近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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邪悪なものとは
根底の邪悪なものとなった理由が不明瞭である。
もし昔話の様なものがあったとして、そこに至るまでの境遇だとは思えず、もし地球外的なものであったら尚のこと明確な要因を加えて欲しかった。
そこが不明瞭な状態で邪悪なものの行為を見せられても納得が出来ないし、もしそのものが行う行為を止めれないとした場合、そのものは何を目的にしているのか?
そんな不安の中、後半に邪悪なものが主人公の要求を叶えるため見返りを求める点は納得出来ることなのだが、それまでに起こった数多の事象に於る見返りとはなんだったのか?とても気になり、その暗部だけを羅列し見せられている切り取られた映像の様に感じた。
特に大学生の事象は逐次追っていくのだけど、こちらに関しても表裏は裏のみしか示さない。
やはり物語の根底にある「何かを差し出す代わりに見返りを」を語るのであれば、主人公以外に関してもその部分をラストで述べるべきではなかったのだろうか。
映像に関しては80年代、90年代のテレビの作風を上手く作っている点は技術の高さを感じられた。
そうくるかぁ
最後に良い意味で裏切られます。
もう一度、観返したら幽霊達の動きも違って見えるかも?
近畿地方に近い所に住んでいるので、ちょっと嫌かもです笑
涼しくなるので夏に観た方がいいです。
つまらなくしたなぁという感想。
原作にある
ましろさま
まさるくん
ジャンプ女
山を挟む、ダムと団地という
つながりがあまり描かれず
低品質のCGでよくわからないB級映画のような終わり方。
原作がとてもおもしろかったため、とても残念。
動物愛護団体からの炎上必至の〝妖し〟
関連資料やPCは2階や3階の窓がある、明るい会議室に移して仕事しませんか。
もちろん背中は壁際になるような机の配置で。
それから、わざわざ夜に山に登ったり、川口の事件現場に行くのはやめて、翌朝明るくなってからにしませんか。
というか、明るい現場を背景にして同じように怖い映画を撮れたら、それはそれで凄い。
残された資料からの謎解きミステリーで、その不気味さと色々なことの繋がりが、だんだんと分かっていくプロセスは、テンポよく楽しめました。
結局、失踪した彼の原稿なんて無くても、残っていた資料でほとんどのことが分かっちゃうのは、半分お笑いのようでした。
〝それ〟のオチですが、
へえ〜、デジタルで撮れるんだという、物理的な実体のある妖怪みたいなものだったのは、サイコホラーや心理サスペンスのように人の心に帰着する話ではないので、まぁ仕方ない。
でも、無駄に分からないままのところが多すぎて(とはいえTENETのようになんとか解明したいという気にもならない)、残尿感のように中途半端なもどかしさは残る。
・あやつは生贄が欲しいのか、呪い殺したいのか
・山の精霊的なモノから人間の姿で娑婆に出たいのか
・生き物というのは、魔除け効果のためではなく、炭鉱のカナリヤのような危険察知機能でしかないのか
・トンネルのあの子たちは車にドンと撥ねられるような物理的な実体があるが、それだと保管というか普段の隠し場所に困るのでは
・わざわざカメラ撮影中に自殺させるなんて、SNSの活用の仕方が半端ない
これからの妖怪や化け物は、ネット利用もできないと、怖がって貰えないし、動物愛護団体からも糾弾されるので、要注意です。
絶対に嗤ってはいけない“菅野美穂”2025
すっかり名優になりましたね、夙川アトムさん。
また見たいなぁ…バブリーな昭和時代のTVプロデューサーに扮した業界用語漫談。
「ザギンでチャンネーとシースーどうです?」的な。
それはさておき、流石は…白石晃士監督!
