「んん?ジャンル替え」近畿地方のある場所について HIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
んん?ジャンル替え
原作は未読です。
もろに主観での感想ネタバレです。
序盤から引き込まれてなかなかいい感じでしたが、途中いいところで「かいばしらー!」ってビックリして(出てるの知らなかった)、おそらく最高潮に怖いはずの首吊り屋敷が演者が気になってそわそわしてそれどころでなかったwいい感じのニコニコ動画出演者っぽかって良かったけど、もっと序盤の出落ちでも良かったかな?
途中まで90点
途中から65点
最後45点
ん?と思い出したのは重なる時代が違う映像でひとつに繋がっていって盛り上がっていったところで富士山の編集長夫婦が出てきたとき。
土俗信仰のおどろどろしさを題名から察して期待していたのに壊れた人間の恐ろしさがやや上回り始めて、串刺しであー、となりトーンダウンしていった。何か恐ろしいもののせいで精神破綻をきたしたのかな?のものが人間って怖わーになって禍々しい存在のものがあまり関係なさそうに思えしまった。
で、トンネルで菅野美穂がエイリアン2のリプリーに激変し、めちゃリアルな重さをあるものを引き殺し(エイリアン2の成体でももっと軽そうだったのに)母性炸裂ぶち切れ。子を思う女ほど怖いものはないと思ったが、出てこいやこらー的に強くなってしまってドン引き。横の弱々しい男の子に共感すらした。あんな山奥で怪しい祠ぶっ壊してる菅野美穂が一番怖くなり山のなんとか様の印象が薄くなり出した。
極めつけのんん?は、「え?近畿地方のある場所にエイリアンおったんかいな」のジャンル変更。
1作目の事故物件と同じやんwいきなりの暗黒卿出現と同じ轍や。
怪しい宗教の時から思ったが、そんな色でそんな形の石、地球でできる?少なくとも日本ではなさそうってな地球外生命体の石で、木に取り憑いていたのもどうみてもエイリアンやん。未知との遭遇やん。そっちー?っと笑えてきてえーって思って終わった。
石はせめてどこにでもある岩質にしてほしかった。
怖い映画的には富士山串刺しまではええ感じやったのになー
効果的な音響音楽も良かったし商店街の店も普通に怖かったし古いビデオの変な明るさも怖くて良かった。
土着の触れてはいけない怖い祟りを期待しすぎてたのかもしれない。悪霊と言うか呪いと言うか精神異常をきたした人間の怖さというかなんとか様と言われている日本の「神」の恐ろしさとかに期待しすぎてたのかもしれない。
地球外生命体にはあまり恐怖を感じないので私のこわーのマックスは商店街の店かな?
雰囲気が良かった。どこにでもあるちょっと寂れた商店街が一番怖い。
それと「ああ、生き物飼ってたらええんや、オーケー」とナチュラルに思って普通に悪びれることもなく生け贄的な発想が自分の中にあったのが一番怖かった。なんとか様の対策として変わりに差し出す動物かってたらええんや、楽勝、とか思った。
今の動物愛護視点もあるけど、自分には土着の風習のように身代わりに何かを捧げるのに抵抗が少ないと分かった。
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