#真相をお話ししますのレビュー・感想・評価
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たしかに途中までは良かった
勝手に「真犯人フラグ」や「あなたの番です」のようなハラハラする話なのかなと思って、事前にあらすじを確認せずに出演者目当てで見に行ってきた。
自分しか知りえない話の真相を話して投げ銭をもらうことをベースに話が進んで、4人のうち3人の話まではハラハラして楽しかった。
だけど重要人物が最後に真相を話したところから、雑さを感じ、3年A組のような今、世の中で起きている顔が見えないSNSの闇に訴えかけるようなメッセージ性に入り、最後の終わり方は「え、そこで終わるの?」と拍子抜けしました。
あれが良しとする人もいるだろうし、あっという間に見終わるからそれを良しと思う人もいると思うけど、終わらせ方が個人的には残念だった。
結局、最後どうなったの?とドラマでたまに思う、そんな終わり方はしないでほしかったラストでした。
途中まではよかった
誹謗中傷はやめようみたいなのが伝わった
普通に演技も上手い
二宮和也居たのまじでびびった
だけど最後よく分からん結局殺されたのか
殺されてないのか殺すなら殺せ
真実とっとと話せ
後味が悪すぎる
思想つよすぎない?真相をお話しますというコンテンツ見て楽しんでたら罪て暴論過ぎん?
あと1番悪いの親と島の住民だろ
罪擦り付けんな
真相は早く知った方が良い
朝のTVで主演の二人が生出演されていたので、見たい順を変更して先に見に行きました。
大森元貴さんはミュージシャンで演技未経験ながら、とても良かった。ある理由から選ばれたのかもしれないが。
………
かつて子供の日常を見せる人気チャンネルがあったが、突如配信が途絶えてしまう。今回の生配信でその真相が暴露されるかもしれない。
その前に選ばれた視聴者は自身しか知らない真相の暴露していく。
エピソード1と2は主役2人は出ないオムニバス・ミステリードラマ風。エピソード3で風磨くんの登場です。
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以降ネタバレあります.
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風磨くんのエピソードの後で友人だと思っていた大森さんが豹変する。
そしてかつての子供配信チャンネルについて語られる。11年前の設定であるが、子供時代と現在の役者の雰囲気がすごく似ている。演技もすごく良い。
ラストは子供の頃と似たシュチュエーションで、視聴者にもある選択を迫る。
しかし映画はこれで終わる。
映画はこれ以上何も語らない。
映画を観ている私たち観客にも考えさせようとしているのか?
別に現実世界での個々人の選択を知りたいわけではない。
映画制作者の意見を聞きたいわけでもない。
ただ映画内のチャンネルMCの 岡山天音さんが投票結果による最終決断をしたのか。
それが知りたい。
これがあれば評価は確実に変わっていた。
エピソード毎がリンクしていればもっと良かったが。
………
私なら多分Aを選ぶ。他人に対して究極すぎる選択は今後の人生に耐えられない。Bならまだ自分で変えようがある。
そして何よりこんなMCの人間は、多数決でAになったとしても、Bもやると思う。
主演二人を眺めるには良いけど、色々と無理がある設定とシナリオなので、覚悟して臨みましょう
2025.4.25 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(117分、G)
原作は結城真一郎のミステリー短編集『#真相をお話しします』
ある暴露系ブラットフォームを舞台にしたスリラー映画
監督は豊島圭介
脚本は杉原憲明
物語の舞台は、都内某所&大阪
かつて一世を風靡したエンタメコンテンツ『ふるはうす☆デイズ』が突然の終わりを迎えた十数年後、そのコンテンツの犠牲になっていた桑島砂鉄(岡山天音、幼少期:小谷興会)は、暴露チャンネル「#真相をお話しします」を開設していた
そのチャンネルは様々な事件の裏側を話すというもので、砂鉄はホストを務めつつ、自分の暴露話を餌にして、視聴者を募っていた
ある日のこと、いよいよ「ふるはうす☆デイズ」の暴露がされると思われた回が始まる
砂鉄は150万人を突破したら話すと煽り、それまでの余興として、「ある殺人事件」「美人局のお仕置き」「恋愛沙汰の顛末」というものがスピーカー(匿名の語り手)によって語れていく
最初は家庭教師の営業をしているカテキョ(綱啓永)の話で、彼はとある戸建てでの営業についての話を始めていく
それは、そこに居合わせた母(桜井ユキ)と子ども(柊吾)は親子ではないというもので、カテキョは殺害現場にいた関係者だった
彼は殺人が行われた直後にその家に立ち入っていて、報道されていないことを知っていた
彼の話には300万の投げ銭が投じられ、以降も報道された事件の関係者が裏側を暴露するというものになっていた
映画は、これらの素人の暴露話というのが前半で、後半は場が温まったところに「ふるはうす☆デイズ」のコンテンツ終了の真実が明かされていく様子が描かれていた
そのコンテンツは、「離島でスマホを持たなければ子どもは健全に育つのか」を検証するというものだったが、実際には「自分の子どもを隠し撮りして収入を得るためのもの」だった