モキュメンタリーとドラマの巧みな融合。
一見すると、全く関係無さそうな数々のオカルティクでファンシーな怪異達が、
点と点が結ばれて線に生り、その線がまるで主人公達を囲む様に円となり…やがては呑み込むの連鎖。
まるでアハ体験😁
今作は、まるっと噺を理解した上で、2回3回と映像に重点を置いて観ていけば、
新たな怪異や変化が、まるで間違い探しの様に散りばめられているかも。
今迄の白石作品でお馴染みの演者さん達も出ていて、そう云う意味でもニヤつける😁
多分、噛めば噛む程味が沁みるスルメみたいな作品かと。
そして、今作を観て改めて思う。
中田よ!どうして『事故物件』はあぁなった!と。
うん
初めてコメントします。小説とは別物です。
なぜ日本のホラーは毎回毎回こうなるんですか?
BGMがホラー映画とあってなくてうるさすぎる。ラストでCGの幽霊と対峙させる、しかも全然怖くない。エンディング曲があって無さすぎる。チープすぎる。謎のファンタジー要素を入れる。
小説のじっとりとした怖さがなくなりただのJホラーになりました。
途中までは確かに怖いシーンもありました。久々に当たりだと思ったらラストがあまりにもひどいです。監督さんは小説を読んだことあるんですかね?
短編小説も読みましたが宇宙人説とかそういうのは求めてなかったです。ホラーを見たいんですよね。
映画が終わったあと会場から失笑が漏れました。「なんだこれw」「は?w」など。私も同じ気持ちでした。終わってすぐ帰りました。
ホラーは今後二度と映画館では見ません。
評価低いみたいですが、僕は面白かったです♪
突然失踪したミステリー雑誌の編集長。
どうやら彼が特集しようと取材していた過去の事件に真相が隠されているようで…。
結果的に、宗教と神の存在というスピリチュアルなオチに行き着き、しかもそれを敢えて可視化してしまう事によって評価が分かれる結果になっているのでしょうか?
確かに、あの宗教団体について、解散に至った理由とか、もう少し深掘りして欲しかった気もしますが…。
白石監督らしいっちゃーらしい作品だと思いました(笑)
この映画を見た人、ぜひ黒沢清の『Cloud』も見てみてください。
血、死体、ゲロ、目ん玉…すべてグロテスクで(リアルを追求したかのような演出が)すべて気持ち悪い…ただただ気持ち悪いだけです。編集を上手く行って“記号”で示すことができたはず…(子供が見たら変な感性が染み付いてしまうだろう)。
ストーリーも、結末を見て“あーそうだったのか”と思わせるようなものでもない。アーカイブを映画として見せる手法も一見斬新なようで凡庸。
効果音とショッキングな映像で驚かせようとする映画で、黒沢清の『Cloud』と較べればそのショット・編集・色彩の技巧的な洗練の程度の違いがはっきりと認められるだろう。
原作・背筋さんのファンで視聴しましたが…
元来映像ホラーが苦手でしたが、
背筋さんの作品が好きだからこそ
原作をどう映像・ストーリーに置き換えるんだろうという興味が湧き視聴しました。
結論から言うと酷いラストでした。
中盤までの展開、恐怖体験は面白かったんですが
中盤以降の原作にないストーリー(失踪した上司の最期・石を見つけた後)など
なぜこんな結末になってしまったのかと
非常に残念です。
モキュメンタリーの作品なのに、
現実とはかけ離れたストーリーでした。
普段映像ホラー視聴後は、
お風呂、トイレでもビビり散らかしてる私ですが
結末のおかげで何も怖くなくなりました。
期待していた分、残念でなりません。
本監督だけでなく全ての方に言えますが
なぜホラー映画のラストはCG・過度な着色をしてしまうのでしょうか…
最後の10分までは★4.5の作品
日本ホラー映画としては数少ない本格的モキュメンタリー手法を劇場用長編で成立させた意欲作であり、残り10分までは90点だったのに、最後の10分で30点になってしまった非常に残念な作品でした。
モキュメンタリーとは、mock(模擬)+documentary(ドキュメンタリー)を組み合わせた造語で、架空の出来事を、あたかも現実のドキュメンタリーのように見せる映像手法 です。
序盤から中盤にかけての取材映像の質感や掲示板書き込み、資料映像を駆使した構成は現実と虚構の境界を巧みに攪乱し、舞台を近畿地方とすることで日本の歴史的記憶や民俗的恐れを背景に、地名を明示しない匿名性が観客の没入感を強化している一方、ラスト10分で得体の知れない恐怖を具体的ビジュアルとして過度に提示しモキュメンタリーのリアリティを損なった結果、ホラーの本質である「想像力の余白」を自ら閉ざしてしまいました。
これは最後まで怪異の正体を明示せず観客の解釈に委ねた1999年の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が都市伝説的な広がりを獲得した例と対照的であり、見せない一貫性を貫けば上映後も恐怖が持続し得た可能性が高い作品であっただけに非常に残念です。
画面酔いします… 劇中動画が凝ってて面白い!!
