に自分が何者なのかを掴んでいくのがとても良いですし、病気を患ってるがために放心状態になっている母のアイラと共に医者の元へ向かうというのも、スパイクの決断でしっかり動いていたりしてとても良い子だ…!と何度思わされたことか。
途中で出会った兵士とも円滑にコミュニケーションを取ったり、途中で感染者の出産を見たりと衝撃的な絵面もあったりしますが、全てがスパイクの成長に繋がっているもんですから大したもんです。
医者の元についてからの弔いもこれまた素敵なものに仕上がっており、旅の途中で出会ったもの、ずっと連れ添ってきたものと、スパイクの価値観が反映されているようなシーンがとても美しかったです。
あんだけ壮大に感動させて終わっておいて最後の最後にヒャッハー!するのは景気が良すぎます。
次回作では彼ら彼女らが関わってきて、スパイクの更なる成長に携わってくれるのかな?と思うとワクワクが止まりません。
一風変わったゾンビものも突き詰めていけばあらゆるジャンルを巻き込んだ大作になるんだなと思いました。
是非とも続きを!そして現地に行ってみたい…。
海外への聖地巡礼を行いたいよ…。
鑑賞日 7/6
鑑賞時間 21:25〜23:35
ボルトも真っ青
ゾンビは早歩きで逃げられるが、これは全力疾走でも無理です。しかも、ゾンビは噛むだけ。これは、唖然となる程の惨たらしさ。怪獣映画で初めて人間を食べたガイラを観て以来の衝撃でした。
あの赤ちゃん、次作の主人公の予感が。
評価が難しい
一応このシリーズは全部見てたはずなんだけど、あんまり覚えてなくて雰囲気だけでも思い出せるかと思ったのですが、最後までこんな感じだっけ?と言う疑問符が。
序盤の父と子の冒険から帰還、そして中盤から後半の訣別と 愛するものとの別れ、成長物語としては王道な感じで、映像も内容も芸術的な感じで、期待してたものとは違ったもののなかなか良い感じで、最後は一人旅を決意し、成長を見せ感動のラストだと思ったところでの最後のオチ。
いや、凄い面白いのだけど、その面白さが欲しかったわけじゃないんだよなぁ。おかげで後味スッキリ目になったと言えばなったのですが……。いや、嫌いじゃないですけど、ですけどー。
世界観を考える
新たなゾンビが出てきてどう戦って生き残るか、という単純な話ではなかった。この作品を観るに、自分の価値観で観てはならないと感じた。少し具合が悪ければ体温計で熱も測れるし、薬局で様々な薬も買える。病院も科ごとにあってすぐに罹る事もできる。私たちは死から遠い場所で生きていると言えるのではないか。しかし劇中の彼らは違う。ゾンビに殺られなくても病気や怪我、飢えで死ぬことも日常茶飯事だろう。死が身近にある世界で生まれた息子からしてみれば、たとえ病気持ちの母親を連れて途中死ぬかもしれないなかでも先生という希望にすがるのは当たり前ではないか。なぜわざわざ村を出て子どもを訓練するのか、母を連れて行くのか、安楽死をすんなり受け入れたのか疑問に感じるのは世界と考え方や価値観が違うからだと思う。村に閉じこもっても食料や物資もいずれ尽きるから本土に調達に行くだろう(もののけ姫みたいに周辺は取り尽くしたのだろう)し、遠征のたびに誰か犠牲になるから進撃の巨人みたいに早く新兵を育てる必要があるのかも。病気で苦しんで死ぬ人もきっと村にはいて息子は見ていたのかもしれないから、安楽死ならと受け入れたのかもしれない。そう考えると劇中の言動もだいたい理解できるから、私はけっこう楽しめた。こういった世界で人はどうあるべきなのか。最後の集団も時計じかけのオレンジみたいな狂った感じで次回も気になります。ただ麻痺させたアルファを殺さなかったり、出産のくだりはちょっと良くわからない。
どこか似ている・・・
アイ・アム・レジェンドと偶然と思うが重なる。
事前に観ていた予告では、てっきりカルト要素の強い
ストーリーかと思っていたが、そこは良い意味で裏切られて
カルト集団の話では無く安心した。でも仮面の意味は?
