機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginningのレビュー・感想・評価
全329件中、121~140件目を表示
1+1の答えは?
元々オリジナルガンダムしか観ていませんでしたが、2021年に何十年ぶりかで「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を鑑賞。続いて2022年には「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を鑑賞。いずれもオリジナルガンダムと同一の世界線にあるお話でしたが、本作「ジークアクス」は、シャアやキシリア、マ・クベなど、ジオン側のお馴染みの面々が数名登場するものの、アムロやブライト(父)など、連邦軍側の面子は登場しないばかりか、なんとシャアが、連邦軍が開発したばかりのガンダムを奪うところから始まるという、オリジナルガンダムとは全く異なる世界線上にある物語でした。
年齢を重ねたせいで文字通りの意味での”保守”的になっているせいか、この流れは全く受け入れがたいもので、残念の一言。まあガンダムの小説なども色々な世界線があるので、本作もその一つと言えば一つなのでしょうが、「閃光のハサウェイ」の続編が創られないのに何で別の世界線の物語が世に出るのか、映画を観ながら腑に落ちない気持ちになってしまいました。
また、世界線が異なるとは言え、前半はシャア中心の物語だったのでまだマシだったものの、後半はキャラクターデザインからしてガンダムっぽくない登場人物の物語になってしまい、正直唖然としました。「エヴァンゲリオン」シリーズのスタジオカラーと、「ガンダム」シリーズのサンライズの合作だそうで、その”1+1”の結果が後半の世界観なんでしょうか。
しかも(今から何年後の設定なのかは分からないけど)、人がスペースコロニーで暮らす宇宙世紀0080なのに、今どきの女子高生そのもののアマテがスマートフォンでチャットしているとか、どうも未来感が全くなくて(まあオリジナルガンダムも戦争以外は未来感はなかったけど)、本作がガンダムであるとかないとかと関係なく、こんなんで良いのかなと思いました。また、最も違和感があったのは、移民排斥や貧富の格差といった現代の社会問題を入れ込んだのも、少なくとも本作においては成功していたとは思えませんでした。勿論こうした物語世界の背景作りは必ずしも悪いとは言いません。しかし本作の81分の中においては、極めて表層的で、物語としての統合された世界観が確立されていないように感じられ、”1+1”の答えは1以上になっていなかったように思えました。
いろいろと文句を書いてしまいましたが、本作は今後日本テレビ系列で放映されるテレビシリーズの”先行上映”ということなので、テレビシリーズを観れば異なる感想を持つのかも知れないし、ララァやセイラ、ひょっとするとアムロなども登場するのかも知れません。しかしながら、新キャラたちとオリジナルキャラたちの絵面が余りにも異なるし、どうやら本シリーズに入れ込もうとしているらしい現代の社会問題が、物語の本筋とどう統合されるのか、少なくとも本作を観た限りでは極めて悲観的にならざるを得ない感じでした。願わくはこの予想が外れますことを!
というか、最近テレビや配信とコラボする映画が散見されますが、映画館で楽しみたい私にとっては、映画だけで一定程度完結する作品に仕上げて欲しいと切に思うところでした。
そんな訳で、本作の評価は★2.4とします。
時代とともにガンダムも進化するように感性もアップデート
AI による概要
ガンダムの仮想戦記とは、戦争や歴史の転換点となった戦いの結果が史実と異なっていた場合、どうなっていたのかを空想して描かれたフィクションのジャンルです。
ガンダムの仮想戦記の例としては、次のような作品があります。ガンダム ジークアクス。
ガンダム ジークアクスは、オリジナルの『機動戦士ガンダム』を正史と捉え、「もしシャアがガンダムを奪取できていたら」という想像上の展開を描いた作品です。
要するにファーストを見て記憶してからでないと前半は?です。
後半は新キャラクターが大活躍するので
新参者でも楽しい世界観でしょう。
前半と後半で全く別の作品とも言える作風でもありましたが
ガンダムに出てくるNTは時空を超えてコンタクトするので
どんな融合を見せてくるのか楽しみですね。
出落ちの極み
シン・ガンダム
ネタバレを見てから行ったので驚きませんでしたね。庵野さんはゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー、宇宙戦艦ヤマト、そしてガンダムと一大ムーブを起こした特撮、アニメをリムーブしてますが満足ですか?周りも庵野さんにやらせようというムーブがあるのでしょうか。
前半の一年戦争部分はRX-78ガンダムのメカデザインが受け付ませんでした。サイコミュまで付けて隕石で都市に落とし、そして失踪って「逆襲のシャア」までのストーリーをカバーしてますね。
後半は一年戦争が終わったら現代。スマホ、学校、住宅、ジャンク屋というより闇バイトですよね。ジオンが勝利したら軍政が引かれて戦前の日本みたいに軍事独裁になって、言論統制や生活統制なんかされていると思ってました。それが自由な現代。ちょっと拍子抜けしてしまいました。
思わせぶりな台詞や行動で先が観たいという気持ちにはなりました。ヲタクが作るヲタクの為のアニメ。
戦争映画でないガンダム
ファーストガンダム大好きな者です。
新しいシリーズは全体に苦手ですが、賛否両論いろんな意見があるので、
自分の目で観に行こうと劇場に向かいました。
冒頭はいきなりなつかしい面々が登場して盛り上がりましたが、
しばらく観ていると何か違和感がある…
私がガンダムの何が好きかというと、
敵味方で簡単に白黒がつけられない多種多様な人間模様を
細々と描く群像劇であるところが大きく、
立場による利害対立や性格上の合う合わないで
誰もがモヤモヤ思い悩みながら行動するのが最高に面白いのです。
往年の実写名作戦争映画とくらべても見ごたえがある作品なのです。
モビルスーツを完全に兵器として扱っているのもリアルです。
それが今回の作品は、シャアとごく一部の人の視点と解説でさっさと進んでいくところが
なんか食べ応えがないというか、寂しかったです。
あと後半はいきなり世界観が変わって、
もうファンタジーかゲームのようなスピード感と色彩で、
残念ながら私にはついていけませんでした。
画はきれいだし力作であることは間違いないと思いますが、
もうちょっと普遍的な物語をしっかり描いて欲しかったです。
ビックリした
今一番何が起こるか分からないガンダム
開始数分で30年以上積み重ねたガンダムという固定観念が完全に破壊された。今までの前提が全てひっくり返り、見たことのないまっさらな世界が目の前に広がっていく。なのに変化への寂寞や違和感はなく、子供のようにワクワクしながら次の展開を期待している自分がいた。
やりやがった…
庵野の野郎やりやがった!!(歓喜)
後半パートも良い意味でフックになる話題が多く、「話題にしやすい」アニメに仕上がっている。なんか緑のおじさん湿っぽくない?あなた小説版の世界から来ました?
