28年後...のレビュー・感想・評価
全217件中、21~40件目を表示
ウォーキングデッド化
ウォーキングデッドのキャロルのそっくりさんがいた。各地でコミュニティができてるさまはまるでドラマ、ウォーキングデッドの世界観。
28日後とはだいぶ異なる雰囲気になってるのね。
にしても、若干パパに同情した。
あんな世界線で生きてたら浮気のひとつやふたつ....多感なママ大好き男子には許せないか。
でも大切な息子にナイフつきつけられて、
家出られたらわたしなら耐えられないなあ。
単なるゾンビ映画というより、
どう生きるかを考えなさいという教訓映画。
にしても、レイフファインズはママの頭蓋骨持ってくるの、早すぎます。心の準備が...
メメント・モリ
アレックス・ガーランドプロデュースによるゾンビ映画「28日後・・」「28週後・・」に続く28シリーズの第三弾。ダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本のコンビは1作目以来のタッグ。実は前2作は観ておらず今回が初見だが、話は独立しているので問題はない。
それより問題なのはこの作品は3部作の1部ということが何もアナウンスされていないこと。ラストに急展開し続いてしまうのだ。完結すると思い観ていたので目が点になった。
人間を凶暴化させる謎のウィルスがロンドンで蔓延し、多くの死者を出してから28年後、一部の人間が本土から離れた孤島に逃れコミュニティを形成し身を潜めて生活している。
ある日ジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)は12歳の息子スパイクを連れて本土に渡る。それは大人になるための通過儀礼として、もはや人間ではなくなってしまった凶暴化した感染者を狩るというものだった。
中盤までの展開は定番のゾンビ映画プラスバイオハザード系のゲーム映画のようで既視感が否めない。ゾンビ的といえども死者ではなく感染者なので、人間が人間をゲームのように殺すというのは、上陸の時に被せられる過去の軍隊の歌と映像でも明らかだが、愚かな戦争の比喩だろう。
ただ、ダニー・ボイルとアレックス・ガーランドという鬼才2人のコンビとしては凡庸で物足りない。ところがスパイクが病気の母親を連れて再上陸するあたりから本領発揮。
本土で感染せずに生き延びている元医師のケルソン博士(レイフ・ファインズ)の登場から全く展開が変わるのだ。多くは書けないがキーワードは「メメント・モリ」、ラテン語の成句で「死を思え」「いつか死ぬということを忘れるな」といった意味だ。
物語は中盤以降哲学的な展開を見せ、そしてラスト近くスパイクは奇妙な集団と出くわす。
哲学的な展開をぶち壊すようなラストで面食らうのではないか。
しかし、2部に続くというのであれはこれからがこの監督脚本コンビの本領が発揮されるのではと楽しみ。
2部は製作済みで来年1月に公開される予定なので楽しみに待ちたい。
前半が凡庸なので評価は3.5とした。
頭蓋骨タワーには登りたくない😭
「28日後」「28週後」に続く3作目。1作目に続いてダニー・ボイル監督作品。この監督さんは、アカデミー作品賞の「スラムドッグ$ミリオネア」も撮っていますが、幅広い活躍ですね。1作目、2作目ともに内容を殆ど忘れていましたが、この作品鑑賞に支障ありませんでした。
少年(スパイク)の勇気に拍手です。演技も上手。病気の母を本土の医師のところまで連れて行こうとする勇気は買いますが…でも段々と頼もしくなってくるのが良かったです。
ケルソン医師が出てきた時は、「どっかで観た人やなぁ」と思いながら観ていましたが、「教皇選挙」のレイフ・ファインズさんと解りビックリです。ケルソン医師は、どうして頭蓋骨タワーを築きあげたのかしら?不気味ですよね。昔、出張でフランスに行った時に、カタコンブ・ド・パリを見学したことがありましたが、とても不気味でした。見学したことを後悔しました。映画の頭蓋骨タワーのシーンで、嫌な思い出がよみがえりました。
感染者が、子供を出産するシーンでは「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)の似たようなシーンを思い出しました。
続編もあるようですが、次の展開が楽しみです。
『28年後…』レビュー|経営者として考える“再生”と“変化への適応”
映画『28年後…』(原題:28 Years Later)は、社会の崩壊から再建までの長い時間を経て、人類がどのように生き直すのかを描いた作品だ。前作『28日後…』『28週後…』から受け継がれた絶望的な世界観の中に、人間の本質、組織、信頼、進化といった深いテーマが内包されている。
経営者としてこの映画を観たときにまず感じたのは、「変化に取り残される者の末路」だ。感染症によって社会が崩壊したあと、価値観もシステムも一新される。旧来の“常識”や“ルール”は通用しない。これはまさに、現代のビジネスにも通じる。特にIT業界では、数年どころか数ヶ月で常識が変わるスピード感がある。だからこそ、ITスクールなどを通じて、常に学び直す姿勢が必要なのだと痛感する。