冒頭の神父の息子が少年の父に成長したって事?
28日後、週後、年後の意味は、ほぼ無い本当の時間経過。
28週後のような娯楽作かと思ったが、家族ドラマ感が強い作品。
話は変にシリアスなんだけど、ストーリーに今一説得力が欠けるので
何でかな~と感じる部分が多々有る。
28年経ったら衣服が破れて無くなるのは理解出来るが、別に全裸で
無くても・・・目のやり場に困るブラブラしてた様な・・・気持ち悪い。
身を守る道具が弓だけ?槍は無いのか?槍が有ったらかなりの安心感。
少数の敵にはかなり有効的で必然的に話しが面白く無くなるが。
一時期テレビなどで聞いた「メメント・モリ」死を想え。
レイフ・ファインズが演じるドクターが仙人みたい。
母を想う切実な主人公の気持ちは切ない、あれだけ恐ろしい
おもいをして逃げ帰ったのに、そこに母を連れ出す行動は信じられないが
何としても母を助けたい一心なのだろう。助けられない事を宣告されても
尚、懇願し頼むスパイクが非常に切ない。そして母は一瞬で骸に・・・
スパイクは母の頭蓋骨をモニュメントの頂点に据える。
なんか詩的だ・・・
死を覚悟した母アイラが助けた赤ん坊の行く末は、
最後に現れた謎の男ジミーとスパイクが、どう関わって行くのか、
28分後は作られるのか?28秒後か?
タイトルなし
オープニングの感染者襲撃、最も過去作品っぽさを感じるシーケンスだったけれど前作から劣化している感じを受けて不安になった。また教会で神父さんが喜んで死んでいく姿を観て作品のテーマにも不安を感じた。
いよいよ本編が始まるけれど序盤で世界観に納得できなかったから、観るもの全て素直に入ってこない。
巨人が追ってくる姿はギャグっぽく、妊婦感染者が徘徊している姿を見た時に少し期待したが、母ちゃんが出産に立ち会って台無し。1作目の印象だと感染力が超強いってイメージなんだけど、あんなに血だらけになって本当に大丈夫なの?ずっと1人で逞しく生きていたドクターも客人がいなければ退場寸前の大ピンチだし。
当分の間、町に戻らない決意をした少年の姿を観て少し盛り返したところで終わりかなと思った直後に戦隊モノバトルが始まってゲンナリした。次回作は評判を調べてから観るか判断する。
大御所監督にコレを言ってしまうのは忍びないが才能を全く感じなかった。
混沌世界のロードムービー
個人的には、物足りない作品でした。
開演後、小一時間後にウトウト眠りに襲われました。
公開から時間は経過してるので、前作、前々作を視聴することもできました。
このシリーズは、オムニバス形式の映画だなと思いました。
毎回登場人物がほぼ全入れ替えなので、「続編」となるのは世界観だけで他は繋がりがほぼ皆無。バイオハザードやその他の続編ホラーはある程度シリーズ通して登場人物の続投や伏線の設定、回収行為が描写されていますが、このシリーズはほぼ無いと感じた。
それはある意味、途中から観ても困らない作風で観やすいかもしれません。
ですが、残念なのは物語の構成が、あまりにもご都合過ぎる展開が多かった。
①スパイクの初陣の上陸スパンと装備
②父親の不倫行為の目撃
③隔離地域内での妙に静かな現場描写のシーン
④感染者の出産
⑤ケルソン博士の「聖地」
⑥カルト集団の幕引き
以上、追って感想を記載いたします。
①上陸後の行動範囲や危機管理の甘さ、軽装過ぎる装備に違和感。あまりに、無謀だし楽観的過ぎるのに、門番の長老格は真面目で厳格。矛盾を感じざるを得なかった。
②父親が不倫をおっぱじめる場所まで、会場からかなり離れた感じが見て取れたのに、無理やりお酒飲んで酩酊したスパイクが、いともたやすく現場にたどり着き、まさに行為が始まる直前だったのが、強引さを感じた。