手持ちカメラの手ブレ映像で激酔いし、グロッキー状態で鑑賞しました…
ホラー作品って、手持ちカメラ好きですよね〜。
登場人物の目線を体験できる、荒い画質で幽霊のディテールを誤魔化せる、俯瞰視点だと難しい演出ができる、手ブレが“味”になるなど、便利なのかな。
演出自体は好きなのですが、私みたいに酔いやすい人間にはかなり辛い…
閑話休題
視聴者投稿動画、昔のテレビ映像、日本昔ばなし、どれも作りが凝ってて最高でした!!
ガラケーとかパラッパラッパーとか、時代の再現に制作陣のこだわりを感じました笑
特に、ニコ生動画はこの映画で一番恐かった〜!
ホラーの課題(?)とも言える「怪異の正体を如何に恐く見せるか」ですが、それはイマイチでした。
石と植物の中間みたいな生き物なのか…猿の手や黄泉比良坂が関係してるのか…デザインの意図も私にはわかりませんでした。
怪異の正体がわからないまま終わるのは良い(論理の外にあるからこその怪異!)のですが、編集長の最後、SNSの動画の意図など、もう少し意味を推測できる情報は欲しかったかもしれません。
原作にはあるのかな?
怪異の起源を解明して解呪する話ではなく、怪異に会うことが目的と分かったときは、ミステリー作品的な面白さを感じました。
何とも言えない「手抜き感」。ホラーの名を借りた高校の文化祭的な作品。
本作の原作は未読なので、原作者に対するレビューではないことをご了承ください。
今年は戦後80年の節目の年で、戦争関係映画の鑑賞スケジュールが数珠つなぎになっているので、箸休めの意味も込めて別のジャンルの映画を観に行くことにしていました。
演技に一定の評価のある菅野美穂が主演である事と、映画館の座席表が味付け海苔みたいに真っ黒になっているので本作を急遽観に行きました。
まず始まってすぐにオカルト雑誌の編集者が失踪するという展開。ホラー作品にはよくある手法なのでこのあたりは別に問題はないのですが、失踪した男を探すために彼が取材していたSNSや心霊特集番組の動画を、菅野美穂と赤楚衛二が視聴し始めるけれど、これがYoutubeのフェイクホラー画像みたいなお粗末な出来。画像が揺れていて解像度も荒く内容がよくわからないうえに少しも怖くない!
