劇場公開日 2025年9月26日

「非常にマッチョな独立国家」沈黙の艦隊 北極海大海戦 やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 非常にマッチョな独立国家

2025年10月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

斬新

原作未読です。原作漫画連載当時、私は大学生で精神的にも思想的にも甚だ幼稚で、この作品で提唱される国家観がイマイチ理解できず、拒否反応さえありました。

で、30年以上ぶりに興味本位でいきなり実写、しかも二作目?から途中参加で鑑賞する次第です。意味不明ですね(笑)。

独立国家やまとの独特の国家観についてはWikipediaでざっと予習してから鑑賞しましたので、ちんぷんかんぷんということはありませんでしたけど、核兵器の後ろ盾(ブラフ?)があっても兵站(補給手段)が機能する前提でなければ、国家としては永続性には欠けるかなあと思いました。それを現在進行形で無理にでも賄いながらやる、もしくは敢えて触れないのが漫画的ファンタジーであるなら、それは許容したいと思いました。

また戦闘シーン、アクションについて初めてそれなりに現実味のある?対潜水艦戦を映像で鑑賞できましたけど、水圧を防御力に変えられる高性能潜水艦やまとの基本戦術がとても新鮮に目に映りましたね。

この要らないところを全て削ぎ落とし、筋繊維のひとつひとつが顕になって見える様なマッチョな国家=やまとが、これからどうやって世界に存在感を示していくのか、楽しみになりました。

途中参加で分かったような、偉そうなこと言って済みません(笑)。

やまちょう
またぞうさんのコメント
2025年10月4日

共感ありがとうございます。兵站については前作で日本と条約?を結ぶことで確保していたと思います。

またぞう
おつろくさんのコメント
2025年10月4日

共感ありがとうございます!

自分は原作を読んでいましたが、もう昔過ぎてほとんど記憶から抜けていたので、1作目を観たときもやまちょうさんと同じ感覚でした。冒頭部分で前作のダイジェストを詰め込んだのは、2年間間が空いてしまった事と、2作目から鑑賞した人への配慮と思ったので、この部分は親切な脚本だと感心しました。

おつろく
トミーさんのコメント
2025年10月4日

共感ありがとうございます。
前作はつまんなそう、スケールどうなの?って感じでスルーでしたが、まぁまぁ今作観られました。潜水艦戦と選挙戦がメリハリ効いてたのかもしれません、ニューヨーク沖の戦いはちょっと現実離れと思いました。

トミー
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