シンシン SING SINGのレビュー・感想・評価
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地味だけど深い
実話を元に作られているらしく、だからこそ地味でリアル。刑務所で更生させるためのプログラム。受刑者たちが演劇に取り組んでいく過程は、最初はバカバカしいと尖る。次第に自分の感情表現を芝居と共に喜怒哀楽で表現していく。その感覚をつかんでいく様子などがまた深くて、人間らしくていい。
何よりも主要人物となる人たち以外は、実際に収監されていてプログラム経験者たちを出演させている。そして実際にモデルになった本人も登場していたと知ってビックリ。だからこそリアルだったんだ。
こういう取り組みの中で人間らしさを取り戻していく経緯を知るのは、とても温かい気持ちになり、重要な事なんだと思わされた。色んな人生があって、生まれながらに犯罪に手を染めなければ生きていけない世界もあっただろう。感情をこんな形でしか表せない人はいっぱいいるのだと思う。深いテーマだったので良作だけど、あまり浮沈のない流れなので、見る人によって評価が分かれるかも。
それと主題歌がカッコよすぎて、鑑賞後に調べました。
シンシン(映画の記憶2025/4/14)
ほんのりした感動が味わえる作品でした
タイトルの「シンシン」とは、ニューヨークのハドソン川沿いにある刑務所の名前で、シンシン刑務所を舞台にした囚人の方のヒューマンドラマで、実話の映画化した作品。
主人公意外、殆どが実話になった囚人の方が脇を演じているとの事。簡単にお話を話すと囚人の更生プログラムのひとつに、演劇があり、その演劇を通した囚人たちの友情や更生を描いた作品。
少々、内容と言うかお話の進め方が、淡々として味気ないような印象を受けてましたが、お話を最後までみると、心地よい感想に包まれる作品でした。
もう少し周りの喜怒哀楽を脚色してでも描いて貰えるともっといい作品になるように感じましたが、幾つかのシーンで幾つかの台詞に考えさせられました。
人は間違えを犯す事もあるし、人に迷惑をかけてきた人たちが、演劇を通して人に感動を与え、自身も成長したり、色々な事に格闘したり、元犯罪者というプライドや嘆きはあるものの、次第に更生する他人を思いやり共に成長し、その想いを分かち合い・・・
芸術を通して、人が人に戻る姿、人間らしくなる姿はいいですね。
ほんのりした感動が味わえる作品でした。
心と体の自由。
この映画は服役中の罪人のお話。
人の行動範囲とは人それぞれ。
刑務所の中で生きる人。
体が不自由で遠くへ出かけられない人。
入院中で病院内で過ごす人等…
行動に制限のある人は世の中に沢山いる。
この映画を観たら、私の入院が思い出された。
日常に見ていた景色を、入院によって見られなくなった数日。
無事退院できて、外へ出てみれば…
普段見慣れていたはずの景色は「ハッ」とするように新鮮であり、生き生きしていた。
人は行動範囲の自由を奪われると辛い。
逆に言えば、行動範囲が広がると生き生き出来る。
人に許可を得ることなく、
人手を借りる事もなく、
自由に外へ出けられる幸せ。
近所→国内→海外へと行動範囲が広がれば広がる程に?
心は自由を感じて
のびのびと
幸せを実感するのでしょうか?
芸術更生というものを初めて知った。
演じてみたり
読書などによって
頭で旅をする事ができるとしても…
心と体
両方で旅をしたい。
主人公は無実の罪
刑務所の囚人たちに対する更正プログラムとして行われている、彼ら自身による「演劇」。
これにまつわる、囚人たちの友情や葛藤。
それも、この出演者の多くは実際にこのプログラムに参加した「元囚人」とのこと。
アカデミー賞にも複数部門でノミネートされるなど話題も多く、公開館数は少ないものの、朝7時30分の上映回だが、そこそこ人は入っていた。
端的に感想を言うと、「あんまりピンと来ない」。
あくまでこの演劇は、かなり重い罪によって罰を受けた彼らの「更正」のためのプログラム。
その彼らが、演劇という場で仲間との交流の中で自分や自分の過ちを見つめ直す…という話ならまだ飲み込めたんだけど。
こういう言い方は良くないのかも知れないけど、詰まるところ、やっぱりこれは彼らの「レクリエーション」にしか見えない。
「塀の中にいても、演劇の中では頭は外に自由に出られるんだ」なんて、申し訳ないけど私に言わせれば「ちゃんと真面目に罰を受けろよ」と思ってしまう。
その意味では、主人公は無実の罪で収監されてしまっているワケで、罰を受ける必要は本来ならないはず。
じゃ、その彼が自ら「更正」プログラムに参加するのはどーなの。
もちろん現実にそういう人がいてもいいし、それを否定はしない。ただ、あくまで「映画」という中においては主人公の立ち位置だけが中途半端な気がしてしまう。
作中で起こるエピソードも、なんだか取り留めもないというか、唐突というか。
誰が誰のどの部分が気に入らなくて怒ってんのかわかんないし、肝心の演劇も、正直ナニやってんのかよくわかんなかった。
結局最後まで彼らが何をしたくて、今はそれを何が阻害してるのか。この作品をとおして誰に対してどんな願いや思いを持っているのか。
残念ながら私には伝わって来なかった。
もちろん好きなシーンもあるよ。