本作に登場する人物たちは、過去の栄光やルールにすがっても生き残れない。むしろ、“何を捨てるか”“新しい武器をどう手に入れるか”を選択した者が次の社会でリーダーシップを握る。これは経営の現場でもまったく同じ構図だ。新卒時代のスキルや人脈だけでは、継続的に組織を成長させることはできない。常に時代に応じてスキルをアップデートし、再定義しなければならない。
また、『28年後…』では人と人の「信頼」が最終的な生存の鍵になる。この点も経営に通じる。テクノロジーが発展しても、人が動くのは“信頼する人”の言葉であり、その土台がない組織は脆い。
28年という歳月の中で、人類は何度も絶望と再出発を繰り返す。本作はただの終末SFではない。“壊れた世界”からいかに価値を創造し直すか、そして次の世代に何を遺すのか。経営者としてこの問いに真摯に向き合うきっかけをくれる作品だ。ITスクールなどで学ぶ技術も、結局は「人の未来」を創るためにあるのだと再認識させられる。
ジミーの生い立ちの方が気になる。
あらすじ
パンデミックから28年。
干潮の時にだけイギリス本土と陸続きになる島にコミュニティを築く人々がいた。
その島に生まれ育った少年スパイクは、父と初めて本土に上陸した際に火が焚かれている地区を目撃する。
島に戻った夜、その火は島にはいない医者によるものだと言うことを知る。父の不倫を目撃したスパイクは
翌朝、病に悩む母を連れ医者を目指して旅立つのだった。
28日後の世界を下敷きに描いた少年の成長譚。
ベースのシナリオは父からの独立、旅を通じた成長、母との別れ、師からの教えとオーソドックスな成長譚。
これらをしっとりした演出でまとめてくれるだけでよかった。
世界観を壊すようなゾンビの種類分け(スローローやアルファの存在に意味は無い。通常のゾンビで代替可)や、
弓矢の戦闘描写(どこの世界に頭や胴体をぶち抜ける矢があるか)をストーリー都合だけで取り入れているのは興醒め。
ケルソン医師の髑髏の塔にしても存在意義は薄い。(語られた様に追悼の意味なら、火葬せずにキリスト教的に普通に埋葬でいい。感染症なので復活も無い)
最後に登場した成長したジミーも違和感MAX、でもワクワク度もMAX。
むしろジミーがどうやってあんな風に成長したのかの方が、スパイクの行く末より気になるぞ。
と思ったら、続編の構想があるそうだ。製作されることを祈る。
なんですかこれ?
ありきたりなゾンビ映画になっちゃった
28日後、28周後とシリーズ見てきましたが、
待望の続編でワクワクしながら映画館で見ました。
見終わった感想は「うーん…」
今までのシリーズの繋がりはあまりなく、ただ
ビックリさせる系。話もチグハグ。裸族のゾンビが出てきて、あの今までの独特な怖さはあまり無い。唯一ドキっとしたのは吊るされたゾンビくらいかな。最後にポップな感じに仮面ライダーみたいな
グループが出てきて‥ゾンビ倒して続編があるような終わり方でした。
やはり映画は1.2作が面白くて3作辺りから雲行きが怪しくなりますね。何年も待ってこの出来は正直残念です。
ゾンビ映画の概念とは・・
先日観賞した「罪人たち」のヴアンパイア物もそうですが、今作品を観て「ゾンビ物」もまだまだあらたな視点で描ける題材なんだな、とつくづく思いました。
私個人のこれまでのゾンビ映画の印象は、おおまかに言えば、死んだ人間が生きている人間を襲ってくる中で、人々がどのようにして生き延びるか?というのをあれこれ手を変え品を変え描くものですが、近年は既に生き残った人間がコミュニティーを形成し、ゾンビの脅威にどのように立ち向かうか、と「消極的」サバイバルではなく「積極的」サバイバルとなっている印象があり、本作品もその近年の傾向に漏れない内容になっております。
これに加え、生き残った人間が「ゾンビ」要因ではない「死」の事実に直面し、それに対してどう向かい合い、対処するか、と、改めて「死」に対する熟慮を求められます。つまり、方やゾンビが溢れている世界で命がいとも簡単にどんどん消費されていく中で、人の「死」というものをもう一度じっくりと考えさせられるのです。
物語の中盤、元医師によって積み上げられた骸骨の山を目の前にして、医師が語る言葉、少年の行動になぜか胸が打たれました。「ゾンビ映画」なのに死生観を問うてくるこの作品は、数多ある派生作品とは一線を画するものでした。
ゾンビ映画を通して少年の自立を描いた作品
28日後…から始まったゾンビ映画シリーズの最新作。
シリーズものだが、今作は三部作構成の第1章に位置付けられているので、ここから見始めても全く問題無い。
ゾンビ映画苦手な人でもグロ描写はあるが、暗いシーンや過度なジャンプスケアは少なめなので鑑賞可能。
話題になっているiPhoneによる撮影方法や、演出とカメラワークは個人的に好む部分が多かった。
スコットランドの美しい景色の中にポツポツと映し出されるゾンビのシルエット。隔離された島から本土へ渡る満潮の時しか現れない一本道。