③母親とスパイクが上陸した後、平和で物静かな時間の見せ方に「現実感」が無かった。
普通に焚火で一夜明かすなんて考えられないし、また感染者が居ない平原は有るかもしれないが、あまりに無防備すぎる。
100歩譲って、スパイクはまだ無知な子供。母親は病上の意識混濁。……だとしても、大量の感染者に仲間を惨殺された兵士の危機意識が薄すぎる描写に違和感(結果として警戒するべき状況、感染妊婦者の絶叫と自分の発砲後に、周囲に対する警戒感が0になった。それはそれで新兵扱いで処理できるが、それはあまりにご都合的でB級ホラー)。
④出産は良いとして、出産まで大人しすぎる感染者母親(痛みや感情はすでに無いのでは。また、その妊婦には人間味が残っていたとしても、その描写の説明などが無いので違和感を感じるしかない。)、出産中の叫び声でアルファが来たのかもしれないが、アルファ以外の感染者出現が無さ過ぎた違和感。
⑤ケルソン博士は、あの場所(聖地と表現)で長期間生き延び、大量のモニュメントを造ったと思われたのに、アルファのいともたやすい襲撃。そんな簡単に襲撃受ける状況場所で、あのモニュメントは長期間保てないのでは。
⑥幕引き、アルファや大量の感染者の襲撃を経験したはずのスパイクが、弓矢程度で現地に留まり、堂々と魚を焼いているシーンにも、雰囲気のみの無理矢理感を感じ、そこからの「生き残っていた現地民」の描写がカルト過ぎる。
しかもそのリーダーが冒頭の神父の息子と思われるため、神聖感や復讐感は吹っ飛ばし、ただただ欲と怠惰に落ちたカルト集団の長に落ちた描写に唖然としました。
冒頭の神父とその息子の描写に何の意味も無かったのか、もしくは人間の愚かさを最後の最後に表したかったのか。
または、ただ続編を匂わせたかっただけなのか。
本作において、個人的に良かったのは、ありがちな新興宗教やカルト集団の物語にならなかった点。
ホラーほどのグロい表現やアクションも少なく、「出会いや旅立ち」を感じたので「ロードムービー」との見解をしました。
……続編を考えてるなら、配信ドラマでいいような……、カルト集団組織が物語の根幹を担うのは、安直な物語や宗教的表現が多くなりそうで、映画としては私はちょっと。
あと、28年後の後は、280年後か28世紀後とか、もうとんでもない世界移行になるような。
ウォーキング・デッドのようなドラマでなら許容範囲のお話かもしれません。
ガッカリ。
予告編から使われてた、カウント唱えてる歌の怖さはとても良く、裸の感染者もモザイク無しで登場させるシーンは、このご時世に良くぞここまでといった感じだったけど、それ以外は突っ込みどころ満載。
序盤でアルファが出てきた時点でヤバいとなってたのに、医者が居るならと子供が病気の
母親を連れて感染者の巣窟に出向くなんて無理すぎる。少し音を立てただけで全速力で追いかけてくるのに、危機感なくペラペラ喋りながら旅行かよと突っ込みたくなるくらい呑気に病気の母親と歩き回る息子。
そして都合良く助けに来るモブと医者。医者はどうやって1人で生き延びてこれたの?速攻で檻みたいなとこ破壊されて殺されかけてたよね笑 母親もスローローとはいえ感染者を余裕で倒したりしてるから、実は感染してるが変異しない、でも感染者と同じ力を持つ特異体質か何かかと思ったらただの癌でしたて笑 母親『分かってた、死にます』息子『おつかれ』みたいな流れもおかしいでしょ。何でそんな受け入れるの早いの?笑 両者共にもっと葛藤があるでしょ。母親を救うための旅だったんでしょ??
