#真相をお話ししますのレビュー・感想・評価
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この映画を観なさそうな方にこそ届いてほしいお話でした
なんでこの2人が友達なんだろう?と、なんとなく桐山→鈴木と鈴木→桐山のベクトルの長さや太さに差がある感じが冒頭から違和感でしたが、後半で一気に回収されていって爽快感がありました。それと同時に、自分自身も不意に殴られたような複雑な感情になりました。自分自身のSNSの使い方、自分の顔と名前が出ているときのそうでない時の責任感の違いについて考えさせられました。そして、鑑賞直後の感想は、安易に自分の情報を晒す行動は慎もうということでした。ネットで安易に個人情報や決済情報を入れて生活を楽にすることを優先している今の生活についても、見直さないとと身が引き締まる機会になりました。
また、W主演の鈴木と桐山役が大森さんと風磨くんであったことにも大きな意味があったと感じました。特にお二方のファンの方こそ思うところが多くあると思います。昨今のSNSの使い方や他人に対しては匿名の立場から何とでも言えてしまう風潮への警鐘を鳴らす存在として、このお二人が起用されたことは納得でした。私は、ファンの立場として観るきっかけをもらえて良かったです。ただ、このお二人に誹謗中傷ができてしまうような方には観てもらえないのかと思うと、一番伝わってほしい人たちに届かないとも思ったので、同じようなメッセージを持つ映画やドラマが様々なインフルエンサーの方々から発信されていくムーブにつながっていくと良いなと感じました。
今回、映画を見た方々がSNS上で面白かった、考えさせられたにとどまらず、自分自身の言動やあり方を省みていらっしゃるように見受けられたのも、この映画の大きな役割を果たしているように感じました。映画館は満員近かったですが、老若男女多様な方々が観に来ていらっしゃり、起用された出演者のバリエーションの高さもこの映画のメインメッセージを届けるために必要だったのだと思いました。友達や家族などと観ることで、考えさせられたポイントを言い合っていらっしゃる方も席の周りに多くいて、制作側の狙い通りになっているのではないかと思います。
最後のエンドロールで、ハッとさせられて見逃していたことに気付かされたところがいくつかあったので、最低でももう1回は観に行きたいです。
満点評価にしなかった理由としては2つです。
1つ目は、この映画は番宣のプロセスを観ていた人がより一層楽しめる映画だと思いました。だからこの方法を取っていたのか、あの時のあの言葉はそういうことだったのか、、、とYouTubeや出演者の方々の言葉を振り返る楽しみもありました。観ていなかった方にとってはそこまでのめり込むポイントがなかったかもと思ったので、そこを考慮しました。
2つ目に、年齢制限はない映画で社会に出る前の子どもたちにこそ知ってほしい内容なのだろうとは思っていたのですが、前半はなかなか残酷なシーンも多く、その点がなかなか見せるのは難しそうだと感じました。ただ、無意識に子どもの将来をつぶすような行動をしていないか省みてほしいという点で親御さんにはなんとしても観てほしい映画ではあります。親子で観てもらうことを推奨しづらいという点を考慮しました。子どもが題材の中心にあった分、子どもたちでも自分ごととして捉えてもらえそうだとは思うので、何らかの形でこの映画のメッセージが届いてほしいとは思います。
現在のSNS社会への問題提起?
チョモランマ(漢字難い)w
何でもコンテンツにされる現代社会の歪さ。
めちゃくちゃよかった!
