「アニメ版に負けてる。アニメと比較したら一番の見所なのにあっさりすぎます。」沈黙の艦隊 北極海大海戦 樹さんの映画レビュー(感想・評価)
アニメ版に負けてる。アニメと比較したら一番の見所なのにあっさりすぎます。
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アニメの北極海での死闘はハラハラドキドキでシーウルフが二隻出てくるまで
は謎を結構ひっぱたが面白かった。そしてベイツ兄弟の絆の描き方が濃くて
威厳に満ちていた。それが本作では早々に兄弟のネタバレがあって残念。
ここが描ききれてないのが残念。それと海江田がベイツ兄弟の頭脳戦が
描かれてない。最後も原作なら海江田が罠を仕掛けて勝利する展開が
わかりやすくなっていたがそれもあっさりとしていて残念。
あと自分は潜水艦マニアだからかもしれないが
フィクションだとしても潜水艦戦を知らない人からしたら不親切な演出だし
用語とかあるのが気になった。なんでアレキサンダーがマスカーでやまとを目潰ししたこととかこれ普通の人はわからん。側面ソナーとかこんなのオタクしかわからん。
もうちょっと何が起こっているか説明がいるよ。
それとやまとの艦内の制御コンソールが出て来たとき、なんで表示されるやまとの
艦型スクリーンが原作版のやまとなんだ。映画版のやまとは海自の「たいげい」型を
参考にしているから艦のデザインがまるっきり違う。それなのに原作のやまとが
映し出されて原作ファンからしたら手抜きか確認ミスだろうががっかりした。
後もう少し愚痴をいえばアメリカ海軍の最新鋭となるのだったら
なんでスクリューなんだ?今のトレンドはポンプジェットだよ。
この作品は前もそうだがリアル派からしたらとんでも原作含めてだが
エンターティメントとして面白いと許容できたが、なんかいろんなところで
粗が目立ちすぎる。アニメでも十分楽しめたから手に汗にぎる展開を予想していたから
「あれ?もう終わっちゃうの?」というの今作の感想だ。
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