劇場公開日 2025年4月11日

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シンシン SING SINGのレビュー・感想・評価

全129件中、121~129件目を表示

4.5地味に見えてセリフが胸に染みる作品。見事!

2025年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

知的

作品の予告編や試写の評判を観る限り地味な印象が強かった。
また、ショーシャンクの空にっぽいのかなと思ったが、いざ
作品を観て全く違う。むしろじわじわくる作品。痺れた。
コールマン・ドミンゴをはじめ出演者の演技も素晴らしかったが、
素晴らしかったのは脚本とセリフ。これが圧巻で胸に染みるし、
観終わった後、ジワッときた。アカデミー賞作品賞候補ノミネートも
納得できた。見事。

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ナベさん

5.0何も知らずに観たら

2025年4月11日
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度肝を抜かされました。

ラップのミュージカルかと思ってた。
作品中、2回ぐらい号泣したあと、ラストの映像に驚愕。
ずっしりきた。

もう一回、改めて見直したい。

あれに付き合う、演劇の先生すごいよね。

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ボケ山田ひろし

3.5良かったような、、、

2025年4月11日
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鑑賞方法:映画館

刑務所の中の演劇部の実話。
無実の人と悪い奴も一緒に頑張りチームができていく。
演劇部の部分だけを観ていると皆んないい人にみえた。
ただもっと感動部分を作って盛り上げても良かったのでは? 最後は凄く良かったけど。
ちょっと惜しい映画でした。

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ノブ様

4.0プロセスが大事

2025年4月2日
Androidアプリから投稿

この作品を観るべきか観ないべきか、それは問題ではない。なぜなら観るべきだからだ。本作はきっと今じゃなくても人生のいずれどこかで必要になるだろう(※刑務所に入るという意味でなく)。
人生は不平等なクソ喜劇みたいだ!往々にして自分の思い通りには行かないし、時には自分以外の全員が自分より人生うまく行っているように見えることもあるだろう。「プロセスが大事」そんなこと言われなくたって頭ではわかるけど、心が追いつかないときが人間にはある。人にはたまに抑えきれなくなって壊れることがあるけど、仲間がいれば持ち直して、また歩き出せるかもしれない。そんな人助けに全力を燃やしては物語るディヴァイン・D役コールマン・ドミンゴの熱演・名演と、ディヴァイン・アルはじめ実際の元収監者たちが織りなす実に見事で自然なアンサンブルによる友情、絆…。今あるものを楽しみ、その時々を全力で生きることを身を以て教えてくれるような生き生きとした作品だ!
自分が一番完璧だった瞬間、あの場所へ…AS HIMSELF。その時々シーン毎に主人公が今"演技"をしているのか"本当"の姿なのか分からないリビールショット的つなぎ・編集の作りなど、演出や本作を包む空気がとても好みだった。顔の寄りが多くても演者の力で、決してダレない。とりわけ本作に限らずああいう皆が円状に座って本人役の人が赤裸々に語るドキュメンタリーチックにリアルなシーンは好きというかいつも見入ってしまうような有無を言わせぬ力強さがあるけど、本作でもやはりあのシーンが本当に良くて心に残った。マイク・マイクと壁を隔てて自分自身のことを語るシーンも印象的。劇中劇となる舞台は、『ビルとテッド』みたいな何でもありタイムトラベル大冒険!
共に何かを作り上げる仲間=生涯の友がいること。例えばNetflix必見の傑作ドキュメンタリー『13th』等で見られるように、黒人をメインに非白人の移民・少数民族を標的とした刑務所ビジネスを告発し、変革を起こすことは何より大事な命題だ。しかし、そこで実際に収監されている当人たちにとってはそれに対する批判や自分の置かれた境遇に対する嘆き・絶望だけでは刑務所の中での長い刑期を到底やっていけないだろう。『ショーシャンクの空に』じゃないけど希望も大事だし、すがりつく心の拠り所も必要だ。だから本作は今このときもそうした状況にある人々に一筋の光をもたらすという意味でも社会的メッセージと社会意義のある表現の力を感じさせてくれる。
劇中劇で主人公が演じる役柄が主人公自身に投影されたり、仲間との離別があったり、最初は衝突していた問題児と絆を育んだりと、要素としては既視感があるものの、そのいずれも大味になることなく真に迫っては嘘偽りないのは、やはり何より実話を基にしているからだろうか。