演出家のブラントが、彼らに「自分が完璧だった瞬間の場所や気温などを想像してくれ」ってそれぞれ想像した内容を語るシーンとか。
自分ならどう答えたかな、とか考えたら自分のエピソードで昔のこと思い出してグッと来ちゃった(笑)。
おそらく、こういうカンファレンスみたいなものを通して自己を見つめ直すっていう「更正」を促すんだろうけど。
そもそも、主人公以外の彼らは(その人間性はともかく)「可哀想な人たち」ではない。自分の犯した罪によって裁かれた罰としてここにいるんだから。
もちろん彼らの生活環境とか、仲間とかが、彼らをここに追い込んだことも社会的な問題として存在はするんだろうけど、別にそういうことを言いたい映画ではない様だし。
この主人公と、他の収監された人々とでは、世界の見え方もこの刑務所への思いも、やはり全然違うと思うし、「外へ出る」ということの意味も違う。
ただ、高く評価されてる方が多いみたいなので、おそらくちゃんと観る人が観ればちゃんと傑作として映るんだろうから、この後、あらためて有識者の方々がどう受け止めておられるのかを学んで、(イヤミとか開き直りではなく)私の不見識を反省したいと思います。
最高
傑作
実際にシンシン刑務所に収監されていた人が多数出演しているドラマ映画。
映像・音楽・演技はどれも最高。主演のコールマン・ドミンゴは、"ビール・ストリートの恋人たち"でしか見たことなかったけど、ここまでの演技ができる俳優だとは思ってなかった。声質がとにかく良い。クラレンス・マクリンをはじめ、本人役として出演した多数の元収監者たちもプロに引けを取らない名演を披露。
でも個人的に1番光ってたのはポール・レイシーだと思う。"サウンド・オブ・メタル"効果もあると思うけど彼がいるだけで場にどことない重みが加わるのがすごい。
仮釈放審査の面接での面接官の悪意に満ちた質問に、収監者に悪者のレッテルを貼る世間の風潮が垣間見えて嫌悪感を感じたけど、もしかしたら自分もそんな目で見てしまっているかもしれないことを自覚させられた気もする。
RTAのメンバー全員で人生最高の瞬間を思い返して共有するシーンが最高だった。多分あそこでみんなが語った出来事は実際に彼らに起きたことだろうし、それを語るみんなの顔が幸せそうで胸打たれる。中でもカーマインの公園での奥さんとの話が本当に胸に響いた。
クソほど報われない刑務所の中でも必死に希望を見出して闘うディヴァイン・Gは、"ショーシャンクの空に"のアンディにも重なる。他にも似てる要素をたくさん持った作品だけど、断然今作の方が自分の好みに合った。
ミニシアターで観るのに最適な映画。
典型的な刑務所モノというか、最初反発してた元ギャングのヤツも徐々に...
掴めなかった・・
事実に対する敬意とあたたかさ
リアルに描ききった感動の物語
実話ベースで勉強になる
予告から感動の物語を期待して、公開初日に鑑賞してきました。最終上映回でしたが、観客は中高年中心にそれなりに入っていたようです。
ストーリーは、ニューヨークのシンシン刑務所に無実の罪で収監されたディヴァインGが、所内で収監者更生プログラムとして行われている「舞台演劇」に参加する中で出会った仲間たち、とりわけ遅れて仲間入りした気性の荒いディヴァイン・アイと交流していく姿を描くとういもの。
刑務所内でこのような更生プログラムが行われているとは知らず、しかも実話を題材にした作品ということで、とても勉強になりました。特に、参加者たちが過去を振り返るかのように語るシーンは、自身を見つめ直しながら自己開示をしていくようで、セラピーとしての役割があるのではないかと思います。あわせて、収監者たちを指導する立場の人の重要性を感じます。
全体的に登場人物の心情に寄り添いながら物語を進め、丁寧に描いているのは伝わってきます。それだけに、大きな感動で涙が止まらないかと思いきや、作品世界にイマイチ浸れず、期待していたほどの感動が得られなかったのは残念です。この手の作品は、登場人物にどれだけ感情移入できるかで、味わいが大きく変わってくるのですが、作品に浸れなかったことで、目の前の出来事を客観的にただ眺めるだけになってしまい、共感的に味わえず、感動につながりませんでした。
というのも、仕事帰りの鑑賞で、先に「プロフェッショナル」を観た後、調子にのって本作をハシゴ鑑賞し、完全に集中力が落ちていたからです。作品は何も悪くなく、全て自分が悪いです。しっかり覚醒している時に改めて鑑賞したいと思います。
主演はコールマン・ドミンゴで、細やかな心情の変化が伝わる演技がよかったです。脇を固めるのは、クラレンス・マクリン、ショーン・サン・ホセ、ポール・レイシーら。元収監者らが本人役として多数出演していることが、説得力を高めています。
Sweet Land of Liberty
本作の主人公は「第2級殺人」と余罪で「シンシン刑務所」に収監されている
『ジョン・“ディヴァイン・G”・ウィットフィールド(コールマン・ドミンゴ)』。
彼は無実を訴えているのだが、それはさておき
まず驚くのは刑務所の場所。
敷地内には鉄道が通り、
ハドソン川は目の前。
警備レベルは「maximum」とされているものの、
世間はすぐ身近にあり、
郷愁を掻き立てられる環境は
囚人たちにとっては辛いものだろう
もっとも、それが刑罰の一部か?