題名が「近畿地方のある場所について」なので、謎を解き明かしていくうちにある場所に辿り着くのかと思っていたら、色々うやむやの状態の中で失踪者を発見。クルクルパーになっている彼を説得して連れ帰ろうとするけど、彼の妻も彼自身も、ベランダの柵の矢のように尖った所に自分から突っ込んでいって死んでしまう。普通はここで警察を呼ぶはずなのにただ逃げ帰るだけという謎行動。
更に他の動画を精査していると、変な新興宗教の活動を収録した画像にクニャクニャ踊る菅野美穂が写っているのを見つけてしまう。理由を聞くと以前子供を亡くして心神喪失状態になっていたのを新興宗教に救われたのだという。
それから観客を怖がらせようとして実質滑りまくっている映像を延々と見せられて、ラストで「子供が還ってきた」と、嬉々としている菅野美穂が赤ん坊にしては大きすぎる「おくるみ」を抱いて画面に現れて、中からイソギンチャクのバケモノが出て来て終了という鑑賞料金とポップコーン代を無駄にした最低な終わり方でした。
唯一救われたのが椎名林檎の主題歌が良かった事なのですが、随分久しぶりに10人以上の途中退席者と、初手から終わりまで気持ちよさそうに昼寝している観客の多い作品でした。
最後…
原作を読んだことがあり、とても楽しみにしていました。正直内容をほとんど忘れていたので、新鮮な気持ちで観れると思いました。映画前半の方は、原作通り様々な話が次々と繋がっていき、とても楽しむことができました。しかし、話が続いていくに連れ、あれ、と思うところが多々ありました。最後の方はCG要素も多く、正直がっかりしました。背筋さんの作品はあのような結末のものなのだなと誤認させてしまう可能性があると思い、少し残念です。監督の自我かわかりませんが、この作品に関わらず、他人の作品を借りている立場なのに、エゴを出してしまうのを抑えられないのかなと疑問に思います。
こわい!…けどなんか違う!
初めての映画がこれは最悪でした。確かに怖いのですが、分かってない部分が多い(赤い女、動物を飼うなど)
お化けや幽霊ではなくモンスターらしきものが出てくるのがほんとにだめだった。
鑑賞前のドキドキ度 ★★★★★
鑑賞後の満足度 ★★☆☆☆
おすすめ度 ★★☆☆☆
面白かった…かな??
原作が好きで、映画化とても楽しみにしてました。
集めた資料映像はとっても良く出来ていて、邦画ホラーの面白さが際立ってたと思います。
単行本版で1番好きな話が、母の引っ越し先の団地が飛び降り自殺の名所の話なのですが、映画のシーンは短いなりにまとまっていて、小説とは違う怖さがあり良かったです。
あと、失踪した編集者の奥さんが怖かった…。人間なのに、人間の動きしてないのが怖くて良かったです…。
2階でバタバタ暴れてるのも、得体の知れないバケモンすぎて好きです。
でも、邦画ホラーの面白さはトンネルのところまでかな…と、個人的に思います…。
正直トンネルもあんまり怖くなかった。
終盤は、ギャグ?かな…??という感じです。
岩に引き込まれるシーン、笑っちゃいそうになりました。
やっぱり、幽霊?の全貌がはっきり分かると、想像の余地が無く白けちゃいますね。
どんなバケモンなのか分からない、白い手だけが映ったり、赤い女の後ろ姿とか、正面から見ると頭がないとか、想像掻き立てられる方が恐怖心煽ってくるよなー…と思ったり。
ジブリの白いこだまの手がうじゃうじゃ版、全然怖くない上に登場の仕方も迫力ないです。
ジャンプスケアが無く、全体的にジトっとした怖さでした。
個人的にジャンプスケアが苦手なので、安心して見れましたが、人によっては物足りなさあるかも…。
皆さんと同じ意見
自分も、皆さんと同じで良い作品なのに、ラストでの、あの怪物は頂けませんでした。
どんな形をした怪物でも、誰も納得出来ないとおもいます。
なるほど菅野美穂さんが、というおちはよかったですね😀
全体に、雑誌の記者が事の真相を突き詰めて行く過程は新鮮でした。
白石監督は、以前「来る」で最後まで化物の正体を見せず終いで、観客は正体を出した方がよかったと言われてましたが、今回は怪物をラストに出して納得させようとしましたが、返って失敗になったと思います。
前半のモキュメンタリー映像群以外観なくてよい
評価できるのは序盤にいくつか出てきたモキュメンタリーらしいフェイク映像たちのみ。ここだけは良くできていたが、後半はもう完全に失敗している。
ホラー映画として最も基本で不可欠である「恐怖」が後半は全くない。かといって笑えるようなセンスもない。
もののけ姫のこだまに手足がたくさん生えてるような変なのが最後に登場するが、監督は本気でこれを怖いと思って作っているのだろうか?