全体のストーリーがありつつ、ショートドラマのオムニバスも3本楽しめるという構成。結末は人によっては全くピンと来ずに終わるかもしれないけど、自分はめちゃくちゃ刺さった。まじで現代の全人類に見てほしいし、改めて真剣に社会のあり方を考えるきっかけになる作品だった。
導入も長ったらしくなくてすごくよかった。重要な人物の名前が超キラキラネームなのも助かって、オムニバスパートでいろんな人物が入れ替わり出てきても「この人誰だっけ?」みたいにならずに済んだ。
そして、そのオムニバスパートそれぞれのクオリティがめちゃくちゃ高い。構成も、映像も、演技も全部よかった。伏線の散りばめ方も絶妙で、最初はただの違和感に思えたところが、ほぼ全部意味を持っていた。推理しながら観るのがほんと楽しかった。
キャストも豪華すぎる。
正直「キャスティングに金かけすぎて中身スカスカなんじゃ?」って舐めてたけど、全然そんなことなかった。
むしろ脚本・演出・演技、全部ガチ。
カメラのアングルや画質の細かい違いなどにも伏線が散りばめられていて、違和感に気づくのが楽しい。
話の角度が90度変わるような展開をしても、無理矢理感ゼロでスムーズに繋がっていく脚本も見事だった。
テーマとしては、何でもエンタメとして消化されてしまう現代社会への問題提起。
誰でも発信できる時代だからこそ、何もかもが「コンテンツ化」されて消費されていく。顔を出す作り手と顔を出さない受け手のパワーバランスの歪さ。
もちろん一人一人の意識を変えていくなんて夢物語かもしれないけど、こんなテーマを持った作品によって訴え続けることに意味があると思った。
ラストまで観て、ただのエンタメで終わらせず、ちゃんと考えさせられるのがすごかった。
キャストの演技力、映像、脚本、設定、すべてに抜かりなくこだわられていて、ハイクオリティなミステリーで最後まで楽しませてくれたうえで、ちゃんと心にもズシッと残る作品だった。
はぁ…
終盤までは
楽しく観られた。
私孫たちが子供たちの(くだらない)チャンネルを見ているのに眉をひそめていた身としては
溜飲が下がる思いだった。
ターゲットがあの女の子だけなのはどうなの?
本当に悪いのは親なんじゃ?
なんで縛っているロープがゆるゆる?
などいろいろ違和感がありつつも3作連続で邦画の良作を観賞できた♪と思っていた。
それが最終盤で一転。
匿名で自らは安全な場所から勝手なコメントをしてしまう人々のリテラシーにフォーカスし、
それこそが真のターゲットと近年オールドメディアが喧伝してきた展開に。
そこで頭に浮かんだのが冒頭に出たTBSの文字。
そうか、つまりはそういうこと?
一気に冷めた。
オウム真理教に関する報道等、リテラシーのかけらもなく、
いまだに怪しげな情報ばかりを垂れ流しているオールドメディアに言われたくないね。
厚顔無恥。
ベースはおもしろかったが、エンタメに徹して欲しかった。
配信を見る自分の内面について考える機会に
真相をお話しした後の結末
GWに公開された作品としては、なかなかヘビーな内容だった。
SNSで匿名という安全な場所から誹謗中傷し、人を裁くということの恐ろしさ、人の人生を狂わすことを想像もせず、無責任に投稿する現代社会に対する警鐘を鳴らす作品だった。
役者陣も皆好演していたが、ラストの結末はモヤっとしてしまった。この作品なりの落としどころをしっかり作り込んでほしかったなという点が少し残念でした。
#真相をお話しします
Mrs.のアレかな、結構な入りでした。
そのMrs.云々抜きにしても、面白かったです。
安定の岡山さん、やっぱり上手い伊藤さん。
これは?と思った伏線もキチンと回収して頂きました。
終わり方も、色々有るだろけど、良い選択かと思います。
大森さんも、続けていくなら、頑張って下さい。
応援してます。
SNS時代に一石を投げっぱなす良改変。
ラスト賛否は、賛!で。
原作を読んでたので、ハマらないだろうけど、キャスト良いし観るかーって気楽に観たのですが、原作小説が会話劇メインで情景描写少なめなので、映画の方がかなり面白くて!良作でした!
伊藤英明がナイスキャスティング過ぎる!とか、大人キャストの面影ある演技うまい子役よく見つけてきたな!とかw
サプライズ声の出演もわかりやすいかも。
我が子2人が風磨担と、ミセス推しなのでよく知る2人が主演なのも楽しかった。大森元貴が俳優初挑戦で主演と思えないぐらい良かった。特にラスト、良かったね。エンドロールまで良かった。YouTubeチャンネルの真相の部屋、見返すと伏線まみれですね。凝ってるー。
原作で記憶に残らないぐらいの長めの短編1本は完全カット。いいバランスで面白くまとめられてて、原作では真相が明かされてるとこも映画では明言しないことで深みを増してたり。脚本抜群に良くないですか!
メインになる離島の話が原作でも一番最後に載ってて一番面白かったのですが、それをうまくアレンジして再構成、映像で見てこそ!というシナリオに改変してるのが凄く良かった。入場特典とも繋がってくる。ネタバレありで友達と話したくなる映画でした。
【パンフレット 1320円 A5 横開き表紙込60頁】
表紙の装丁が豪華で厚めなせいか、お値段が高いよ⋯。でも主題歌「天国 movieVer.」の歌詞が読めるの善き!