映画ではその立地が繰り返し映される。
次いで所内の自由度の高さ。
制限はつくものの、居房内は多くの私物で埋まっている。
ただ、受刑者服の着用は定められているらしく、
冒頭に舞台の上で拍手喝采を受けた役者たちが
袖から戻って来た後で皆同じ服に着替えるシーンは、
改めてその場所の特異さを認識させる。
所内で行われている更生プログラムの一つが、
「RTA(Rehabilitation Through the Arts)」で、
演劇のプロが指導する「舞台演劇」は
立ち上がってから三十年近い歴史があり、
受刑者たちの意識改善や再犯率の低下に効果があるのだと言う。
エンドロールでは
顔のアップと役名が流され、
数名のプロを除けば
ほとんどが「himself」と示され
本プログラムを受けた元収監者たちが
出演しているのが理解できる流れとなっている。
公演の企画、脚本や演出、はては劇団員の募集や入団後の面倒まで
『ディヴァイン・G』が「RTA」に深くコミットしている理由は良く判らない。
自身の再審や刑期の短縮になにがしかの効果があるとの思いは、
無いといったら嘘になるだろう。
一方で、他の囚人の恩赦に尽力するなど、生来の人柄の良さはありそう。
劇団の中での反目、
団員の不慮の死、
幾つもの障害を乗り越え、
新たな演目を世に出すまでの過程が映画の主線。
とは言え、プロの演出家が演技論により
囚人たちに課す基本練習の場面では、
正直、眠くなってしまった。
並行し、主人公の(囚人としての)葛藤も描かれるが、
共にありきたりの内容で、
舞台設定の妙は生かせていない。
囚人間で結ばれる友情には感銘を受けはするものの。
登場人物同様、本編では
実際に行われた舞台の模様も写し出される。
ボカシが入るわけでもなく、
彼等は堂々と作品の中で顔をさらす。
このあたりの感覚も日本とは大いに異なり、
作品への感情移入が薄くなる一要因かもしれない。
思い込み怖い
限界点はみんなある。今度は俺が寄り添う番だ。
涙が溢れては流し、溢れては流し…。ゔぅ…っとなる瞬間が幾度もありました。細かな心の描写が刹那的で感動的で。それを感じ取るのが好きな方におすすめ。
演劇に取り組むシーンは犯罪を犯した者だということを忘れてしまうほどに、純粋で無垢。好きなことに夢中になっている少年たちのようだ。皆の瞳がキラキラと輝いており、ひとりひとりがアクターとして、そこに存在していた。そんな姿を見ただけで、なんて美しいんだろうかとなんだか泣けてしまった。
優秀で完璧に見える人にだって、限界点というボーダーラインが存在していて、壊れてしまうこともある。そう見える人だって一人の人間だ。決して強くはないのだ。誇りやプライドでそんな自分を守っているのだ。「今までやってきたことってなんだったんだ」「プロセス?そんなもんクソだ!」誇りをズタズタにされ、大切な仲間も予期せぬ出来事で失い、自暴自棄になった。自分や周りの環境が嫌になった。しかし、そんな自分を救ってくれたのは、かつて自分が救った相手だった。人を思って行動した無償の愛は、必ず自分のもとに還ってくる、という可視化。自分に救われたとも言えるかもしれない。
その相手は、演劇に入りたての頃はトゲトゲしていて反抗的な態度で周りを困らせることもあった。演劇を馬鹿にすることもあった。けれど、そんな彼をまわりの仲間とともに否定せずに受け入れた。どんなふうに伝えれば乗り気になってくれるかをいつも考えて寄り添っていた。そんな二人のあいだには、いつしか強い友情と絆がうまれていた。彼の横にそっと座り、無言で寄り添う姿がとてもよかった。そしてラストシーンもたまらない展開だった。
塀がない、時間の拘束もない、どこまでも広い空の下。好きなところにいつでも行ける。まっすぐな道を車で駆け抜ける。「自由」を風で浴びる。相棒の愛車で。君という相棒と二人で。
怒り
怒り
どう見ても厄介そうなディヴァイン・アイが気づかされる感情、それが怒り
表現するのが簡単だと演出家がいう、その怒りに満ちていたディヴァイン・アイが次第に変わっていく
このRTAの意義を彼を通して分かりやすく見せてくれる