というか、この監督はこれまでの作品でも笑えはするが到底怖いと感じる怪異が登場したことがない。
もし今回の作品が笑いは抜きにして真面目に怖い映画を撮ろうとしていたとしたら、普通の人が怖いと思う感覚とはちょっと異なっている、悪い言い方をすると視聴者を怖がらせるセンスがないと言わざるを得ないかもしれない。(少なくとも自分の感じる恐怖の対象とは大きくかけ離れている。)
オリジナル映画であればそれでも良いのだが、今回はベストセラー原作の映画化なので、厳しい見方になってしまう。
この監督のファンを除き、この映画を観に行くお客さんの大半は「笑い」や「ユーモア」ではなく底知れぬ怖さと不気味さを期待していると思うので、がっかりして帰る人が多いのではないかと心配になる。
呪われた人が黒い目になるのって怖いのか?
たくさんの目玉が襲ってくるのって、集合体恐怖症でもなければ怖いと思わなくないか?
最後のエイリアンみたいな子供も、果たして怖いのかあれは。
あとそもそも、原作で浮かび上がってくる怪異の正体や一連の事件の謎について一切説明、伏線回収をしていない映画にも見える。(こちらの方が原作ファンにとっては問題かもしれない。)
映画が終わったあと、会場の空気がどんよりしていて、隣に座ってた女性客同士が「やりたい放題やな…」と漏らしていた。
共感しかない。
すごく子供だましな作品を見てしまったからか、みんな共感性羞恥を感じながら劇場を後にしているように見えて辛かった。
期待値が高すぎたな。
終盤手前まで最高のホラー映画
タイトル通り、中盤から終盤にかけて、いい感じのホラー映画でした。
こういうホラーが見たかった。
終盤までは本当最高。
クライマックスまさかの展開。
まさか奇形の超大型こだまが出てくるとは思わなかった。
ジブリに許可とったかな?😆😆😆
もう笑うしかない😆😆😆
他の観客が終わった瞬間言っていたよ。
なんでいきなりB級ホラーになったんだよって😆
まさにその通りって思った。
小説媒体の活字だったら怖かったのか気になるけど、わざわざ読む気にもならない。
むむむむ!?
本作、……まずは落ち着いて考察してみたい。
ベストセラー作家さんの、一応「フィクション」作品のようですが、物語の根幹「呪われた地や動画」に関してのフェイクドキュメンタリー映像などは、非常に興味深く鑑賞できました。
導入、編集長佐山武史が闇に消えてしまう映像の見せ方により、「パラノーマルアクティビティ」のような現実寄りな見せ方よりも、「リング」「呪怨」「着信アリ」等のような、エンタメの要素に重きを置いた「ホラー映画」なんだなと直感しながら鑑賞を始めました。
①残された映像、一昔前のVHSビデオテープを基礎とした、なんとも粗く古い画像のニュース画像や呪いの画像には恐怖や気持ち悪さを体感でき、物語に引き込まれました。
②また、現在を意識し動画配信を駆使した恐怖画像などの見せ方も、良く出来たフェイクドキュメンタリーであり、見ごたえがありました。
特にバイカー種村栄作や動画配信者ヒトバシラには、無責任・人でなしな行為にとても憤りを感じられたので、より一層リアリティが増して鑑賞できた。
※ヒトバシラの後半映像の見せ方は、あまりにも「ブレアウィッチプロジェクト」に酷似していたので苦笑しましたが。
③「呪いの動画」を鑑賞したため?か、呪いにより次第に危険な状態に落ちつつある小沢悠生の状態や、近畿地方に向けて謎解きに進む行動の映像は、「リング」などの作品と同等の追跡考察を体感出来て良かった。
④飛び降りの瞬間映像や幽霊映像も、見せ方が良く出来ていると感じしっかり怖さも感じました。
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で、以下、マイナス面。
①編集長、なんで生きてた?なんで眼だけで、妻ネコ化?んでなんで自死と飛び降り?
