「スクリーンXで潜水艦の迫力を楽しめる」沈黙の艦隊 北極海大海戦 Yukinoさんの映画レビュー(感想・評価)
スクリーンXで潜水艦の迫力を楽しめる
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公開初日に通常版を、続いて4DXとスクリーンXで鑑賞し、合計3回観ました。回を重ねるごとに、新しい発見と感動が深まる作品です。特に潜水艦の迫力は圧巻で、ニューヨーク近海でのミサイル攻撃を回避するシーンでは息を呑みました。海江田艦長が「アップトリム、30、40、50!」と指示を出しながら踏ん張る後ろ姿はセクシーで、山中の「行けー!」の叫び、巨大な潜水艦の映像と相まって興奮の連続でした。
窮地でも冷静に敵を見抜き、慈悲を持ちながらも常にぶれない選択で結果、船員の命を守る海江田艦長の才能に深く感動。今作で見せた山中の人間味あふれる笑顔や仲間への気配りも良かった。ベイツ兄弟の過去の映像では戦いの残酷さに心が締めつけられました。でもそこから目を背けることはできないし、勝利しても彼らの苦しみを背負って生きていくんだということも強く感じさせられました。
大滝役の津田さんのキャストも良かった。またヤマトを支える溝口、入り江ら仲間たちの能力の高さも素晴らしく、海江田艦長が信頼する最強のサブマリナー達がかっこ良過ぎました。
ヤマトは戦いを望まないという言葉通り魚雷を一発も撃たずにあれだけの敵艦をかいくぐり最後にベネット大統領に入国を許可させた展開にも感動。
原作を読んでいなくても十分楽しめ、映像・音響ともに極上の体験でした。4DXも良いですが、潜水艦のダイナミックさを味わうなら私はスクリーンXがおすすめです。次回作が待ち遠しいです!
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