頭蓋骨のタワーも、急に炎が舞う唐突なファンタジー演出にびっくり
だし、あんな簡単に剥がれるのにどうやってあんな詰んだり登ったりするんだと。
それから、自分の失態で息子と妻が居なくなったのに、普通なら悩み苦悩するであろう夫の演出はラストにちょろっとだけと違和感ありすぎた。普通話の途中で探しに行くかどうかの葛藤とかあるだろうに…と思ったけど28週後も妻を置いて逃げて役職就いてリッチな生活してる風だったし、そんなもんなのかな笑
極めつけは感染者の出産を手伝う意味不明さ。感染者の手を握り腹から赤ん坊を取り上げるって笑 助産師かなんかだったの?急に母性溢れちゃったの?ずっと混乱してる母親が? そして、その赤ん坊が感染してないって何故分かる??
結局母親死んで赤ちゃん連れたまま感染者に一度も会わずに島に帰れて、黙ってまた引き返すって笑 12歳の男の子1人でどうやって生きてくつもりなの?まあ、そこも都合良く助けられるのだが、まさかの最初に逃げ延びた男の子が助けてくれて、そいつの正体がジミーだったというオチ。見た目ゴージャスなジャージ着たただのチンピラ、その仲間は戦隊ものの撮影でもやってんのかってくらいアクロバットに感染者倒していくっていう、何のこっちゃという展開で終わり。
そもそも、ジミーは出る予定じゃなかったと公式が言ってるので、思いつきでやらかした感じか。
というか、28週後の抗体を持っているかもしれない唯一の希望だった子供2人はどうなったんだと。完全に続編のある作りで終わったし、続編で語られるかもしれないけど、この内容では続編があっても全く期待出来ない。
本当にガッカリな作品でした。
タイトルなし(ネタバレ)
音楽がすごいよかった。
シーンに挿入される音楽のひとつひとつが非凡で常識はずれで、最高だった。
気になったのは安楽死のシーン。
あまりにもエモーショナルで賛美しすぎてる感があった。
個人的に安楽死を否定する気は全くないのだが、それをストーリーの中で語るには、プラス要素とマイナス要素を含め、フラットに観客に判断を委ねて欲しいと思った。
「安楽死っていいものでしょ?」と押し付けられてる感じが惜しかったのだ。
ラスト数分は最高でした。
ずっと父親が牧師の息子だと思ってたので・・・。いい意味で「あ!お前そこで出てくるの!?」と驚いたw
ずっとこれを見せてくれれば・・・。
28分後に限界
28日後はゾンビ系の映画としては、高速移動の元祖的な名作だった。
イギリスの街並みや陰鬱な音楽とあいまって独特の世界観があった。
そして人間が秘めた恐ろしさも見事に描き、考えさせられた。
28週後は概ねその世界観を踏襲した良作だった。
このシリーズは私の中でゾンビ系映画の最高峰だった。
そして、いつか28ヶ月後や28年後が作られる日が来るのだろうかと待っていた。
今回28年後が公開されると知ってもちろん期待に胸を膨らませた。
ただ、予告編の映像がなんだか今までと雰囲気が明らかに違うのが気になっていた。
そして映画館に足を運んだのだけれど、私にとっては残念な体験となった。
まず、グロい。
ゾンビ系映画は確かにグロいシーンはつきものだけど、恐怖はそれ以外のところで描くべき。
これでもかとグロいシーンが出てくるほどに気持ちが萎えていった。
恐怖というより気持ち悪かった。
そしてツッコミどころが満載で話に入り込めずどんどんテンションが下がっていった。
イギリス以外の国はウイルスを封じ込めて普通に生活しているのに、なぜイギリスで残された人達が放置されてるの?
島の中はある程度安全で独立した生活をしているのに、なぜ危険を犯して弓矢だけで少人数で本土に行くのか?
母親が死んでしまわないか心配しているのに、なぜあんな長距離を歩かせて危険なところへ連れて行くの?
