近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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最後まで気が付かなかった
ホラーの王道でしょう、文句ないよね
思ったより評価が低くて…
これまでに観た和製のホラー中ではかなり良くできていると思う
過去の映像を繋ぎ合わせていくストーリーや不気味な演出、ラストもご都合主義的な無理矢理解決や投げっぱなしではなく捻りがあって感心しました
映画の感想では無いですが、「原作と違う」「意味が分からない」などの理由で極端に低い評価をする人がいて残念
上映時間の限られたしかもホラー映画でストーリーの細い整合性や原作通りを求めるのはナンセンスだと思う
良かったんだけど色々消化不良
原作小説は未読の状態で鑑賞。
(鑑賞後に漫画版→単行本版の順で読みました)
ホラーというジャンルに関しては、
「ほんの少し耐性がある(怖がりだけど怖さを味わいたくて観に行く)」
「他のジャンルより見るわけではない」
程度の付き合い方です。
面白かったしそれなりに怖がれたんですが、
「終盤気になるところが色々出てくる」
という具合で、「手放しでお勧めできるか」と言われたらNOです。
ただ、この映画私個人として「面白かった」という評価と比べると全体の評価はかなり低いんですが、
低評価の理由がわかる気がします。
その理由は以下の三つだと考えられます。
①白石晃士監督の「フェチズム」
…終盤になるとホラーとしては笑ってしまうような展開や、
怪異を「ハッキリと見せる」というホラー映画として飛び道具的な演出が多くなるんですが、
ここら辺は「貞子vs伽倻子」を撮られた白石監督のフェチズムのように感じます。
で、この展開や演出は長年「Jホラー」というジャンルが飽和状態になった今となっては「新しくもない」し、
「ハッキリと見せないから怖い」というJホラーの定番から外れている事で「興醒めする」という印象を受ける人もいるのではと思います。
なのでこの監督のフェチズム自体が「強烈に賛否が分かれやすい」要素を多分に含んでいます。
②原作と映画化の相性の悪さ
…映画を見た後、消化不良な部分もあったので「映画の気になった所を補足してくれるかな?」という気持ちで、
連載されてる漫画版と原作小説(単行本版)をその日のうちに読みました。
読み終わってまず思ったのが、
「映画と小説でかなり話違うんだね」の先に、
「そもそもこれ映画化に向いてないんじゃね?」
が来ました。
原作が「主人公(背筋)と小沢くん(または元出版社員等脇役)のやりとり+小沢くんが書庫から集めた過去の取材記事」
というオムニバス形式になっていて、
時系列もバラバラですが、それが読み進めていくとだんだんと繋がっていく事で「一本のストーリー」にしています。
加えて「主人公が失踪した小沢くんを探す為に読者に語り掛けてくる(情報提供を求める)」という話が所々に挟まってくるんですが、
それが少しずつ別の意味を持ってくるという「叙述トリック」で魅せる部分もこの作品の面白さの「キモ」になっています。
なので「小説ならではの面白さ」や「連載小説だからこそ出来たおぞましさ」みたいなものは、
少なくとも「実写映画化」という形式とはかなり食い合わせが悪いです。
もし「原作再現」という方向で映画化するならジョン・チョー主演の「search/サーチ」のように、
極端に画面上の情報を絞ったりとかなり工夫を凝らさないと途端に「陳腐な話」になってしまうでしょう。
(その点でいえば完結はしていないものの、漫画版は上手く原作の持ち味を表現しつつ、今の所ホラー漫画として盛り上げていると思います)
なので原作と本作品では結構展開が違うんですが、
「原作再現を期待していた原作ファン」からするとガッカリする人も多いでしょう。
その点でも評価を落としていると思います。
なにせ「作り手は作り替えなきゃいけないのに見る側は作り替える事に期待してない」んですから。
③原作小説に潜む裏設定
…原作者の背筋先生はインタビューで「元々原作からして『コズミックホラー』的な要素を含んでいる」旨の裏設定を語っていたようです。
また、好きな作品としてビデオゲームの「Bloodborne」を挙げていたとも聞いています。
ここら辺は入場者特典の「オリジナル短編作品」からも伝わってきました。
見た人なら分かると思いますが、
この映画の最後に出てくる「アレ」及び登場人物が迎える結末は、
地球外生命体や地球の外から地球にやってきた「なにか」によって起きた怪奇現象である事が示唆されます。
ですがこの「コズミックホラー」的要素は原作小説(特にカクヨム版と単行本版)及び本作品だとほぼほぼ説明が為されません。
せいぜい劇中に出てくる「カルト宗教」が「天(宇宙)そのものを信仰する」って展開くらいでしょうか?
あとは「マサル」と関連のあるあの岩?
