「関東地方のある場所で近畿地方のある場所についてを見た」近畿地方のある場所について ひでぞう📽️さんの映画レビュー(感想・評価)
関東地方のある場所で近畿地方のある場所についてを見た
まぁそんなことは、どうでもいいんですが、
原作未読にて鑑賞しました。
オカルト雑誌編集長佐山(夙川アトム)が特集記事用に集めた未解決事件、怪奇現象の資料を残して失踪。編集部員小沢(赤楚衛二)とライター瀬野(菅野美穂)が残された資料の調査を進めていくと全ての謎は、近畿地方のある場所へとつながっていることに気づくという流れ。
前半から終盤にかけてのモキュメンタリー映像は、まるで本当にあった事件の映像かと思わせるディテールが桁違いに凄くて素直に怖いと感じました。中でもニコ生の首吊り屋敷配信映像は、完璧な出来栄えで本当に怖くて鳥肌が立ちました。
佐山編集長の自宅シーンでは、手持ちカメラの映像で臨場感が伝わり不気味さと異様さに目を奪われました。
近畿地方のある場所へ向かう瀬野と小沢。
トンネル内の車中で突如、瀬野の暴走(菅野好演)がはじまり、前を遮る赤い服の幽霊女を勢いよく轢いて舞台は山の神社へ。(轢かれた幽霊女は、ゾンビのようにゆっくりと立ち上がったので失笑を買っていました。)
瀬野がひとしきり暴れ終わると木の枝から白い手やら目玉の化け物が、チープなCG映像で現れてB級SF映画にありがちな展開になってしまいます。
このラストを好きという方も大勢いると思いますが、
私は、ちょっと付いていけませんでした。
ちゃぶ台返しの破茶滅茶なラストも好きですが、
今回は、失望派に仲間入りさせていただきます。
新たに瀬野の真の正体はという謎を残して、スッキリしないまま映画は終ってしまいました。
読んでくださって ありがとうございます。
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