近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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アイデアは面白いがとあるもののビジュアル担当が失敗
個人的にはオカルトホラーは大好物で本作のクライマックスの展開にも魅力を感じたがとある地面にあるものとそれに関わる主役キャラの展開の全体的なデザインと流れがこの映画の全てを台無しにしたんじゃないかと残念でならない。
何故あんなちゃちいデザインのものなんだ?
映画のテンションがガラッと変わる展開は好きだが本当に例の物だけは残念だった。
がっかり。CGを担当した人達には賞賛を。素晴らしいデザイナー達だ。もったいない!!!
思ってたほど悪くなかった
器がすごいよ
無
菅野の恐怖、赤楚の平凡
この結末はあなた自身の目で確かめていただきたい。
私は大抵の場合はポスターとタイトルで観る作品を決めています。もちろん偶然見た予告編でもっと具体的な興味を抱いて鑑賞する事もあるのですが、結局前情報なしで映画を観るのが一番楽で楽しい気がするのです。そのせいで何でもっと早くこの作品を観なかったんだと後悔することも多々ありまして、未だに観ていない自分にジャストフィットな名作も数多存在しているのだろうと思うのですが、自分の人生においてそういった未知の可能性がまだ存在しているというのはささやかな楽しみですので、まだ当分はそのままにしておきたいと思います。
それはともかく、本作もそんな調子でポスターとタイトルに惹かれての鑑賞なのですが、これがいざ観てみると意外にガッツリオカルトホラーでビビりました。もちろん怖い映画だろうなとは思っていたのですが、もっと何らかの犯罪に関係したであろう失踪者を探すうちに自身もその犯罪に巻き込まれていくようなミステリーものだと踏んでいましたので冒頭からガッツリ仕掛けられて強制的にその認識を改める羽目になりました。ただその事も含めて今回はいい意味で期待を裏切られたなという感じです。
普段ならもっとダラダラ作品内容について書き連ねるところですが、自分が久しぶりにいい意味で期待を裏切られたところもあるので今回は控えめに書いてこうとは思いますが、とにかく本編で出てくるVHSのビデオカセットテープに記録された2000年代初頭のテレビ番組やホームビデオ映像のソレっぽさが本当に凄いんですよね。映像の色褪せ、ノイズや音割れの酷い音声、輪郭が滲んで読みにくい字幕やテロップと本当にリアリティがあるのです。保存状態が悪いがゆえに自然と醸成される不気味さがいい味出しているのです。その後も年代を追って段々現代に近づいていくとUSBメモリに保存されたデジタル画質の録画映像やインターネット配信を記録した映像と、ここ20年くらいの映像記録媒体の変遷を楽しめます。デジタル録画機器といっても年代によって微妙に違う映像の雰囲気も良く出ていてる気がするのです。特にデジタル特有のあのカラッと乾いて寒々しい安っぽい映像。そこに記録されている人物たちの演技力にムラッ気があるのも個人的にはご愛敬って感じで好きです。そしてしまいには「まんが日本昔ばなし」(75年~94年)調のアニメ映像まで!市原悦子と常田富士男の名調子の再現度がイマイチな気もしますが、あの小さな動きで醸し出されるまったりとした雰囲気のアニメーション!!
U-NEXT等の配信で見る事ができますが「テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?」(22年)や「飯沼一家に謝罪します」(24年)などなど近年テレビ東京で放送された意欲的なモキュメンタリーテイストのホラー番組では本作と同じように架空のテレビ番組の映像が出てくるわけですが、そのテレビ番組のソレらしさには目を見張ります。映像の質感、番組のセットや企画、出演者たちの衣装や喋り方といった雰囲気が、モデルとなったであろう実在の番組の記憶と照らしても本当によく再現されているのです。正直日本のフィクション作品はリアリティという部分にはある程度目をつぶらないと楽しめない作品が多いと私は思っているのですが、何故これらのモキュメンタリーで出てくる架空のテレビ番組のソレっぽさだけは異様にクオリティが高いのか謎です。ただこれらのホラー番組はテレビで放送されたものですので途中でチャンネルを合わせた人にもフィクションだと分かるように明らかに作為的な演出も敢えて入れておくという配慮が感じられる事と、リアリティと不気味さを維持するために物語的な起承転結をほぼ放棄しているフシがあるのはちょっと邪道という感じがして少し残念です。が、とにかく日本の映像制作に意外な得意分野がある事を知ってからは機会があればよく鑑賞してはその独特の雰囲気を味わっているのです。そしてまさか本作がそのテの映像満載だった事は思いもかけない収穫でした。
そしてそれらのバラバラに点在している映像資料が段々1本に繋がっていく様や登場人物の言動の意図がぼんやり見えてくる辺りまでの怖さと面白さはとても楽しめました。ただ、もうこれは謎をチラつかせて物語を引っ張る作品という時点で仕方のない事かも知れませんが、最初は正体や意味が不明だったことでコチラの興味と恐怖とが煽られていた訳ですが、その正体が見えてくるのと比例してコチラの興味も恐怖も失せていくという……あまりにも身勝手ですがどうしても直面してしまうその問題を超えてくるほどの物は本作にはなかったかなと思うのです。