なぜ母親も走って逃げられるの?なぜあんなにあっさりと母親の死を受け入れるの?
あんなに長い間逃げ延びたドクターがなぜあんなにあっさりやられるの?
28週後で免疫があるかもしれない子供達は結局どうなったのかフランスはどうやって克服したのか、何もわからない。
28週後の前には感染者はみんな餓死してしまったのに、今回の感染者はみんな人間サイズの進撃の巨人状態で暮らしている。
書ききれないほどの疑問。
続編で色々な謎が明かされるのか?
ホラー映画というよりなんだか趣味の悪いモンスターバイオレンス映画みたいだった。
こういう映画が好きな人もいるだろうし、こういう映画が作りたかったのなら28というシリーズでやってほしくなかった。
これまでとは全く別なシリーズだと思ったほうがいい。
高評価の方には申し訳ない。
見終わった後、本当に後味が悪かった。
ゾンビものではないかな
28年も経てばゾンビももはやゾンビではなく「そういう生き物」に落ち着いており、イギリスに残された人たちはそれぞれ環境に順応した生き方を確立している。そういう意味で、28日後28週後とは大きな隔たりがある。ゾンビものというよりアポカリプスもので、もともとそっちのほうが好きなので楽しめた。ていうか、28週後の最後で「やべー、キャリアがヨーロッパ本土に渡っちゃった」と思ったのはなんだったんだ
予想と違った。
シンプルにゾンビ物かと思ってたのに、後半からなにやら少年の成長物語みたいな展開に。
てゆーか、少年の行動にムカついて全然感情移入出来ず。
それと納得できない所が多い。
・危険を侵して島を出たのに、目的が食料や武器の発見ではなく廃墟をガサゴソ。
・28年も経っているのに世界の国々は何も対策は無いの?
・大群が居るのに弓矢の数、少なくね?
・元気な若者でも危険なのに、ヘタレな少年(その時は)が病気で記憶も飛び飛びの母親連れていくって無謀過ぎ。感染者に対する知識も何も無いのに。
・感染者の体液が体内に入るとマズイらしいけど、感染者から子供が産まれてその子が無感染者なのはちょっとなぁ。そもそもどうやって妊娠した?どうやって栄養を採っていた?ヤツらはお腹を守る行動はしなさそうでガンガンぶつけそうだけど?
・母親なんで急に怪力を出せたの?あの場面意味分からないんだけど。
・アルファは頭が良いから、干潮の時に大群を送り込んだり出来そうだけど?
・アルファを眠らせる事が出来るなら、寝てる隙に首を切り落とせば?
・癌と診断されていきなり死んじゃう(殺す)の?
・24時間監視の目があるのに、見つからずに赤ちゃん置いて戻るの無理じゃね?
・少年一人で生きていくのは無理。
・終盤に出てきた集団がパルクールしてて世界観ぶち壊し。
正直、まだまだ納得できない所はあるけどこのくらいで。
続編、観るのどうしようかなぁ?
