シンシン SING SINGのレビュー・感想・評価
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芸術の素晴らしさを再認識
中盤から感動してずっと泣いてた。ある瞬間をみんなでイマジンする辺りから…。何でだろう。何に感動したんだろう。登場人物みんな違ってみんな良い、一人一人が尊い、って感じた。芸術って素晴らしい。みて良かった。
演じることは、自分と他者を見つめること
ドキュメンタリータッチでリアリティもありつつ、個々の心情が伝わるストーリー。
周辺の物語や説明に触らず、彼らの演劇プログラムへの取り組みにフォーカスしたことが、この作品を「ただの刑務所内物語」にさせなかった。
日本では、教育現場で演劇が「インプロ」として取り組まれることはあっても、刑務所で更生のために用いられるには、ハードルが高そうだ。
被害者感情に配慮する世論や、担う側の関わる能力、時間不足が指摘されそうだけど、この作品によって、取り組みによる深い意味が伝わってきた。
「他者を演じる」ことで向き合わざるを得ない自分自身、言葉や感情の解釈、主役以外にも重要な役割があること、他者に認められる喜び、感情表現と抑制、他者と共に創り上げる一体感と達成感、大人であっても、こうした取り組みがいかに心の成長に繋がるのか。彼らの合意形成プロセスも、学びが多い。
冤罪は別問題としても、大人でも変わる可能性があること、再犯を防ぐ必要性からも、このプログラムを支持したいと心から思えた(プログラム経験者の再犯率は5%以下)。
そして何より、外に出た彼らが、こうして刑務所にいたこともオープンにしながら「発信したい」と思えたことそのものが、素晴らしい成果じゃないかなぁと思う。
率直に言うね?こんな、つまらねー、演劇で囚人が更生するわけないぜ?
セラピーに演劇を取り入れるというのは、たまにあるけども、この作品では囚人が自分達が演じたい役を演出家に伝えるのだが、もう、登場人物がバラバラで収拾がつかなくなって、肝心の囚人達が演技をする場面が無いのだ。
客席から拍手をもらっている場面はあるのだが、少ししか出演しない演出家の数少ないアドバイスする所はあるが、悪いが、この演出家には何の才能も感じない。
エンドロールでようやく、本当に囚人達が演じていた演劇の画像が見れるのだが...、クオリティの低いコスプレにしか見えない。このクオリティで、本当に面白い演劇だったのかは疑問。
何故、俺が、こんなに、囚人を毛嫌いしているかと言うと、こち亀の両さんと同じ意見なんだけど、
犯罪者が更生したのが偉い?そもそも、普通の人は犯罪を犯そうとは思わないですよ?
と、思うワケ?お金が無くて、困っても、普通の人はバイトを増やすけど、犯罪者は、窃盗や、強盗や、万引きをする。
自分の行動手段の一つに、犯罪が選択肢にあるって、どうかしてるぜ?
映画に出演している囚人達は、元囚人が演じている。まぁ、お人好しには刺さるのだろう。
更生して、良かったね!
とね?出所できたのは、おめでとうだけど、マイナス百万点からのスタートだというのは自覚してほしいと思う。
お前ら、囚人のせいでどれだけ苦しんだ人がいるのを自覚しろ!!
さて、これは、長い前置きだったが、日本に犯罪者の更生プログラムを一から立ち上げて、その刑務所を出所した囚人の再犯率が、ほぼ皆無という刑務所があります。
この映画は、理由は分からないが、ソフト化はしておらず、配信も期間限定なので、上映会でないと見れない映画で、
プリズン・サークル
という映画です。Xで、検索すれば、日本中で上映会があるので、ぜひ鑑賞をお勧めします。
刑務所にカメラが入るというのは、まずあり得ないのに、粘り強く交渉をした結果、撮影中に刑務官が二名つく事を条件に許可がおりる。
これほど、囚人の内面が分かる映画は貴重です。Xで上映会を検索して、見に行って欲しいです!
プリズン・サークルは、絶対にいい映画なので、お勧めです!
この映画、シンシン SING SING みたいな、感動ポルノは見なくていい!!感動もしないし、泣けもしないし、感銘も受けないし、率直に、お、も、し、ろ、く、ね、ぇ、ん、だっ!
デェーストロイ!死ぬが、いいーー!!
トラウマ・インフォームド・プリズン
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