沈黙の艦隊 北極海大海戦のレビュー・感想・評価
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戦闘と平和と鯨と
戦はなければ平和は得られないのだろうか?
いかんいかん、映画のレビューだったのだ
平和のために海原に飛び出した「やまと」
それを巡るさまざまな政治家や国
いずれ世界を巻き込んでいくのでしょうね
それにしても驚きの発想と展開に度肝を抜かされます
平和へのアプローチもそうですが戦闘も圧巻です
すぐさまこの続きを見たくなるのです
にしても世界のリーダー! アメリカ大統領の分かるようで勝手な意見なのだな〜と
テロリストと決めたから攻撃するとか
侵略者だから撃沈するとか
腕力で徹底的に優っているところをまざまざと見せ付けないと言うことを聞かないガキ大将的な感じが非常に面白い
それに出てくる空母が歴代の大統領ばかりなのもパンチがあって良いですね〜
日本政府も緊迫して面白い
『シン・ゴジラ』の時も思ったのですが、国はもっと柔軟に目の前の事に即座に対処していただきたいものです
楽しく見れました。今だからこのスケールで作れた作品
平和のためには圧倒的な力が必要という矛盾
世界を揺さぶるやまと
■ 作品情報
監督は吉野耕平。原作はかわぐちかいじの「沈黙の艦隊」。脚本は髙井光。主要キャストは大沢たかお、上戸彩、津田健次郎、中村蒼、松岡広大、前原滉、渡邊圭祐、風吹ジュン、笹野高史、江口洋介など。
■ ストーリー
原子力潜水艦「やまと」を奪い、独立国「やまと」の建国を世界に宣言した海江田四郎は、東京湾海戦で米第7艦隊を圧倒し、国連総会出席のためニューヨークへ針路をとっていた。しかし、アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡に差し掛かった時、ベネット大統領が送り込んだアメリカの最新鋭原潜が追撃を開始。流氷が浮かぶ極寒の北極海で、〈やまと〉にとって最大の難局となる激しい潜水艦バトルが繰り広げられる。時を同じくして日本では、〈やまと〉支持を表明する竹上首相を中心に衆議院解散総選挙が実施され、国内政治もまた大きな渦に巻き込まれていく。海江田は、北極海での死線を乗り越え、世界の運命を揺るがすことができるのか。
■ 感想
前作、配信ドラマと追いかけてきて、期待を高めて臨んだ本作。その期待にしっかりと応えてくれる、すばらしい作品に仕上がっています。冒頭で前作までの経緯がさらりと提示され、物語はすぐに「やまと」の戦いと国内の政治劇という二つの軸で展開していきます。どちらの戦いも実に濃密で、片時も目が離せません。
特に印象深いのは、海江田四郎が魅せる潜水艦戦です。北極海での魚雷戦、そしてニューヨーク沖での静かな心理戦と、彼は戦力、地形、そして状況を正確に読み切り、常に冷静沈着な判断を下します。その巧みな操艦は、まさに芸術の域に達していると言えるでしょう。海江田の姿は恐ろしいほどに研ぎ澄まされ、同時に底知れないかっこよさを感じさせます。彼の決断一つ一つが、日本だけでなくアメリカ、そして世界の国々を動かす大きなうねりとなっていく様子には、深く心を揺さぶられます。
静かなる潜水艦バトルが、これほどまでに緻密で、ここまでの緊迫感を生むという驚きは、前作ですでに感じています。しかし、本作はそれ以上です。アメリカの2隻の原子力潜水艦の見事なコンビネーションとその裏にある兄弟の絆、米軍艦隊相手に1発の魚雷も撃たないやまとが促した大統領の翻意など、戦いの裏にある人物の心情がしっかりと描かれ、奥行きを与えています。
それにしても、やまとは世界をどのように変えていくのでしょうか。観終わった後、その余韻に浸りながらも、続きが気になってしかたがありません。単なるアクション映画にとどまらず、平和について深く考えさせる重いテーマを感じさせる作品です。
若い人や女性も楽しめる映画
非武装も有りかなぁと
フィクションとしても相当な作り込み具合だった 潜水艦バトルとしての...
戦闘シーンは迫力ありますが疑問点がいろいろ・・
映画前作は見ていますが続きのドラマは未見で原作漫画は途中までしか読んでない・・
戦闘場面そのものはとても迫力ありますがいろいろ疑問点があって、そんなに簡単に投降する?とか日本の政治家はどうやって戦闘場所がわかってそこにたどり着いたとか?、副題の場所そこ?とか・・
そもそも敵の包囲下でそんなに簡単に脱出できるのかなとか感じました。
話変わって安全保障に現実の国民はどれだけ関心あるんでしょうか?
