「アメリカの刑務所内には、こんな更生プログラムがあるなんて驚く。」シンシン SING SING いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの刑務所内には、こんな更生プログラムがあるなんて驚く。
私が映画鑑賞の目安とする「週刊文春」の映画批評欄に、高評価が並んでいたので観てみた。
鑑賞して高評価には納得した。
閉じ込められた刑務所内で、他者を演じることで逆に自分を見つめ直す。また、想像力は檻に閉じ込めることができない。空間も時間さえも自由に飛び越えることができる。そんなことを教えてくれる映画だった。
一番感動したのは、主人公のGが再審申請?の面接で、面接官から「あなたは今、演じているのですか」と問われるシーンだった。勿論、自分でシナリオを作って演じていたに違いない。無実の罪で収監されているのなら。じわっとくる映画だった。
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