沈黙の艦隊 北極海大海戦のレビュー・感想・評価
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大画面でみて正解
前作やドラマ版はアマプラで見ていて、北極海やNY沖の戦闘は劇場でみたいと思っていた。いやほんと大満足です。
戦闘以外でも大滝議員の登場から話がぐっと面白くなっていく。
原作が1990年頃の世界情勢をベースにしているので今の若い人には違和感があるだろうけど、当時といまの情勢の違いを確認してから鑑賞すれば面白さが絶対に分かると思う。
今の時代にとっても平和に近づくヒントにはなっているはずだ。
あと、潜水艦や魚雷の知識がないと戦闘時の駆け引きの意味がわからず面白さ半減なので最低限、魚雷にはスクリューの音紋を追尾する設定と事前に設定した軌道で進む設定があることは知っておいてほしい。事前設定した軌道で進む場合は何m先で爆発するか設定したり、金属の磁界に反応して爆発する設定にしたりする。
自分の魚雷でも2000m(2km)以内で爆発すると自艦もダメージを受ける。なので距離が近いと魚雷を撃てない。また、魚雷発射から一定距離は相手艦に当たっても爆発しない設定にしたりする。
海江田は相手の魚雷設定をまるで読心術のように全部読み切って攻撃をくぐり抜けていて、それが米兵とかにどんな感情を植え付けているか想像できると、このシリーズがぐっと理解できると思うよ。
いやー、面白かった。
いやー、面白かった。超高性能・原子力潜水艦同士の息詰まるような北極海大海戦。見応えあります。主演の大沢たかおがともかく良いね。かわぐちかいじの原作の海江田四郎がそのまま実写になったような迫力。やっぱり配信動画より、映画がよい。映像も迫力ありました。
原作漫画は連載時に途中まで読んでいて、6年くらい前に、全巻大人買いしたけど、まだそれは第1巻しか読んでない。映画は原作からかなり時代を経ているので、当時と世相もかわったし、それに併せて劇場版は内容も改変されていて、原作での核兵器に対する人類への問いかけというテーマは薄れているが、もともと骨董無形なエンタメ。時代への意識も違う中、私は面白かったです。原作本を最後までは読み込んでないので、余計、映画自体を楽しめました。全編終了してから、原作漫画は読もうと思います。★の評価は4.0。
潜水艦映画に外れなし?
原作は30年以上前に読んだんだったか・・・
今となっては、カビが生えたような世界観?
ウクライナ-ロシア紛争など、地上のドンパチで潜水艦にできることなど、ほとんどない。
また、アメリカが本気を出せば、潜水艦の1隻ぐらい撃沈するのも訳なかろう。
民間のヘリが容易に近づける状況がね・・・
(原作にもあったんだったか?)
マスコミ関連(上戸彩?)のシーンは全カットで良かった。
原作を読んでいる時には、元ネタが「紫電改の鷹」とは気付かなかった、北極海海戦・・・
結構、手に汗を握ったものだが、映像的に騒ぐほど面白味がなかったような。
全体として半分以上、目を開けている必要のない、説明映像のような作品だった。
(一応、寝ないで音声だけは聞いていた)
ラストは、もうちょっとカッコよくならなかったのか?