最後に1頁グッズの宣伝が入るぐらいであとはほぼスタッフキャストのインタビューも劇中写真モリモリ。情報量多くて良いです!ふるはうすデイズのサムネイルやタイトル、時系列でのちょっとした説明もあったり、読み応えありでした!7頁目に「このページ以降はネタバレしかありません」と親切に書かれてます、そう、ほぼネタバレありのパンフレットですw
なのでスタッフキャストコメントは全力でネタバレありきでお話されてるので、面白いです。てことは、ネットでは読めない内容なので、買ってよかったです。
誰かのあざ笑う声が聞こえる それが本質だと、それがお前の本質なんだと
原作小説少しだけ読んだくらいの知識で見に行きました〜
短編をどうまとめるの?映画にどうするの?と気になってました
オリジナル部分はわりかし早めから予想通りにいきましたな(笑) 最初から分かりやすかったですかね
話の結論というかテーマ性は今の時代ならではで良かったかと思います!
警告的なところも含めてですかね
最近の匿名インターネットの風潮は好きじゃないですねー 過激なこと言ったもん勝ちとかストレス発散だけの人もいたりなー
自由なはずのネットSNSが逆に息苦しかったり
オムニバス的なストーリーでもあるので色んな人ちょこちょこ出てきて良かったです!(笑)
伊藤英明いい体してるな…(笑)😏
映画館そこそこ混んでました!若い人かなりいました 近くの小さい子がパパ活ってなに?ヤリモクって何?って小声で話してたけど理解できたのかな?😞(笑)
意外と怖いシーン多かったな
最後のオチと言うか締めは個人的には好きなほうでした
で、お前はどうすんの?の問いかけ系されて映画館後にしながら考えるの好きなんですなー😏
悪口誹謗中傷絶対するなとは思いませんが跳ね返ってくるものも理解しとかないとですね
真相はお話しされたのか
なかなか上手な映画化
かなり怖いけど伝えたい事は分かる
おもしろく、そして考えさせられる
おもしろそうな予告に惹かれて、公開初日に鑑賞してきました。主演のお二人の人気のためか予想以上の客入りで、ミステリーとしてもおもしろく、今後のヒットを予感させます。
ストーリーは、さまざまな暴露ネタを披露して投げ銭を稼ぐ、視聴者参加型の動画配信チャンネル「#真相をお話しします」が人気を集める中、毎回この配信を楽しみにしていたビル警備員・桐山は、夜の警備室で友人の鈴木と二人で楽しく視聴していたところ、ついに自身がスピーカーに選ばれるが、実はこのチャンネルに大きな秘密が隠されており、桐山はそこに否応なく巻き込まれていくというもの。
暴露ネタ配信チャンネルの存在を印象づけながら、テンポよく展開していくおかげでぐいぐい引き込まれます。序盤で披露される暴露ネタ2本もそれぞれに興味深く、メインストーリーに直接関与しないにも関わらず、再現ビデオを見るかのような臨場感ある描写がなかなか効果的です。
そして3本目にいよいよ桐山にチャンスがめぐり、彼もまた衝撃的なネタを披露してくれます。多額の借金を抱えていた桐山は、起死回生のチャンスを生かし大金を手にするのですが、本題はここからです。冒頭で布石を打っておいた、かつての超人気動画配信チャンネル「ふるはうすデイズ」の突然の閉鎖の真相へと迫ります。この流れが心地よく、さらにはそこから二転三転する展開が最後までスリリングです。
また、SNSの無責任な発言や誹謗中傷、個人情報の漏洩に警鐘を鳴らすという意味でも、なかなか意義深い作品であると感じます。人気タレントをキャスティングして若者の動員を図っているのも、実に効果的です。
ただ、最終的に視聴者をターゲットにするという思考の流れは、理解できなくもないですが、いささか論理の飛躍を感じます。その前に、まずは配信者であるそれぞれの保護者に対して責任を追及すべきではないでしょうか。そこがスルーされていたように感じて、ちょっと引っかかります。そして何より、中途半端な幕引きにモヤモヤします。”描かなくてもわかるでしょう”という意図は感じますが、ここまで描いたなら最後まできっちり追い込んで、悲惨な末路をまざまざと見せつけてほしかった気がします。
とはいえ、暴露ネタと引き換えに投げ銭を稼ぐという設定は、現実にプライベートを切り売りして再生回数を稼ぐ配信者と重なり、なかなか説得力があります。おもしろく、そして考えさせられる作品に仕上がっているのではないかと感じます。
主演は菊池風磨さんと大森元貴さんで、桐山と鈴木の過去が明らかになるにつれて熱量が増す演技がなかなかよかったです。脇を固めるのは、中条あやみさん、岡山天音さん、福本莉子さん、伊藤健太郎さん、伊藤英明さん、綱啓永さん、柳俊太郎さん、桜井ユキさんら。中でも、桜井ユキさんの鬼気迫る演技が秀逸です。
現代社会でよく取り上げられる事
ミセス大森くんの演技が気になり鑑賞しました。
他の方のレビューでもあったように世にも奇妙な物語みたいな感じで面白かったです♪
近年よく取り上げられる問題の重大さを
長くグダグダではなく、短編ストーリーを何話か入れて飽きさせずに組み立てられてたので最後まで興味津々であっという間でした。
親が子供を利用する、SNSからの犯罪、ネット社会の影響、事件、お金…
全て現代社会で大問題になってよく取り上げられる内容の話だったので改めて考えさせられました…
とてもわかりやすく現代の問題を投げかけられてる映画でしたので1人でも多くの方に観て頂きたいです!
