「あのさあ。やっつけ仕事で映画作るなよ。」近畿地方のある場所について あんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
あのさあ。やっつけ仕事で映画作るなよ。
この原作がどのように映画化されるかを確認したくて観た。
ネット系のホラー作家ということになるのだろうかこの作者の原作は、途中までがほとんどビデオ画像やテープ音源、掲示板の書き込みなどの情報の引用の形をとっている。それらがお互いに絡み合い、すべてがある地名を指し示すことによって、瀬野と小澤の探索が進行していく。
それで決着部分なんだけど、同じネット系の雨穴氏の「変な家」なんかもそうだが、私は意外にも日本人的な因果とか因縁とかいうところに囚われているなという印象を持っている。ほら「親の因果が子に報い」っていうやつですね。この原作もそう。ただしネタバラしの部分はモノクロームや手紙によって控えめに表現されておりそれなりの余韻なり含みを持たせて終わっている。
映画はどうかというと、はっきり言ってブチ壊しですね。この監督は「貞子VS伽椰子」を撮った人ですよね。この人が出してくるのは怨霊でも幽霊でもなくモンスター(もしくはそれに類したもの)。そしてそういうものを繰り出すのがエンターテイメントなのだと思っている。映画にはコント(もしくはそれに類したもの)が必要だと思っている福田某となんも変わらない。
多分、原作と同じ結末にしようとすれば、それなりに時間をかけた脚本の練り込みが必要になるはずです。この映画は、そこを避けて、お得意のお化け、モンスター(CGでちゃっちゃとつくった)を登場させることで安易に手を打った。それってやっつけ仕事だということになりますがいかがですか?
非常に的を射たレビューだと思います>「映画にはコント(もしくはそれに類したもの)が必要だと思っている福田某となんも変わらない。」
Jホラー界のF田かあ。確かに。
人の看板借りて下品なやっつけ仕事やるとことかそっくりですね…そういうのはオリジナル作品でやってくれ…
変な家と同じ道を辿れば、そりゃあ、酷評になりますわい😆
変な家であれだけ酷評されたんだから、今作もこのままだと酷評されるって分かった時点で、作り直し…まあ、無理か😌
どれだけの駄作なのか、怖いもの見たさで行こうかどうか迷っています(^_^;)
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