この映画のラストをどう感じるかは人によって極端に意見が分かれそうですが、個人的には出すものは出し切った潔さを感じて好きです。ただその一方で結局最後までアレは一体何だったんだよ?というイマイチ釈然としない要素もあります。(あの絵が伝播した理由とか…)
作品に恐怖の余韻を残すために敢えて明かさない事、不明瞭なままにしておく事というものもホラー映画には必要だとは思いますが、この作品の場合はその明かすところと伏せておくところのチョイスがなんかチグハグな印象を抱きました。ですが映画を観てくれた人へのお礼を言ってくれる奇特さと、私は笑顔で劇場を後にできましたので良かったと思います。見つけてくれてありがとおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ちゃんとホラー。好みはあると思うけどバランス良いホラーでした
レビュー低かったので、観るのやめようと思ってました。
家族がホラー嫌いで、今日はたまたま一人で観れる日で、レイトショーが他になくて…と色々な兼ね合いで鑑賞することに決めました。
私自身、ホラーは好きな方だと思うけど、実際そんなに沢山観たことなくて、グロいのとかはダメなライトなホラー派なので、ホラー好きの人はこのコメントはスルーしてほしいです。
逆にハードなのは無理だけど、ホラー観たいなって気分の方にはオススメです。
ちゃんと怖かったですし、ドロドログチャグチャな事はなかったし、程よい加減でした。
昔、菅野美穂さんが出演されていた「催眠」ってタイトルの映画を小学生の時に映画館で観て、初めてのホラー(って程でもなかったけど)で当時めちゃくちゃ怖かったので、菅野美穂さんに対するホラーの信頼度が高めだった部分もあると思いますが、菅野美穂さんの綺麗なままの怪演も観れて良かったです。
怖かった
鳥肌たった
懐かしさこそがホラー
悪くない!これが白石晃士です!
世の評価は賛否分かれ、否が多め。
レビューで後半の菅野美穂の暴れっぷりが云々と聞き、またサユリしてるのかと不安にもなり…サユリは嫌いではないが、連発されると困ってしまう。
とてつもない凡作の予感をはらみながらの観賞だったが、何だよ~普通に面白い。
シネコンにかかるメジャー作品で白石監督で白石色だせば、こうです!のお手本みたいな作品だと思う。
前半のモキュメンタリー部分は良いが、後半のアレがガッカリで白けるのレビューが多く散見されるが、正直逆では?が白石ファンだろう。
モキュメンタリーはやり尽くしてるので、さすがの手腕の出来も、またか感が強く、逆に後半のアレはやりたい事をちゃんとやっている清さに喜びを感じる。
これは白石晃士という才能が、何を間違ったかメジャー作品に抜擢される世界線が世の中的にも、監督自身にとっても本当に幸せな事なのかと言う事なんだろう。
白石監督の活躍を喜びつつも、彼が低予算で
メジャー作品や世間に不合理な怒りをぶつけながら、とんでもない怪作を産み出す世界線を夢想してしまう。
ふつーのJホラー
夏休みホラーとしては十分な出来
私の後ろの席には学生らしき男女数名が友達連れと言った形で座っており、予告の段階からぺちゃくちゃがさがさ。夏休みだし多少は仕方ないかと半ば諦めつつ私はポップコーンを食べていた。
本編が始まり、少しは静かになったかと思ったものの小声でクスクス、カバンをがさがさ。
しかし、最初の恐怖ポイントになると後ろで驚いたであろう振動がこちらに伝わり、そこからは物音ひとつしなくなった。度々驚きポイントで「わっ」と声が漏れるのが聞こえ、ホラー慣れして驚くに驚けない私からしたら楽しい時間だった。
原作も読了している私だが、映像化にはさほど期待していなかったものの、十分に楽しめる作品になっていると感じた。
捉え方次第ではあるが、同じ現象を追うもののまた別視点といった見方ができた。
なにより、ホラー映画としての出来は、私よりも私の後ろの若者たちのリアクションを想像してもらえれば伝わると思う。
一見の余地あり。ホラー映画好き、友人と見に行く映画を探してる、そんな方はぜひ劇場に足を運んで欲しい。
ラストの展開などは小説とは違うけど味わい深い
アラカルトな原作を上手に映像作品に落としこんだなあと感心しました。
それはそれとして低評価の割りにガチで怖くて許せない。
怖いホラーの点数は上げといて!お願いだから!なんだゆるホラかと思ったらちゃんと怖いじゃないかよ!!!!ふざけんな!!!
ニコ生の映像も小沢くんが壊れたところも奥さんが犬化してたのも怖かったわよ!
ヤメテッッッ
いやまあ、何でそうなっ…なん、何で?みたいなところはあるし、怖い映像作りたかっただけで繋がりとか無視かな?みたいな部分もありますが、同時期公開の事故物件さんがヒューマンドラマしてたんで、ホラーなだけで私は偉いなって思います。
ホラー見に来てちゃんと怖いの嬉しいなって。
おすすめです👏
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