「先の読めない潜水艦バトルの真骨頂」沈黙の艦隊 北極海大海戦 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
先の読めない潜水艦バトルの真骨頂
原作未読だからこそ先が読めない面白さがあり、潜水艦対決やアメリカの主力艦隊とのバトルに緊張感が凄まじく体中筋肉痛になった。
「北極大海戦」
やまとの乗組員達は海江田艦長に命を預け、彼の指示に従い日本人らしい実直さと冷静さで任務に就いている様子に好感。
前作同様に前原滉さん演じるソナーマンの溝口が大きな役割を果たしていて、彼の迅速な聴覚と判断力でやまとの舵取りが動いていく様がとにかくカッコ良かったです。
当然クライマックスもVFX多様で緊迫したシーンに圧倒されまくりだったが、程なく大声で滑舌良すぎる乗組員たちの号令に思わず笑ってしまった。
「やまと選挙」
笹野さん演じる竹上首相が余りにも穏健、ただ江口さん演じる海原と選挙活動に尽力し応援したくなるバディ。
展開が早く見やすい中にもポイントをしっかり伝えていて飽きが来なかった。
残念だったのは相変わらず米国キャラの存在がチープ、日本人が想像する外人をそのまま絵にしたような実写だったので浮ついた台詞に時々拍子抜けした。
それでも続編があれば閉鎖空間である映画館にまた行きたい。
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