序盤の雰囲気が初見にどう受け取られるかな?と少し心配になる点だけマイナス0.5。でもあれ庵野節だし評価が難しい所。僕は好き。
令和のガンダムはワクワクが一杯だ。
アニメの放送が楽しみ過ぎる
50歳のオタクおばさん、周りにも同年代のガンダム世代が多い為、劇場で見る気は無かったのに「ネタバレ前に見るべき」「開始1秒で...」とか気になることみんなが言うから勢いで見に行ったら、ほんとにネタバレ前に観て良かったし、開始1秒で、おい、待て何見せられてるんだ私は、え、30秒で鳥肌が止まらないんですが庵野くん?
と、凄くベタなリアクションしつつ、大変満足して「これはいいガンダム⋯」と帰宅後に夫(ネタバレOK民)に早口で語りまくってしまった。
ファースト世代や宇宙世紀シリーズ愛の強いひとはネタバレ前に何がなんでも観るべき。もう今すぐネット切断して映画館行くべきってなる。
テレビ放送ではどうなるのか謎だけど、これ家で見てたら膝叩いて涙流して爆笑してたと思う。ここまで清々しくやられたら、笑うしかないw
テレビ放送楽しみです(と言いつつ多分また映画館行くと思う)早く名前を言えないあのMSのガンプラ出ないかな。
・1/25 2回目鑑賞後追記
【パンフレット 豪華版 3000円】
横長の通常版パンフレット(1200円)に追加して設定資料や、スタッフ対談が豊富な豪華版が付いてきます。迷わず豪華版買った。大満足。
【入場特典第2弾】
これもうパンフレットじゃんよ。キャラクター&MS設定資料集。キャラクターの私服案とか楽しいし、緑のおじさんがステキすぎて大変。竹さんありがとうございます。これは二次創作が捗る。
ファースト→今風→カラー
サンライズのTVの先行、ガンダム…正直もううんざりだという何か変なレッテルなんかを貼ったりして決して見るまいと頑なに拒んでいたんですが、興行もいいし評価も高かったので素直に見てみたら、かなり面白かったです。画質はいいし、音楽は・・・コラボ的な感じで笑っちゃったんですが、そのおかげで表現豊かな印象になっていて、テレビシリーズの一部分とは思えないくらいに一つの作品としての完成度を感じました。個人的にはもうこれだけでいいなぁと思っちゃいましたし─。
ジオンの面々はたくさん出てくるけど、連邦はほとんど・・・シリーズが進めば出てくるのかも・・・そんな余地は感じませんでしたが─。
カラーの感じで物語が展開して、果たしてこの先行劇場作品のような面白さを感じることができるかどうか・・・
またファーストの力を借りるのかなぁ?別に出て欲しいわけではないけれど、別の色が加わることでの深みは欲しいですよねー
結構続きが気になっていたりしています。
鶴巻庵野らの脱エヴァ疲れを祝す。
そう来たか!と思える作品
ネタばれは、しないようにお願いしますと、公式が言っていますので、ネタばれがないように書きたいと思います。
ガンダムの作品は、公開されるたびに必ず見るようにしているファーストガンダムからの大ファンです。
今回の作品は、TVで見るまで我慢しようかと思いましたが、ファンならば映画館で見るべし!という謎の動機によって観に行きました。
そう来たか!と思いました。
この感想は、観た人がすべて思うシンプルな感想なのでは!?と思います。
観て正解です。これからのTVアニメも期待できます。
ただ、1点残念なのは、個人的にですが、モビルスーツの足のデザインが不格好に見えます。
なんか、下半身が美しくないです。そこだけデザイン変えてほしいなぁ~。
予備知識ゼロの感想
うーーん…大分玄人向けかと感じた。私自身ガンダムシリーズは水星しか...
全329件中、121~140件目を表示