「グローバルワークス的、“まちがいない”静謐ミステリー」近畿地方のある場所について 林文臣さんの映画レビュー(感想・評価)
グローバルワークス的、“まちがいない”静謐ミステリー
グローバルワークスの「まちがいない服。」というコピーがふと頭をよぎった。日常にしっくり馴染む服を探すように、この映画は“心の居場所”を探す物語だった。静かな風景の中に潜む違和感、少しずつ剥がれていく人間関係の層。派手な事件も大げさな演出もないのに、なぜか目が離せない。観終わった後、自分にとっての“近畿地方のある場所”とは何かを考えてしまう。静かな衝撃と余韻が、じわじわと心に染みる作品。
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