沈黙の艦隊 北極海大海戦のレビュー・感想・評価
全369件中、101~120件目を表示
スクリーンXが、なんだかなー
良い作品に仕上がっていますが、スクリーンの両サイドが、ボカかされてて つまらない
もっとリアルな潜水艦の内部が見たかった
3回見ましたが、ちょっと残念でした
潜水艦映画に外れなし?
原作は30年以上前に読んだんだったか・・・
今となっては、カビが生えたような世界観?
ウクライナ-ロシア紛争など、地上のドンパチで潜水艦にできることなど、ほとんどない。
また、アメリカが本気を出せば、潜水艦の1隻ぐらい撃沈するのも訳なかろう。
民間のヘリが容易に近づける状況がね・・・
(原作にもあったんだったか?)
マスコミ関連(上戸彩?)のシーンは全カットで良かった。
原作を読んでいる時には、元ネタが「紫電改の鷹」とは気付かなかった、北極海海戦・・・
結構、手に汗を握ったものだが、映像的に騒ぐほど面白味がなかったような。
全体として半分以上、目を開けている必要のない、説明映像のような作品だった。
(一応、寝ないで音声だけは聞いていた)
ラストは、もうちょっとカッコよくならなかったのか?
実際には満身創痍になっていて、とても世界の紛争の抑止力に足り得る存在に思えなかったのだが。
今後、どこで整備、修理、休息するつもりなのか。
月月火水木金金が永遠に続くような、ほぼ、男だけの機械・装置に囲まれた国家など、映画の中の議員の話ではないが、正に絵空事。
口直しに原作を読み返そう・・・
迫力があり手に汗握る
テレビ放送を観て続きが気になり観てきました。映像に迫力があり、緊迫した氷下での潜水艦戦は見応えがありました。大沢たかおさんの演技も良かったと思います。
ここからはマイナスポイント。
やまとの優れた操舵や戦術があったにせよ、魚雷が全く当たらず無双状態だったのは、ちょっとやりすぎな気がしました。津田さん演じる大滝が北極へ直接海江田に会いに行きますが、北極の氷の下にいる潜水艦にアポなしで行って会える確率って…と思いました。テレビ放送では自衛隊の第二防衛群の護衛艦や潜水艦たつなみ、米軍の空母や潜水艦などが入り乱れて戦闘して見応えがありましたが、今回の映画では2隻の米潜水艦との戦闘だったので、少しスケールダウンしたように感じました。
笹野さん演じる総理が見た目は頼りないが、判断が早く、自分の信念の元、とても決断力があり憧れました。本物の総理もあれぐらい決断力があったなら…無理か。実際は周りの国や重鎮、野党の顔色伺いながらじゃないと決断できないもんね。
劇中のセリフで『艦長』の発音のイントネーションが語尾に来るリアルな『艦長』で良かった。
2020年代の軍事と平和を考えさせられる
かわぐちかいじ氏が「沈黙の艦隊」をモーニングに連載時の90年代には、単なる空想物の政治軍事物語だと思っていたが、この時代に映像化されるにあたって、ある意味今の世の中を考えさせらるきっかけになった。
多くの人が荒唐無稽に感じているこの物語の設定、たとえば政治と軍事の分離と、軍事力をもとにした平和の考え方は、このような空想物でしか成り立たないはず。だが、今の時代のロシア、ヨーロッパ、中国、アメリカなどの複数の国家が緊張感をもって対峙する状況がリアルであればあるほど、「やまと」や自衛隊のような軍事と政治の複雑さを反映した戦闘シーンは、ありえなくはないように見えてくる。それは90年代よりもより確実に2020年代が「危機」に面しているという実感のせいかもしれない。
その意味では、米国の論理をごり押しするベネット大統領はわかりやすいが、やまとに振り回される日本政府の面々のほうが、より今の時代を反映しているように見えてくる。その意味では強い政治家よりは人間的な政治家のキャストが魅力的に見えた。
映画としてはやまとの戦闘シーンがもちろん秀逸だが、大沢たかおが演じる海江田艦長は、軍人を超えて、政治家、哲学者、宗教指導者にさえ見える。だがこの映画を見る際は、海江田を理解をするよりは、振り回される方が良いのだろう。そうやって揺さぶられることに意義があるのだから。
ツダケンの“声”が思想に実態を与える
ツダケン激萌え映画。
ずっと調子の良いツダケンが可愛い。いつも飄々として自信満々の笑顔で、ふらりと現れては弁当をせびる姿がたまらなく好き。北極海での海戦が確実になったと知るや否や、北極海まで飛んで行ってヘリコプターから叫んでうるさいと言われたり、とにかく行動力の塊。ちゃんとお弁当を持って帰る姿もお茶目。
大滝(ツダケン)が提唱する「平和が利益を生む構造」としての〝やまと保険 〟は理想と現実をつなぐ橋渡しとなる思想的キーワードのひとつ。この構想を観客にどう信じ込ませるかは重要なポイント。
大滝というキャラに対してじっくりページ数を重ねた原作と違い、限られた時間の中で群像劇のバランスを保ちつつキャラを立てた実写版の采配は中々テクニカル。
大滝は、いつも飄々として自信満々。
現れる時も去る時もにこやかだが、切り札は迂闊に見せない慎重な男。
不意に有権者から激励を受けた時に見せた、言葉を詰まらせる表情は、このキャラの素顔に最も近い瞬間だと思う。
