劇場公開日 2025年8月15日

「これまでの作品とは一味違った!」雪風 YUKIKAZE 大本営さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 これまでの作品とは一味違った!

2025年9月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

小生の感想としては大満足でした。
あの時代に海軍という階級絶対社会の中で、自分の信念を曲げずにアホな上官と闘えた軍人は少なかったと思う。
雪風艦長は基より、伊藤整一長官や有賀幸作艦長は良かった。
もちろん画かれていたものが全て事実か否かは定かではあるまい。でも少なからず作者は史実を基に書いたものなので、事実に近いものと断定出来る。
今の時代も上下関係でアホな上司に泣かされている部下は少なくないと思うが、彼等のように信念を曲げずに闘いたいものである。
しかし、彼等が現日本の礎になっていることには違いなく、いま我々が平和に暮らせているのだと思っている。
この作品は戦争中の駆逐艦が舞台になっているが、単なる戦争映画ではないと感じており、こんな映画はどんどん作って欲しいと心から願う。

大本営