②子供の首つりはなんで?その親子の霊の呪いを受け続ける意味はどこ?首吊り屋敷が現場?でも、絵本作家大森日出子おばあちゃんの説明では木で首つり事故が有ったらしいが、それとの関連性もしくは、別件性はどこに?
③チェーンメール女子高生の死は何の関係が?
④赤い服の女と首折れ子供が行方に立ちふさがった意味は?瀬野千紘に対する恨み?なんで?
んで、赤い服の女、なんで物理的な轢かれ方?
⑤幼女行方不明はなぜ?まさるさまだとして、なんで眼に穴?
⑥まさるさま、なんで某アニメ(個人的に、もの〇〇姫)の妖精みたいな姿?んで、パワーストーンのような物の意味は?
何のためのいけにえ?
だって、何かを得ていた人いない。赤ちゃんが転生したわけでもないから。
ゆえに、瀬野千紘を騙して人を喰らってるだけの化け物なのかとの解釈しかないし、そういう事だと思うのだが。
⑦「生き物」が身代わりになってくれるのは良いとして、なんで定期的な感じ?そういうシステム?と、苦笑に落ちる。しかも、編集長は最後には妻が犠牲になったっぽいが、何で獣化?
⑧結局、結論としては、宗教団体に祭られているパワーストーンは化け物の「罠」で、その化け物が、さまよう幽霊を従えて近づいた人間を片っ端から喰らっているという物語、ですよね。
⑨で、「呪い」を追跡する途中経過や呪いの電波具合、また瀬野千紘だけが何の被害も受けない理由。
多分化け物の奴隷と化していると思うのだが、その存在感と選ばれた感が全く意味がつながらないまま終幕。
最後の、赤ん坊じゃなくて化け物の触手?の終わり方、絶望で終わるためだけを見せたかったのか、今までのリアリティが有るかもしれない幽霊や呪いを全消去。
張りぼての様な石を使った特撮CG化け物物語で終結。
唖然。
……こんな映画ですが、フェイク画像などの映像は非常に良かった。
だが、こんな「流れ」と「ただの化け物」の作品になってしまったのが残念でならないし、結局不明しか残していない伏線回収破綻の作品に、なぜ落ち着いたのか気になるのも実感。
もしかして原作がこんな感じの化け物の、完全エンタメ物語なんでしょうか?
原作を知っていれば理解ができた作品なんでしょうか?
私個人としても、冒頭でエンタメ作品だと直感はしましたが、それでもあの回収はびっくり。
途中経過の物語が、まるで「夢オチ」のように関係性が薄弱。
「リング」などのフェイクドキュメンタリー的な要素を繋いでいっての呪いホラー物語の期待感も圧倒的だったため、残念すぎた映画でした。
……原作を読むことに興味を持てないので……再度最後に。
原作もこんな感じなんでしょうか?
原作とのちがいが…
前半から中盤にかけての、色んな資料映像や証言などが当時のもののように映像化されていて、そこはよかった。
原作の流れと少し変わっている部分や、無くなっている部分があり映画化するためにはしかたがないかと思えるところもあったが、祠へ向かうあたりから様子がおかしく、幽霊の実体が出てきたり、ラストでは「まさるさま」なのかなんなのかよく分からない妖怪みたいなものが出てきてしまって残念だった。
せめてラストは原作と同じように終えて欲しかった。原作を読んでいないと理解しにくいところが多かったのではないかと思った作品だった
全190件中、141~160件目を表示
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