実際には満身創痍になっていて、とても世界の紛争の抑止力に足り得る存在に思えなかったのだが。
今後、どこで整備、修理、休息するつもりなのか。
月月火水木金金が永遠に続くような、ほぼ、男だけの機械・装置に囲まれた国家など、映画の中の議員の話ではないが、正に絵空事。
口直しに原作を読み返そう・・・
2020年代の軍事と平和を考えさせられる
かわぐちかいじ氏が「沈黙の艦隊」をモーニングに連載時の90年代には、単なる空想物の政治軍事物語だと思っていたが、この時代に映像化されるにあたって、ある意味今の世の中を考えさせらるきっかけになった。
多くの人が荒唐無稽に感じているこの物語の設定、たとえば政治と軍事の分離と、軍事力をもとにした平和の考え方は、このような空想物でしか成り立たないはず。だが、今の時代のロシア、ヨーロッパ、中国、アメリカなどの複数の国家が緊張感をもって対峙する状況がリアルであればあるほど、「やまと」や自衛隊のような軍事と政治の複雑さを反映した戦闘シーンは、ありえなくはないように見えてくる。それは90年代よりもより確実に2020年代が「危機」に面しているという実感のせいかもしれない。
その意味では、米国の論理をごり押しするベネット大統領はわかりやすいが、やまとに振り回される日本政府の面々のほうが、より今の時代を反映しているように見えてくる。その意味では強い政治家よりは人間的な政治家のキャストが魅力的に見えた。
映画としてはやまとの戦闘シーンがもちろん秀逸だが、大沢たかおが演じる海江田艦長は、軍人を超えて、政治家、哲学者、宗教指導者にさえ見える。だがこの映画を見る際は、海江田を理解をするよりは、振り回される方が良いのだろう。そうやって揺さぶられることに意義があるのだから。
深海の攻防は、まるで総裁選の如く
前作よりも、物語としての完成度と緊張感が格段に増した。潜水艦の攻防戦はスケールも音響も迫力を増し、観る者を一気に深海の闇へと引きずり込む。
そしてその奥に潜むのは、“国家とは何か”“リーダーとは誰か”という根源的な問いだ。
潜水艦の戦闘シーンは圧巻だ。
音ひとつで生死が分かれる極限の世界。
一発の魚雷に込められた決断の重みが、現代の政治判断にも重なって見える。
誰が舵を取り、どこへ向かうのか――その問いは海の底だけでなく、今の日本にも突きつけられている。
“沈黙”の名の通り、この映画は声高に主張しない。
だが、観る者の心には確かに響く。
「真のリーダーとは何か」「国家とは何を守るべきか」。
海江田の沈黙は、私たちにその答えを考えさせるための“問い”なのだ。
夏川結衣がカッコいい。
沈没の歓待‼️❓テロリストのパラソル‼️❓
サブマリナーの男臭さ
沈黙の艦隊自体、世界を変えるというキャプテン海江田の情熱、理想を中心にそれを巡る男の物語
(ラスト以外、原作に女性は登場しない)
彼を心酔するサブマリナー達の男臭さとオイルの匂い。日本のみならず、アメリカの政治家の国家、世界を憂う気持ちとその裏にある計算打算、魑魅魍魎としてドロドロとした人間模様。権力を求め止まない人間の心の闇
そんな人間臭さが原作の真骨頂
もちろん、男だけでは映画は作れない。興行収入も計算しながらの作品になるのは理解する。それでも政治家含めてキャスティングがイマイチなのと(鏡水会の大滝役は◎)、北極海対戦という割にはベイツ兄弟との対戦の描写があっさりで拍子抜け。後半の北大西洋艦隊との激突なんかはビックリするくらい浅い笑
凡庸になっちゃって、少し残念
モーツァルトからストラヴィンスキーへ
予備知識は必須です! 潜水艦戦ならではの“音”を頼りにした心理戦に...
やまと 強すぎ
2003「沈黙の艦隊」の続編
潜水艦は飛ぶ
リアルタイムで原作は読んでいたが、何故かラストの記憶が明確では無い
国連へ着くの?着かないの?
未見の方とほぼ同じ感覚です
沖縄海戦、東京湾海戦、北極海海戦、ニューヨーク港沖海戦と大きな四つの潜水艦戦があり中でも北極海海戦は屈指の名海戦なのだが、意外と淡白に短く終わってしまった
原作はもっと緻密で大胆な戦略が繰り広げられたような記憶があるが、とても残念で減点ポイントですね
正直ニューヨーク港沖海戦は次回に持って行くものと思ってました
米海軍戦艦とヤマトの対峙する姿で次回へが最高のシナリオと思っていました
海江田艦長の最後の台詞「グッドモーニング、ニューヨーク」はコレでシリーズ終わりなの?と思ってしまいましたがどうなんでしょうか
あと原作どおりだと尺が足りないので、「とんでも映画オリジナル」があるのでは無いかと思われます
全くの初見でも楽しめました。
実はこの映画を見るまで、漫画でも前作(TVシリーズ)も見ていなかった作品でした。 もちろん前作の展開のある数分は、他の映画のシリーズ作品以上に説明的で、それ故、初見の自分には余計に「ちんぷんかんぷん」な状態でした。 それでも、この作品の表現する緊迫感映像の威力は、しっかり伝わったので、本作品には新展開だけを見ても、十分に楽しめたと思いました。 音響と映像から映画の転換がとても切れ目なく、途中で飽きる部分が(ほとんど)なかったと思います。 併せて、英語の部分の内容はもちろん日本人、多言語下でもしっくりくるわかりやすい内容だったと思いますので、英語のちょっとした学習にもいいかもしれません(笑)
最後のキャプションで「防衛省・海上自衛隊」 が思いっきり入っていることは、結構なぜか笑える部分であり、リスペクトする部分があっていいです。 Adoさんの歌も思っていた以上に、しっくり感情が入っていきました。
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