「カメラ移動だけで潜水艦が移動する!」沈黙の艦隊 北極海大海戦 かもしださんの映画レビュー(感想・評価)
カメラ移動だけで潜水艦が移動する!
かわぐちかいじさんの全32巻にも及ぶ大作漫画を基に実写化した映画第二弾。
配信されていた本作のシリーズからの続きとなる作品ゆえに前作映画との開きがある点を了承した上で鑑賞する必要があります。
映画一作目に比べるとCGの占める割合が明らかに増えており、大沢さん演じる海江田艦長を捉えた映像で潜水艦の前進や浮き沈みを表現していた映像が少なくなっていた点は少々残念でした。
それでも艦内の天井スレスレでカメラを移動させるだけで敵の潜水艦が真上を航行している事を表現したり、艦内手前から奥へと急速に移動する事で急速浮上を表現したりと、撮影によって乗組員と共に潜水体験ができる点は感動してしまいました。
勿論、副題にもなっている北極海での海戦は見応え充分。
まさに手に汗握る状態で見入ってしまう事請け合いです。
艦長の言葉ひとつで艦の命運が左右される緊張感に目が離せなくなります。
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おつろくさんのコメント
2025年10月7日
共感ありがとうございます!
サブスクで観ると画面は小さいし邪魔が入るので配信は観ていなかったのですが、冒頭の東京湾のダイジェストは前作の薄くなった記憶を補強してくれたので助かりました。
本物の潜水艦の内部はもっと狭いんじゃないかというレビューが多数ありましたが、あの緊迫したカメラワークを駆使するには仕方がない事ですよね。
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