そして、冤罪で投獄されたディヴァインG
彼は穏やかな存在だった
ディヴァイン・アイを良い方に導く存在だった
けれど、友を失い、道が閉ざされ、怒り、失望、悲しみに支配されてしまう
その彼に手を差し伸べるのが、穏やかさを取り戻したディヴァイン・アイ
罪を犯すこと、更生すること、それを語ることは難しい
人間の本質は変わらないとは思う
ただ、なにかの要因で負の方向に向かい、怒りなどの負の感情に支配されてしまったのなら、そこは変えられるのだと本作を通じて思う
ディヴァインGがどれくらいの時を経たのか、冤罪をはらせたのかは分からない
けれど、彼の出獄の日、かつての怒りに満ちていた時とは別人のようなディヴァイン・アイがいる
失意の底に落ちたディヴァインGも晴れやかな表情で再会する
この映画自体はフィクションでもあるけれど、ディヴァインGとディヴァイン・アイと演出家以外で、as himselfの出演者である彼らたちはノンフィクション
ここで描かれたことは決して理想論ではないはず
人の可能性、だ
車の窓を開け、風を受けるディヴァインGを見ながらそんな気持ちでラストを迎えた
一見地味だが地味にいい
映画館サイトの上映スケジュールの写真1枚だけの情報でなんとなく興味を惹かれ...。
ポスターも見た記憶がなく、タイトルも知らなかったので、事前情報ゼロでしたが、写真の主演らしいおっさんの面構えが期待を感じさせました
(後から考えたら、アカデミー賞のノミニーにいらっしゃったような記憶が薄っすらある...ような)
近県で4〜5館しか演ってなくて、すぐに見られなくなりそうな気がしたので、とりあえず映画館へGO!
直感当たって、いい映画でした。TOHO CHINEMAS ◯◯◯、ナイスプレイ!!
ある刑務所内の限られた場所(中庭、食堂、独房、会議室、展望室...たぶん全部で10カ所くらい?)だけで進行する会話劇。絵的にもストーリー的にも地味な映画ですが、そこがいい。
後から紹介記事を見たら実話ベースの物語だったようですね。事前情報がなかったので、序盤は場面の状況がよく分からず、テーマを理解しようと自然と物語に引き込まれた感じでした。話が進むにつれ、登場人物(刑務所なんで当然、全員服役中の犯罪者)の境遇が少しずつわかって行き...という流れ
大どんでん返し、みたいなことはなく、地味に行き着くラストにジワッと来ます。そしてラストの後エンドロールを眺めていると、さらにジワジワっと来ます
鑑賞後、エンドロールで出てくる、RTA(Rehabilitation Through the Arts)について調べたくなります
ジワる本物感
実話がベースになっているということ以外いっさいの前知識なしで鑑賞に臨んだ。
エンドロールを見ると一部を除いたほとんどがご本人役だったようで、脚本上それほど荒々しいやり取りがある場面も無く、刑務所の中という事を忘れるくらいフラットなテンションで話が進んでいくが、後から考えるとこの人達って過去に強盗だったり、人を殺めたり、ドラッグの常習者だったんだと考えるとジワジワとよくわからない感動の様なものが湧き上がってきた。
せっかく元RTAメンバーが沢山いるので、劇中劇はもう少ししっかりと見せてくれても良かったのではと思った。
本物の役者のコールマン・ドミンゴの顔が一番怖かったけど、それなりにカタルシスを感じることができる作品(ややショーシャンク風味)。
実話‼️
ニューヨークのシン刑務所を舞台に、更生プログラムである演劇に一生懸命取り組む受刑者たちの刑務所内での日常と、仲間たちとの友情を描いた作品‼️今作は刑務所映画の新たな秀作ですね‼️出所した主人公を、先に出所していた仲間の一人が迎えてくれるラストは、「ショーシャンクの空に」みたいで印象的でした‼️海賊やロビン・フッド、フレディ・クルーガーまで出てくる彼らの演目をフルで観てみたいですね‼️そして今作は実話ベースで、本人役でたくさんの元受刑者の皆さんが出演されており、実際の演劇の映像が流れたりするのも良かったと思います‼️
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