エンドロールで声の出演だけされてた俳優さんの名前を見たのですが全くどこか思い出せなくて…悔しい(笑)💦
SNSに溢れる現代にガツンと一石を投じる作品
YouTubeチャンネル、「#真相の部屋」を毎週見ていたため公開を楽しみにしていました。
初主役となる大森さん菊池さんの演技はほぼ初見でしたので、どうかなと思っていましたがラストまで意識を途切れさせることなく惹き込まれました。
特に鈴木の目と声色は鬼気迫るものがあり、終盤に向けて加熱していく展開に負けない迫真の演技でした。
ストーリーはリアルタイム動画配信者のマスターから話し手、スピーカーに選ばれた人が順に話していき、興味を持った聞き手が投げ銭を投じてスピーカーは多額の賞金を得る番組のほんの一夜の話。
スピーカーが変わるたびに違う話がされるため、怖い、ゾッとする、ほっとする、など様々な感情のジェットコースターに乗り終盤まで一気に駆け抜けました。
また、作中の各キャストの小さな行動に怪しさや引っ掛かりがたくさん登場します。しかし、ストーリーが進むにつれて伏線回収がきちんと行われるため、終始目を見張って楽しめました。
本作はもちろんエンタメではありますが、右を見たらX、 左を見たらTikTok、YouTube。どこを見ても情報が渦巻いている世の中のリアルとして容易に想像できる展開に身の毛がよだつ思いをしました。
SNSを扱うことのできる全年齢の人にぜひ見てみていただきたい作品です。
大森くん、菊池くん、ご苦労さんです‼️❓
どっちを選ぶだろう・・・保身だろうなぁ
あるビルの警備室に置かれたパソコンの前で、警備員の桐山とその友人の鈴木が生配信の開始を待っていた。多額の報酬を得るチャンスが有る暴露チャンネル#真相をお話しします、が始まった。そこでは有名人の裏の顔や世間を騒がせた事件の真実など、さまざまなゴシップの真相が明かされ、話し手に選ばれた者はネタの提供と引き換えに視聴者からの投げ銭を獲得できる仕組み。衝撃的な暴露と高額の投げ銭にチャンネル史上最大の盛りあがりを見せるなか、ついに警備室の桐山にチャンスが回ってきた。さてどうなる、という話。
みんなが知らない事を暴露し、賞金をゲットするゲームで、何百万円もゲットする参加者が出てきたが、これって何億円も稼ぐYouTuberなどと比べたらショボイかなぁ、なんて思いながら鑑賞。
150万人がLIVEに参加してて、暴露話を楽しみにしてる、というのは面白かった。
カテキョのバイトの面談で家を訪ねたら母親の様子がおかしかった事の真相、友達とweb飲み会やってたら、彼女の浮気相手の真相、女子大生の父親がその娘のパパ活を止めさせようとした真相、主催者が子供の頃に3人でテレビに出てたのにそれが出なくなった真相、など、ドキドキしながら楽しめた。
鈴木役のミセスグリーンアップルの大森元貴は笑顔が不気味だったし、警備員・桐山役の菊池はそこそこ。岡山天音、福本莉子は良かった。
最後の選択、どっちを選ぶだろうか?たぶん自分の保身だろうなぁ、と思った。
全124件中、61~80件目を表示
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