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とぽとぽ

4.0人は、変わる

2025年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

たとえどんな縛りがあっても脳内は誰しも自由だし、妄想トリップはいつでも可能な訳だけど、でも楽しい事は誰かと共有したらもっと楽しいもんね。共有することで相乗効果で良いこともあるかもしれないし。

人の数だけ違う人生があるけど、誰しも自分の人生しか生きられない。
でも誰かの人生を演じることで、今いる場所から自分を解放して、他者の気持ちを理解したり、知らなかった自分を発見するのかもしれない。
それはきっと檻から出て新しい人生を創る何かにもなる。
この活動は、アートでありセラピーでもあるのだ。

Gの壮大な喪失は、色んな不運が重なった時期だったのもあるけど、良い人が必ず報われるという訳ではないという暗喩もある気がした。

あとこれ、ミュージカルだと思ってたけど、違ったわね。笑
歌って踊っての場面もあるけど、気持ちの表現を歌ったりする訳ではなかった。
人は変わる、を学べる、とても沁み入る秀逸なヒューマンドラマだったよ。

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icco

4.5芸術の素晴らしさを再認識

2025年3月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

中盤から感動してずっと泣いてた。ある瞬間をみんなでイマジンする辺りから…。何でだろう。何に感動したんだろう。登場人物みんな違ってみんな良い、一人一人が尊い、って感じた。芸術って素晴らしい。みて良かった。

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ピスキストリ

4.5演じることは、自分と他者を見つめること

2025年1月25日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

ドキュメンタリータッチでリアリティもありつつ、個々の心情が伝わるストーリー。

周辺の物語や説明に触らず、彼らの演劇プログラムへの取り組みにフォーカスしたことが、この作品を「ただの刑務所内物語」にさせなかった。

日本では、教育現場で演劇が「インプロ」として取り組まれることはあっても、刑務所で更生のために用いられるには、ハードルが高そうだ。
被害者感情に配慮する世論や、担う側の関わる能力、時間不足が指摘されそうだけど、この作品によって、取り組みによる深い意味が伝わってきた。

「他者を演じる」ことで向き合わざるを得ない自分自身、言葉や感情の解釈、主役以外にも重要な役割があること、他者に認められる喜び、感情表現と抑制、他者と共に創り上げる一体感と達成感、大人であっても、こうした取り組みがいかに心の成長に繋がるのか。彼らの合意形成プロセスも、学びが多い。

冤罪は別問題としても、大人でも変わる可能性があること、再犯を防ぐ必要性からも、このプログラムを支持したいと心から思えた(プログラム経験者の再犯率は5%以下)。

そして何より、外に出た彼らが、こうして刑務所にいたこともオープンにしながら「発信したい」と思えたことそのものが、素晴らしい成果じゃないかなぁと思う。

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Kiki

3.0トラウマ・インフォームド・プリズン

2025年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本ではこうした更生プログラムはほとんど行われていない。
受刑者のほとんどはトラウマを抱えているし、その痛みは犯罪を引き起こす大きな原因になっている。例えば薬物事犯の犯罪者を何度逮捕し、投獄したところで、薬物を使う原因となる心の痛みを癒さなければ、何度でも違法薬物を使うだろう。田代まさしさんは、薬物だけで5回逮捕されている。

再犯を防止し、社会をより安全なところにするためには、受刑者を投獄するだけではなく、心の闇を癒すプログラムが必要なのだ。

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CR7

4.0タイトルなし

2025年4月16日
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鑑賞方法:映画館

オリジナル。

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Emiri
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