ポストアポカリプスものとして良くある荒廃した街並みが舞台では無く、大自然の中でのゾンビサバイバルという部分がホラージャンルに映像美を足す良いアクセントになっていた。
ストーリーとしては12歳の少年が母の病を治す為に医者を探して旅をすると言うロードムービーがメインで、その旅の中でこの世界の残酷さやカルト的な考え方に触れることで、内面的に自立していく様を描いている。
ラストでの彼の自立を表情の変化で納得させる演技は見事で、彼の今後の成長を見届けて行きたい。早く続編を観たいと思わされた。
今作のメインテーマである“メメント・モリ”や、ゾンビの強化個体アルファの存在、ゾンビの出産など興味深い設定が多く非常に満足度が高かった。
三部作の導入として素晴らしい出来だったと思う。
これは…
ダニー・ボイルが監督したサバイバルホラー
ただのゾンビ映画ではない
何だかんだ言っても「どうせゾンビ映画でしょ」と思っていたら、大間違いでした。子どもの成長を丁寧に描いた、味わい深い作品です。
また、映像と音響も素晴らしく、特に映像は印象的でした。自然の描写が美しく、画面の切り替え方にも工夫が感じられます。あらためて「映画は映像が大事だ」と、久しぶりに実感させられました。
追記
レイフ・ファインズが出演していることを知らなかったので、登場した時には、なぜだか少し得した気がしました。
memento mori
「28日後…」「28週後…」を鑑賞して遅れながら新作を鑑賞。
前作、前々作はゴリゴリのパニックものでしたが今作はどうなる?と思いましたが、テイストは違う感じになっていながらめちゃくちゃグッとくるものになっていて感動しました。
前作のようなヘリコプター大回転のような派手な見せ場は無いものの、感染者の個体と集団での恐怖の見せ方は過去一だったなと思いました。
鈍い感染者でも油断ならないですし、アルファは俊敏なのが強くていかついですし、冒頭での自宅が殺戮の現場になる恐怖も描かれていてゾッとしました。
それに対して矢で射抜くシーンが一発バチっと決まるシーンはかなりスタイリッシュで惚れ惚れしました。
感染者が殺す時のアクションも脊髄引っこ抜きとかいうギャグなはずの絵面を真面目にやることによって狂気になっていたのも好きでした。
全体的な絵作りも綺麗に仕上がっていてその映像美と臨場感に圧倒されっぱなしでした。
今作はゾンビものという立ち位置よりかは少年・スパイクの成長譚として描かれており、広大な自然と同時に荒廃した世界を映しているのでジュブナイルものとしても良さを発揮していますし、少年が世界を知って一歩踏み出していくという力強さを感じられます。
強さを教えたいがあまりに押し付けになってしまっている父のジェイミーとの接し方によって徐々に自分が何者なのかを掴んでいくのがとても良いですし、病気を患ってるがために放心状態になっている母のアイラと共に医者の元へ向かうというのも、スパイクの決断でしっかり動いていたりしてとても良い子だ…!と何度思わされたことか。
途中で出会った兵士とも円滑にコミュニケーションを取ったり、途中で感染者の出産を見たりと衝撃的な絵面もあったりしますが、全てがスパイクの成長に繋がっているもんですから大したもんです。
医者の元についてからの弔いもこれまた素敵なものに仕上がっており、旅の途中で出会ったもの、ずっと連れ添ってきたものと、スパイクの価値観が反映されているようなシーンがとても美しかったです。
あんだけ壮大に感動させて終わっておいて最後の最後にヒャッハー!するのは景気が良すぎます。
次回作では彼ら彼女らが関わってきて、スパイクの更なる成長に携わってくれるのかな?と思うとワクワクが止まりません。
一風変わったゾンビものも突き詰めていけばあらゆるジャンルを巻き込んだ大作になるんだなと思いました。
是非とも続きを!そして現地に行ってみたい…。
海外への聖地巡礼を行いたいよ…。
鑑賞日 7/6
鑑賞時間 21:25〜23:35
感染者の怖さを表現しつつ、現実だったらこんな感じなのかな...とい...
ボルトも真っ青
ゾンビは早歩きで逃げられるが、これは全力疾走でも無理です。しかも、ゾンビは噛むだけ。これは、唖然となる程の惨たらしさ。怪獣映画で初めて人間を食べたガイラを観て以来の衝撃でした。
あの赤ちゃん、次作の主人公の予感が。
アーサーと円卓の騎士
思ったより集中できた!👍
A304 見ている方の期待が上がると
2025年公開
前2作ってもっと面白かったよなー、と思ってしまう。
ワタシなんぞ浅はかなので
別に哲学的なものは入れんでいいんでね?
大人の階段登る君はまだ♪とか
千のかーぜーに 千のかーぜにのーって♪とかは
要るの?
もっとバンバンいけー
俺はお母ちゃんを助けるんや!こいつも浅はかやなあ。
だいたい赤ん坊が罹患していない、ってどうしてわかるんや?
赤ちゃんがゾンビやったのもあるやん!
俺は奴らの嫌いな汁を塗ってるから大丈夫って安直やなあ
こんなグダグダで終わらせるつもりか?
え?終わらせるつもりはないって?
あーそうですか
60点
鑑賞 2025年7月8日 MOVIX京都
配給 SONY
全217件中、21~40件目を表示