「28週後...」の方が面白い。
以下ネタバレ
「ウォーキング・デッド」を全177話を見てるので
もう、ゾンビはいいかという気にはなりつつも、
「28週後...」は面白いアクション映画の印象があったため
「28年後...」も見とくか・・なテンションで鑑賞。
しかし「28年後...」は「28週後...」と
同じ英国を舞台にしているだけで
続編というよりは少しおとなしめな
スピンオフでした。
ブーツブーツブーツと煽ってくるものの
28年が経過した世界ならではの展開は特になく、
「28週後...」の時から、
英国以外の軍隊の装備が強化されているでもなく、
マッドマックス4のような圧倒される世界になっているわけでもなく、
弓矢装備で本土上陸して徒歩移動して
鹿の大群がいる様子を見る・・・サバイバルでした。
走ってくるゾンビは怖いけれど、
数で圧倒するような演出もなく、
「ウォーキング・デッド」を全話177話を見てない人は
楽しめるかもと思ったり、
どうやって組み上げたのか
謎の人骨タワーに少年登らせて夕陽を見せるまでの演出は
悪趣味だなと思いました。
鑑賞後、「28年後...」が3部作だと知り、
「ウォーキング・デッド」シリーズで見たことのないシーンがある
続編になるのかしら?・・・・と思ったりしました。
28年後...‼️
イヤな世の中だなぁ・・・‼️あの凶暴性のウイルスが蔓延してから28年も経ち、イギリスは完全隔離、非感染者はある島で集団生活してる‼️しかも時代に逆行しながら・・・‼️イギリス以外の国はウィルスの壊滅に成功し、スウェーデン人の青年は最新の銃器で武装、スマホなんか持ってる‼️主人公の息子はスマホやオンラインのことを全く理解できない‼️他国がイギリスに協力してやれよ!って感じ‼️別の映画みたいにアメリカなんかが核ミサイルで、一瞬で浄化しちゃいそうなんですけど・・・‼️イギリス本土は感染者天国になってて、頼りのレイフ・ファインズの医師はヨード塗りまくりで気味悪いし、犠牲者の頭蓋骨で慰霊の塔なんか建ててるし、動きがノロいトロルみたいな奴はミミズ喰ってるし、感染者が非感染者の赤ん坊出産してるし、ゴリラ男みたいな巨人が人間の首から頸椎ごともぎ取ってるし、お前はプレデターか⁉️ストーリーは面白いと思うんですが、生理的に受け付けない描写が多くて鑑賞するのが大変ツラかった‼️しかも続編ありそうだし・・・‼️
待たされた割に・・・・
前作、前々作ともに大好きで続編が作られると聞いた時は本当に嬉しかったです
CMでも何やら怪しいマスクをかぶった人物が出てきたりしてディストピアで唯一の安全違いを絶望が襲い来るのかとめちゃめちゃ楽しみにしてました
結果は何のために本土に行くのか分からない狩り
またしても出てきた父親のバカな行い
母子の命がけの旅
↑まぁここまでは良いです
でもそこからの意味不明なメメントモリのくだり
最後は特撮よろしくハードな音楽と共に登場してきたカラフルな戦闘集団
そして次回作へ・・・・・
無駄に感動要素をぶっこんで来たのが意味が分かりませんでした
私は母親の愛情を描かれると亡くなった母を思い出し問答無用で泣いてしまうんですが一滴も涙が出ませんでした
あれは何だったのでしょう・・・・
感動もしない感動要素を入れられたせいでつまらなくなった気がします
まぁ3部作との事なので2作目から良くなる事を期待します
28年、必要だった意味
名作「28日後…」から続くシリーズ。走るゾンビで有名になった。勿論、前2作を観てなくても分かる作りになってます。(僕も全然憶えてない💦)
ゾンビ映画は生死、しかも食われて仲間となるという究極の状況に置かれた中での人間ドラマが描かれてきている。
ゾンビ映画の元祖ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と世界的ヒット「ゾンビ」がいまだ名作として語られるのはそこが描かれているからこそであり、TVドラマ「ウォーキング・デッド」の大ヒットもそれがあるからこそだ。
この作品では究極の状況の中での少年の成長と旅立ちが細やかに描かれる。28年、という月日は、ゾンビ禍になった世界で生まれた子供を主人公にする為だったのか!
ジョージ・ロメロは走るゾンビを嫌っていたが、ドラマ重視のこの映画は正当な後継映画と言えるのでは?
