「ゾンビの惑星」28年後... 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビの惑星
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この映画はゾンビ映画ではなくて、レイジ・ウィルスに感染した人間と
その進化形であって、ゾンビとは別物とのことです。
単純に思ったのは、こんな未来は考えたくもないし、
起こってほしくないし、眼を背けたい。
しかしけっこう奥深い映画でした。
あり得るのだろうか?
こんな未来が!!
イギリスだけが、見捨てられた。
(これはダニー・ボイル監督、そして脚本のアレックス・ガーランド、
2人ともイギリス人だから、書ける設定)
(身内だから許される)
進化した形態で、ウスノロでなくて、なんでしたっけ?
(スローロー?)
あれにはなりたくないです‼️特に。
ケルソン博士(レイフ・ファインズ)は、差し詰め、
一人ぼっちの「地獄の黙示録」かな?
レイフ・ファインズは出て来るだけで、格調高くなりますから、
名優とはすごい存在です。
スパークが母親アイラの死を受け入れる過程が、一番の軸になり、
それを導くのがケルソン博士。
永遠の命などない、
人は死ぬのです。
ラストをみると、父親ジェイミーの教育、
最初は島を渡り本土に行った目的が、スパークに人間ではなくなった
者たちを殺すことを教える・・・
耐えがたく残酷に思えたけれど、
これが本当の親心、
本当の優しさだったのですね。
本土に母親アイラと渡り、進化した人間のようなものが、
出産して、
それを取り上げるアイラ。
赤ちゃんには感染してなかった。
赤ちゃんは文句なく気高い存在。
その子の血は、血清になるかもしれないし、
化け物の進化を良い方向へ導くのかもしれない。
(救世主かな?)
この映画は序章・・・
そう思える終わり方でした。
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