自分の意思で公開されてきたものではなく、それによって、彼らは思い描いた人生とは違うものが生まれていた
さらに、そのコンテンツの中である事件が起きてしまう
それが元々島に住んでいた凛子(小八重葵美)が殺されたというもので、彼女はコンテンツの中心的存在のチョモ(潤浩)に好意を寄せていた少女だった
コンテンツを暴露しようとした者は殺される運命にあり、凛子もその犠牲者ではないかと思われていた
そして、チョモとサテツは共演者だったルー(泉有乃)を吊し上げることになり、その一部コンテンツとして作り上げることになった
凛子の死によってコンテンツはさらにバズるのだが、サテツとチョモの人生はメチャクチャになってしまう
彼らは島を離れることになり、デジタルタトゥーが残ったまま、新しい人生を歩むことになったのである
映画は、前半で3人のスピーカーが登場し、その中の一人「警備王」こと桐山(菊池風磨)と謎の男・鈴木(大森元貴)がコンテンツの視聴者という形で進んでいく
だが、この鈴木こそがチョモであり、彼はホストの砂鉄とともに、デジタルタトゥーの怖さを世に知らしめたいと考えていた
そこで、自分たちのコンテンツのネームバリューを利用して視聴者を募り、その中から匿名性を用いて利益を貪ろうとする人を釣る仕上げていくことになったのである
オムニバス形式の作品を繋げた感じになっていて、スピーカー一人あたりの持ち時間は15分程度の尺になっていた
原作者が話を書いているのでスピーカーはスラスラと語るが、実際にはあんな感じには話せないと思う
また、事件報道された赤羽の主婦のなりすまし殺人、有名美容院の院長によるパパ活懲らしめ殺人などはインパクトがあるのだが、警備王が話す内容は殺人事件に発展したとは言え地味なものだった
リアタイと呼ばれる数字は基本的に増える一方だが、実際には警備王の暴露の段階で興味がない人は離席するだろう
リアタイは接続状態を意味するものの、その場にいない場合も多いので、それを踏まえると、ラストの投票は満票にはならないし、接続を解除していなければ「逃げた」ことにもならない
このあたりの細かな粗が目立つので、実際にチャンネル運営をしたことがない人が想像で作り上げた設定になっているのかな、思った
芸人のトーク番組でも、ひとつの話は10分が限度で、人が興味を持って話を集中できるのもそこまで長くないと思う
特に話が苦手な素人だと、画面に表示されるメッセージに反応して話も途切れるだろうし、もっとグダグダになると思う
また、一番気になったのが10年以上前に配信が終わった「親が勝手に配信したコンテンツ」の「暴露話」に150万人が興味を持つというのが無理すぎる設定だと思う
砂鉄とチョモがそのまま芸能活動をして、人気絶頂だった時に行ったのなら理解もできるが、あの事件の後に芸能活動を始めようと思う人はいない
また、その当時の視聴者層というのが、親世代と出演者の同年代になると思うが、それ以外の層が食いつくにはネタが弱すぎる
いっそのこと、そこに示されていたリアタイなども全て嘘で、投げ銭のための登録金融情報などを抜くことが目的で、それを賠償金代わりにしようと考えた、という方があり得そうに思った
いずれにせよ、10年過ぎて計画を立てるきっかけが病気というのも安直で、それによって仕掛けるのが当時の視聴者とは限らない人々というところもネックだと思う
むしろ、あの暴露番組で「自分たちの親を晒して復讐する」という方が理に適っていて、さらにコンテンツに協力した人々を吊し上げていくスタイルの方がネットの悪意の連鎖を生み出せたように思う
そこまでしつつ、ラストには「傍観者」「積極的参加者」なども含めた個人情報を抜き取って金融情報から金を巻き上げて逃げるという方が面白いだろう
その場の人間の怒りの矛先が晒された親とか関係者に向かうわけで、誰かを犯人に仕立て上げて晒すというのが連鎖していく様子を描くことにもなる
親は原因となったコンテンツで金を稼いできた歴史があるので、そういった方面の復讐も成し得るのではないか、と感じた
【”個人情報保護法違反摘発ムービー!”今作は、自分の名、顔を晒さずに他人をSNSで貶す現代の風潮に対し、問いかけをしたエンターテインメント作品である。】
ー 今作は、可なりトリッキーな作りであったが、結構引き込まれたな。
作品構成が最初は章立ての如く進むのだが、最後にそれを見事にひっくり返す展開がナカナカでございました。
マア、チョビッとスカッとはしたかな。
あと、一番怖かったのは最初の”真相をお話しします”で、桜井ユキさん演じた奥さんの表情だったな。マア、怖い!
個人的な意見だが、1編2編は一特に面白怖かったな。
今は、背景も自分で作れちゃうんだよね。ー
<で、今作を見ていると、登場人物達が語る”真相”を見ている人たちはアバターの恰好をしているのだが、最後、チャンネル管理人(岡山天音)が、アバターの恰好をした人達の顔を晒し、幼き頃に”友達”の姿を配信していた女の子が成長した女性(中条あやみ)を椅子に縛り付け、矢を向けて”貴方は、顔を晒しますか、彼女を助けますか!”と問いかけて来る緊迫のシーンはナカナカでありました。>
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