余談ですが、続編があるなら、「28年と数日後…」となるのだろうか?😁
死とどう向き合うか
まさか28日後の新作が観られるとは思いもしなかった。しかも一作目と同じ、ボイル&ガーランドによる新作だ。
28日後ではゾンビでは無く、狂気の感染者という設定になっている。
土葬文化が主体の欧米で作られるゾンビ物だが、
火葬文化の日本ではイマイチ現実味がないだろう。
しかし現実に新型コロナが発生し、ロックダウンを経験した後だと身近なものに感じる様になってしまった。
この様なジャンルは今後さらにリアルになっていくことだろう。
本作ではよくある親しい人の感染などは無い。
親しい人は骨抜きでほぼ即死だ。
そんな描写や大量の感染者に襲われる様な内容を期待すると少し期待外れかもしれない。
吐血ブシャーもあまり無い。
だが前二作ですでにやっている事なので無くても良いだろう。
感染の恐怖というものは幾度とやっているし、現実にコロナで世界中の人が経験したことなのでその辺に重点を置かなかったことは良い判断だと思う。
その代わりに本作では死とどう向き合うかというのに重点を置いている。
本土へ行く事は儀式のようで初めての狩のようでもある。
狩りで仕留めた動物は苦しませずに息の根を止めるという。
癌を患った母親を安楽死させると言うのもこれ以上苦しませないための手段だろう。
生前が感染者であろうが死後は弔うという考えは、感染者であろうが苦しませずに仕留めると言う事なのかもしれない。
その教訓を得たスパイクは序盤では首や身体を狙って矢を放っていたが、終盤ではヘッドショットを決めている。
彼が感染者を「殺す」から「解放」へ意識が変化したのかもしれない。
今後親しい人が感染者になるかもしれない。そうした際にいかに苦しませずに仕留める覚悟を母親の死から学んだのだろう。
本作にはガーランドお得意のグロテスクなシーンもあるがボイルの映像美もあり、それらを中途半端では無く両極端にする事で全体的にメリハリがついている。
iPhoneを使ったチープなバレットタイムも色々と試そうとしていて面白い。
28日後や28週後はなんと無く低予算でインディーズな感じがしていたが、本作は予算が増えた事で映像や音楽はリッチになり、世界観はさらに広がり、28日後シリーズの質をこれまで以上に押し上げている。
更なる続編の公開まで指折り数えて待っていよう。
相違点を探さず本能で感じろ!
最初は銃や大量破壊兵器を使ってただ走ってくる感染者を殺害する。
時は流れ原始的に弓矢でピンポイントに狙いを定めて仕留める。数はそれほど多くはないけど速くて強い奴もいる。
追い込まれた小さな集落では細々とやっていくのが精一杯。
まだまだ未熟な若者が初めて自分たちの置かれた世界をリアルに感じ戸惑い悩むが母親の病気を治したい一心に危険な地域に再び向かって行く。
愛と死に真正面から向き合って生きる道を見出しこれからの戦いを期待させてくれる終わり方でした。
あれこれ意見はあるけどまずは続編を観てから評価したらええやん。
過去作を観ていなくても十分楽しめるし恐いシーンもあるし。
第1作がハマったならどうしても期待値が上がってしまうので、ここはフラットに頭を真っ白にして楽しみましょう。
グログロ
解説を読んで実はシリーズものなんだと知った。
だから最初からいきなりウィルスが蔓延する世界から始まったのね。
しかもイギリスだけ駆逐出来ずに取り残されたと。
ちょっとグロい場面も多かったけど、まぁ娯楽作品としてはそれなりに楽しめたかな。
ゾンビではなく狂暴化して知性を失っている人間であるという点で進撃の巨人がダブってしまったな。知性のある巨人も登場するし。
最後に調査兵団と出会ったエレンは巨人を駆逐できるのか興味深いですね
(そういう話ではない)
黙示録的世界
第一作目のダニー・ボイル監督が再び。パンデミックかり28年後、米軍は撤退し島国イギリスは完全封鎖され感染者だらけに。孤島のちいさな村で暮らす親子の物語。
ダニー・ボイル監督らしいスピーディな映像と音楽、悲しみと希望。
ゾンビ映画を求めていたらこれじゃない❗️だけどダニー・ボイル監督好きなら1作目との差異はあるけど楽しめると思う。
しかし、結構、ゴア描写が強烈で驚いた❗️
これはまた続編作る気満々な終わり方だな~
全67件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。