劇場公開日 2025年8月8日

「もう少しリアリティーのあるホラーは作れないものか・・・」近畿地方のある場所について 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 もう少しリアリティーのあるホラーは作れないものか・・・

2025年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

“事故物件”に続いてのジャパニーズホラー。あまり好きなジャンルではないが、予告編でヒロイン菅野美穂に惹かれたのと赤楚衛二も比較的好きな男優なので、それなりに期待を持って観賞したのだが・・・

【物語】
あるオカルト雑誌の編集長が行方不明になる。
編集長は一人で次号の特集記事をまとめていたが、どんな特集をまとめていたか誰にも知らせていなかった。 残された編集部員小沢(赤楚衛二)は特集に穴を空ければその雑誌は廃刊にすると会社幹部に言われ、ライター千紘(菅野美穂)に助けを求める。

ふたりは編集長が資料室に残した収集資料・動画を片っ端から見て、編集長が何を書こうとしていたかを探る。残された資料は幼女の失踪、中学生の集団ヒステリー事件等過去の未解決事件や怪現象だったが、調べを進めて行くとそれらの事件や現象がすべて近畿地方のある場所につながっていることを突き止める。

ふたりはその場所へ向かう。

【感想】
残念ながら、ひと言で言えば「つまらない」。

最近観た“事故物件”のレビューにも書いたが、俺的には「こんなこと、もしかしたら起こるかも」というリアリティーを感じられないと「怖い」と思えない。言い換えれば「こんなことあるわけないだろ」思ったら白けてしまう。

本作では肝腎のクライマックスが一番ひどかった。そこに至る過程においても、「なんかなあ」という展開が続き、序盤で「ああ、もうだめかも」と諦め気分でスクリーンを眺めていたが、クライマックスで白けた気分もMAXになってしまった。

期待していたヒロイン菅野美穂も、彼女の良さは引き出されておらず、ガッカリ。ホラー好きはどう感じるのか良く分からないけど、一般の人にはおススメできません。

泣き虫オヤジ
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