なので「入場者特典を見ないと原作と映画の重要な共通項の一つを見出せない」という構造になっています。
これはちょっと不親切かなと思いました。
以上の事から「非常に人を選ぶ作品である」という結論に至りました。
まず「原作に思い入れが強い人(特にカクヨムでリアタイで追ってた人)」だと原作改変に違和感を覚え、
「白石監督の作品に抵抗があるホラー映画ファン」だと原作にあった(と言いつつ原作だけだと殆ど考察の対象にならない)コズミックホラーと"白石節"に面食らってしまうでしょう。
あとは演技面ですが、「菅野美穂と夙川アトムってこんな演技下手だっけ?」って思いました。
2人が感情を昂らせる所とか不意に笑ったりする所は良かったんですが、
会話したり説明してる所はことごとく「セリフを読んでる」感がキツかったです。
逆に赤楚衛二さんは終始ほぼ素晴らしい演技でした。
なので「手放しでオススメはできない」ですし、
「期待値はほどほどに下げといて」観に行くのがオススメです。
⭐︎3.6 / 5.0
ソレはソレ、アレはアレで
ジュラシックのチケット争奪戦に敗れ、こちらに流れ、
余裕でエグゼクティブ取れたので見ましたが、当日は満席でした。
入場特典の赤い短冊みたいなのは、縁起が悪いので捨てて帰りましたが、
裏のQRコードからのみ?アクセスできる背筋さんの文章は、
石や岩の信仰について言及されてました。
まぁ、そういう内容ですよねえ。
でも、そっちに本気で進まれると、ちょっと何日も後を引く怖さになったと思うのですが、
違う方向に流れてくれたおかげで、あっけらかんと帰れたというか。
帰りの夜道も怖くならなくて、翌朝にはぜんぶ抜けてる感じが、逆に良いかもしれません。
2ヶ月後にはアマプラで無料配信されているのが目に浮かぶような作品でした。
原作ファンとしては
こういうのが観たかった!
白石作品が好きかどうか
伏線が
全く回収されず、吐息が漏れた。
怖さは初めから期待していなかったが、
びっくりするシーンすらなく高く評価はできない。
起承転結があるとすれば起承位までは悪くなかった。
スリラーというよりはミステリー要素が散りばめられて
最終的にどう落としていくのかに期待が高まった。
ところが、転辺りから雲行きが怪しくなり、
昔話と怪しげな宗教団体からは一気に流れが淀んだ。
結に至っては上記の通りでこれまでの流れがぶった切られた。
個人的には近畿地方のある場所ということで同和問題?
過去の悲惨な差別の怨念?と書き対していたのだけれど・・・・。
近畿地方の意味あった???
こういう原作なの???
興味はあるが、今のところ読む気にはなれない。
作品自体とは無関係だが、お盆ということもあってかそれなりに入っていた。
多かったのが咳をする人。
咳き込んで途中で退席する人までいた。
新型コロナや百日咳が大流行していると聞く。
私自身は初め外していたマスクを途中からかけたが、
作品より感染リスクが怖かった。
富江、やん。
殿様商売
原作が好きだったので見ましたが、まあ『変な家』と同じ感じでした。
映画館で見る意味ないです。見る意味自体あまりないです。
原作の雰囲気を表現するのを途中で諦めて、もうエンタメホラーにしちゃおう!分かりやすく「みんなが怖がりそうなもの」いっぱい入れとこう!そしたら大外しはしないでしょ!みたいな仕上がり(終わり方)。ヤケクソ感。残念。
原作もネット小説(無名)だし、KADOKAWAが書籍化して映画化するよって言えば無名作家は喜ぶだろうし、菅野美穂と赤楚衛二、主題歌椎名林檎なら話題性は出るっしょ!話題性の収益だけで回収できるっしょ!まあできなくてもそんなに予算かけてないし、赤字は計算できまーす。痛くも痒くもないわ〜。
万が一当たったら御の字!ガッポリ稼がせてもらいます〜!
むしろ他の会社に権利取られて面白い映画とかコンテンツ作られる方が怖いわ〜。とりあえず防衛成功!
だいたいな、ネットコンテンツで面白いもん作るなよな!ちゃんと出版社通せよな!我々の威光にすがって、ちゃんとロイヤリティちゅぱちゅぱさせてもらわないと!KADOKAWAで出版したから、収入に繋がったんだよね?お金稼がせてもらったよね?夢見たよね?生意気なこと言ってたら、君みたいな弱小作家、瞬殺で潰せちゃうからね!肝に銘じてね!
だから原作と違うとか、こんな映画にされてガッカリとか、口が裂けても言えないように、脚本協力に名前入れとくからね。
はい、君も同罪ね。笑
おつかれさまでした。笑
見てくださって、ありがとうございます!笑
完全に妄想ですが、みたいな感じなのでしょうか?
これこそ現代のホラーですね。こわーい。
まあこういった小銭稼ぎ、若手の経験を経て、大ヒット作に繋がっているのかもしれないですね。犠牲になったのですね。南無。
白石晃ニ監督の映画でした
お化け屋敷的ホラー
ファンタジーホラー
伏線回収がされてません。謎は投げっぱなしです。あちこちに話が飛びます。
でも誰かが作為的に意図しなければ伏線回収など現実にはまず無いし、次に何が起きるかは分からないのが世の常。そう思えば良いんじゃない。
皆さん程の低評価ではなかったですよ。
面白かったです。
映像記録媒体の移り変わりが丁寧でした。
ブラウン管のテレビデオでVHSで見る、次の年代はDVDをパソコンで、次にUSBでと懐かしいかぎりです。
その映像もテレビニュースや特集番組の録画なんて以前はそうでした。世間のみんなが視聴者でしたよ。クラスで「昨日あれ見た?」ってヤツ。それが個々のSNSに変わって行く。
確かに貞子はビデオテープだわ。
不幸の手紙でした。
ラストはファンタジーな描き方で「なんじゃこりゃ?」ってなりますが、これもまぁ良いでしょう。
ラストで菅野美穂演ずる瀬野千紘の目が引き出しの中の写真の子の目になってましたね。怖
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