「おーい、かきもあるよぉー」近畿地方のある場所について 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
おーい、かきもあるよぉー
って、原作じゃあ重要なんだけどなあ。
一応、ホラーとしては成立してた。でも、ラストは、微笑んでしまったよ。「あー、白石ワールド全開だあ」ってね。
原作が良いからこそ成立してるとはいえ、物凄い「原作クラッシャー」ぶりを発揮してくれたね。
まず、冒頭があかんよね。あくまでも「やま」に引き寄せるんでしょ?それなのに街中まででてきちゃ、
ダメ
原作の設定ことごとくほったらかしても、「一応」ホラーとしては成立してたんだけどね。
それから、菅野美穂が、アカン!あれはミスキャストだよなあ。しかも序盤から結構な「キレキャラ」でさ。「え?なんで?今後どうなるの?」って不安が、、、
そして、小沢君!キミ、どこ入ってんのよ!そんな「トゲトゲ岩」に飲み込まれちゃって!あれじゃあ、「情報提供」を求める意味ないじゃん!んで、何がしたかったの?こども?え?なに?わかんないよ!
あと、終盤小沢くんが資料室でいかれちゃうところ、同僚が横から出てくるんだけど、次の日菅野美穂が入ってくる時、机の側からきたよね?入り口2ヶ所あるの?あーゆーところのディテールはキチンとしないと。
まあ、もともと、モキュメンタリータッチは得意な監督だから、前半の資料映像は何となく怖さが出てていいけどさ。なんなら、菅野美穂が一番怖いっていうね。まさる様どうしちゃったの?って感じ
あれこれ、言ったけど、
俺は、褒めるね!
だってみんな褒めないだろうから。あの出来を予想した上で、鑑賞してこそ、真のホラーマニアですよ!
【追記】
エンディングの椎名林檎が作品とミスマッチなほど、カッコよかったな。お金のかけ方が独特なのも白石ワールド?笑
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