「呼応するもの」マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
呼応するもの
差別と偏見により知的障害者が精神病院に隔離されていた1900年代初頭に、教育メソッドを生み出した女性医師マリア・モンテッソーリの話。
知的障害のある9歳の娘ティナを隠す為、パリからローマのマリアが働く研究施設へリリがやって来て巻き起こって行く。
最初はマリアにすら素性を隠そうとしていたリリの変化と、彼女の影響もあって仕上がって行くメソッド。
そしてプライベートでのマリアの葛藤、ととても興味深く面白い。
事実とはいえ、途中から女尊男卑の時代に立ち上がった様が強くなり過ぎてしまい、そっちが主題?と、ちょっとありきたりに感じてしまったので、もうちょいバランスが良ければとは思ったかな。
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