原作漫画開始期は、まだ旧ソ連が存在し冷戦下で全面核戦争の脅威があった時代かつバブル期で明日は今日より明るいと国民が信じていた時代のお話。
現実として、日々の暮らしに追われ国の先行きは暗いと思っている国民が多い中で、映画みたいに安全保障に興味を示すかなあ?。
古い作品を現在に置き換えて作るのはなかなか大変だな、と思ったりします。
配信で良かったような気がします
戦闘シーンが良い
映像もドラマも惹き込まれます
いやいやいやバカですよ国民は
日米が共同開発し、独立国「やまと」を宣言したチート原子力潜水艦と、それに煽られ衆議院解散総選挙へという流れになった日本、そして「やまと」と対峙する米海軍の話。
前作のダイジェストから始まり、ベーリング海峡から北極海を航行しNYを目指すやまと…と進行するストーリー。
相変わらず原作未読、配信ドラマ未鑑賞で鑑賞したけれど、前作よりは言っていることやっていることは理解できるし、戦闘もなかなか見応えがある感じ。
ただ、ノーマン・ベイツってネーミング、マジですか!?からの、ジョンはなんでそんな盲目的で?だったり、なんで近くにいてすぐに行動に移らない?だったりand more…と疑問に思うところも…。
原作ファンにはそうではないのかも知れないけれど、そんな思い入れもないキャラに泣きの回想シーン入れられてもとか、落ち着いた印象を与えたいのか知らんが、相変わらずゆっくりで緊迫感の無い話し方しかしない主人公だったりと妙にタルさを感じるシーンも。
やまとの立ち位置も、日本のテロリストなのか独立国家なのかと中途半端な感じもするし、そんなに簡単にアメリカがそんな選択を?と端折った感もあってもう一歩というところかな。
多くの人にも見てほしい。今の大学生は、この荒唐無稽な平和案にどう感じるのだろう。
まず、アマプラでやるから見なくてもいいなんて思わないでください。やっぱり、映画はいいですね。また、前作を見てなくても大丈夫です。あとで前作をアマプラで見れば十分追いつけます。ある程度この映画内でストーリーがまとまっていますのでご心配なく。原作を知っている方、、、ネタバレで見るのはオチ(というか、トリックというか)が分かっているのでちと退屈かも。それでも、サクサク進むので楽しめるはず。
かつて大学生だった私は、部室にあった原作を日付が変わっても独り残って読んでいました。世界平和を意識し、日本の政治の不甲斐なさを感じた年頃には衝撃的内容でした。映画は、簡単に分けると戦闘パートと政治パートに分かれるのですが、政治パートは、できれば鼻で笑わないでほしい。おいおい、現実はそんなんじゃないよなんて思わないでほしい。津田健次郎じゃないけど、つっこまずに理想を理想として感じて映画を見てほしい。正直、高校生ではこの映画はむつかしいんじゃないかなと思う。はまると、今後の人生、間違った方向に行きかねない。大学生くらいで、かわぐちかいじに出会って、でもデートやバイトに忙しくアタマの片隅に追いやられてしまうほうが健全じゃないかな。毒にも薬にもならないけど、視野を広げ、考え方の選択を広げたという意味で原作はよかったと思っています。この映画は、もともとメッセージ性が強い原作に愛を持った人たちが、メッセージを込めて作ったんじゃないかと思っています。この映画には、面白くしてやろう!とか、サブマリン物はハズレなしだから成功するぜ!とかが感じられません。役者の人たちも、製作意図を理解しそれを飲み込んで、出演しているんじゃないかな。登場人物全員に信念があって、悪い人が一人もいないのです。かつ、行動がぶれないのです。
配給会社さんには悪いけれど、私には、もう一度見たいという映画ではなく、過去の自分と対峙することも含めてしばらく頭の中で反芻する映画でした。
なんで、戦争がない世界ってまだ、実現できないんでしょうね。
北極海での頭脳戦
沈黙の艦隊シリーズの映画第2作
日本政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国やまと建国を世界に宣言した海江田四郎は、卓越した操舵で数々の海戦を潜り抜け、国連総会へ出席するためニューヨークへ向かった。アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡を通過し、北極海に入ったやまとの背後に、ベネット米大統領が送り込んだアメリカの最新鋭原潜が迫り、流氷が浮かぶ極寒の海で潜水艦同士のバトルが始まった。一方、日本ではやまと支持を表明する竹上首相により、民意を問うための衆議院解散総選挙が実施され・・・さてどうなる、という話。
さらっとこれまでの流れは映像で見せてくれるが、出来たら前作を鑑賞しておいた方が良いです。
北極海の氷の隙間を通過したり、米潜水艦とのバトルシーンは緊張感があってなかなか面白かった。ベイツ兄弟との頭脳戦が本作のハイライトだと感じた。
ニューヨークに近づき、米空母など多くの軍艦やヘリに囲まれて一発も反撃せず米大統領に攻撃を中止させたのは凄かった。
しかし、海江田の操舵がいくら的確でも、あれだけ魚雷を撃たれて一発も当たらなかったのは不思議すぎた。
海江田役の大沢たかおは冷静で貫禄あったし、上戸彩は英語のセリフも頑張っててよかった。
今回は津田健次郎が主役並みに動き回って頑張ってたのが印象に残った。
ちょっとご都合過ぎの部分は有ったが、そこそこ面白かった。
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