そして迎えた公開討論の中で「軍備の永久撤廃は私の夢」と語り、そのための「具体案ならある」と断言する大滝。満を持して示される“やまと保険の構想。ここで観客を説き伏せる一番の説得力は何よりもその〝声〟。他の役者とは明らかに質の違う声の響きが、やまと保険の実在感を高める。津田健次郎がキャスティングされた必然がこのシーンには詰め込まれている。
戦闘パートは安定して面白い。
2対1の北極海水中戦、艦隊vs潜水艦という前代未聞の海戦、その2つを過不足なく描き
きっていて満足度は高い。サブタイの北極海大海戦が中盤過ぎで終わったのは結構ビックリしたけど。米艦隊を短信で撃沈していく後半パートはうれしいオマケだった。
ただ、米潜水艦の艦長兄弟の描写は少し取ってつけた感があるので、バッサリ切るか、もっと掘り下げるか、どちらかに振り切ったほうが良かった気がする。
潜水艦の内部や海底のバトルシーンなどとてもよくできている。バトルシーンも映像的にわかりやすい。
前作が一昨年で、それ以降全く見ていなかったが、Amazonの配信でやっていたらしい。
それを知らずに今回のを見に行った。
とりあえずオープニングで23年の前作の映画以降、配信で描かれた部分のダイジェストがあり、まあなんとなくこれまでの経緯を理解できた。
思いの外、とてもよくできていた。前作は中途半端な印象だったが今回は、しっかり話が完結していた。
監督の吉野耕平は、過去作の「ハケンアニメ!」はよかった。強烈な印象はないけど、手堅い演出の人だと思った。今回も要所要所を手堅くまとめられていた。
潜水艦の内部や、海底のバトルシーンなどもとてもよくできている。バトルシーンは映像的にわかりやすくかった。(潜水艦が飛んだ時には驚いた)
それに日本映画では結構浮いてしまう日本の政界の部分や米国合衆国大統領の執務室のシーンなども、堅実で、冷静な演出でよくできていると思った。何より米国側のキャストの演技が「普通」だったのがよかった。
あの寸止め戦術(?)はとても日本的で、日本の精神性を感じるいい話だった。ただ、まだ何もというかほとんど話は進んでいない。これからが勝負どころだと思う。
さて次回作はどうなるか。期待したい。
深海の攻防は、まるで総裁選の如く
前作よりも、物語としての完成度と緊張感が格段に増した。潜水艦の攻防戦はスケールも音響も迫力を増し、観る者を一気に深海の闇へと引きずり込む。
そしてその奥に潜むのは、“国家とは何か”“リーダーとは誰か”という根源的な問いだ。
潜水艦の戦闘シーンは圧巻だ。
音ひとつで生死が分かれる極限の世界。
一発の魚雷に込められた決断の重みが、現代の政治判断にも重なって見える。
誰が舵を取り、どこへ向かうのか――その問いは海の底だけでなく、今の日本にも突きつけられている。
“沈黙”の名の通り、この映画は声高に主張しない。
だが、観る者の心には確かに響く。
「真のリーダーとは何か」「国家とは何を守るべきか」。
海江田の沈黙は、私たちにその答えを考えさせるための“問い”なのだ。
夏川結衣がカッコいい。
沈没の歓待‼️❓テロリストのパラソル‼️❓
ポリティカルバトル映画というジャンル
23年の公開作は観ているが、配信版などは未見。コミックも一部分を読んだのみ。
強いて言えば、ポリティカルバトル映画というジャンルであろうか。
艦長・海江田の戦いも、魚雷をどんどんとぶち込むという物量戦ではなく、相手をいかに心理的に圧していくかが見所だ。つまり駆け引きの妙を楽しむ作品になる。
北極海でのバトルが終わると、映画は国内の総選挙の描写になる。本作が極めてポリティカルな映画であることの証左だ。
原子力潜水艦「やまと」は極秘裏に建造されたという設定だが、そこに乗り込む乗務員は、情報管理やテロ対策のため思想調査が徹底的にされたはず。本人だけでなく家族、知人、友人など広範囲が対象になるだろう。
海江田1人が危険思想の持ち主であっても不思議ではないが、彼に従う乗務員全員が同じ思想に共鳴しているのは無理があるような気がする。この点がどうも引っかかる点だ。
それだけを乗り越えれば、それなりに楽しめると思う。
サブマリナーの男臭さ
沈黙の艦隊自体、世界を変えるというキャプテン海江田の情熱、理想を中心にそれを巡る男の物語
(ラスト以外、原作に女性は登場しない)
彼を心酔するサブマリナー達の男臭さとオイルの匂い。日本のみならず、アメリカの政治家の国家、世界を憂う気持ちとその裏にある計算打算、魑魅魍魎としてドロドロとした人間模様。権力を求め止まない人間の心の闇
そんな人間臭さが原作の真骨頂
もちろん、男だけでは映画は作れない。興行収入も計算しながらの作品になるのは理解する。それでも政治家含めてキャスティングがイマイチなのと(鏡水会の大滝役は◎)、北極海対戦という割にはベイツ兄弟との対戦の描写があっさりで拍子抜け。後半の北大西洋艦隊との激突なんかはビックリするくらい浅い笑
凡庸になっちゃって、少し残念
モーツァルトからストラヴィンスキーへ
予備知識は必須です! 潜水艦戦ならではの“音”を頼りにした心理戦に...
やまと 強すぎ
2003「沈黙の艦隊」の続編
全369件中、101~120件目を表示










