機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginningのレビュー・感想・評価
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それなりに
絶望からの解放、今の所。
予告からして、「何か微妙だな!」と思い観る気は無かったが、ガンダムと検索するとネタバレ厳禁など書かれていたので、何か気になり会社帰りにに鑑賞。
冒頭いきなり「おぉー!、えっ?」これは想像に無かった、こういう事だったんですね。
一年戦争を別世界で観せてくれるんですが、何かパロディ作品を観てる感覚におちいり、良い意味でニヤけてしまいました。
あの宇宙世紀がポップな描写と上手く融合してたと思うし、一年戦争後を挟んだ世界観も今後も私は期待出来ると思いますが、初見でガンダムを観る方は、どう感じるかですがね。
この作品を観て私が一番良かった事は、ララァが巻き込まれ無かった事。
そしてアムロとララァならきっと惹かれ合い、出会っていると思いたい。
アムロを包み込めるのはララァしかいないし、静かな場所でひっそりと暮らしているだろう。
そうこの作品は新たなガンダム作品と共に、アムロを絶望から解放出来た作品でもあると思います。
今の所は。。
どうなるんだーコレ!?
『これで完結でもいいのでは? 傑作です』
2回観に行って2回とも感動の涙を流しながら、これはファーストガンダムに繋がるパラレルの世界だ!そう思いました。そう考えると、総てが合点がいくのです。これからの展開も見えてきます。アクシズでのアムロとシャアはどうなったのか? ララァは、リタは、どこにいるのか? 独りほくそ笑んでしまいます。だから、この先の話は僕にとっては、無くても大丈夫。などと、この作品を観た方々がそれぞれの解釈と評価で楽しめる大娯楽作品、それが今度のガンダムです。感動した人はその感動を、落胆した人はその落胆した内容を、中身より作風にこだわる人はそのこだわりを 周りの人達に聞かせてあげて下さい。そして、ガンダムという世界の裾野をこれからもっともっと広げてもらいたいです。そして次の世代に新しいファーストガンダムとして受け継がれていく事を切に願います。
ちなみに、今回の前半後半のギャップって、ファーストとガンダムZZを繋いで作品にしたらこんな感じになったのではないでしょうか?
今後放映されるTV版とは編集等で同一とはならないとの事で、この疾走感は劇場だけでしか観れないとの事。
前半は面白いが後半で全て台無し
前半:★★★★★
・ストーリーは二次創作の同人レベル
・機動戦士ガンダム本編のIFストーリーで悪くないが、原作の良い部分を乗っ取ってるだけなので脚本家は要らない
後半:苦行
・作画レベル低下。スタジオカラーらしい作画なのだろうが、前半と比べると見劣りする。
・とにかく挿入歌を流しすぎだし、歌詞部分を台詞に被せるから聞き取りづらい
・世界観設定が曖昧でツッコミどころ満載
・何度か出てくる専門用語MAV(マブ)の解説が最後だし、そうだとしても意味不明。バズワードとして狙ってるだけで意味とか考えてなさそう
・とりあえずガンダムのオマージュしておけば良いだろうという浅はかさを感じる
・戦争の道具であるMSをクランバトルとかいう遊びに使ってるのが不快
これから見る人は前半見終わったら映画館から出ていくと気持ち良く終われます。
紛れもなく。
1+1の答えは?
元々オリジナルガンダムしか観ていませんでしたが、2021年に何十年ぶりかで「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を鑑賞。続いて2022年には「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を鑑賞。いずれもオリジナルガンダムと同一の世界線にあるお話でしたが、本作「ジークアクス」は、シャアやキシリア、マ・クベなど、ジオン側のお馴染みの面々が数名登場するものの、アムロやブライト(父)など、連邦軍側の面子は登場しないばかりか、なんとシャアが、連邦軍が開発したばかりのガンダムを奪うところから始まるという、オリジナルガンダムとは全く異なる世界線上にある物語でした。
年齢を重ねたせいで文字通りの意味での”保守”的になっているせいか、この流れは全く受け入れがたいもので、残念の一言。まあガンダムの小説なども色々な世界線があるので、本作もその一つと言えば一つなのでしょうが、「閃光のハサウェイ」の続編が創られないのに何で別の世界線の物語が世に出るのか、映画を観ながら腑に落ちない気持ちになってしまいました。
また、世界線が異なるとは言え、前半はシャア中心の物語だったのでまだマシだったものの、後半はキャラクターデザインからしてガンダムっぽくない登場人物の物語になってしまい、正直唖然としました。「エヴァンゲリオン」シリーズのスタジオカラーと、「ガンダム」シリーズのサンライズの合作だそうで、その”1+1”の結果が後半の世界観なんでしょうか。
しかも(今から何年後の設定なのかは分からないけど)、人がスペースコロニーで暮らす宇宙世紀0080なのに、今どきの女子高生そのもののアマテがスマートフォンでチャットしているとか、どうも未来感が全くなくて(まあオリジナルガンダムも戦争以外は未来感はなかったけど)、本作がガンダムであるとかないとかと関係なく、こんなんで良いのかなと思いました。また、最も違和感があったのは、移民排斥や貧富の格差といった現代の社会問題を入れ込んだのも、少なくとも本作においては成功していたとは思えませんでした。勿論こうした物語世界の背景作りは必ずしも悪いとは言いません。しかし本作の81分の中においては、極めて表層的で、物語としての統合された世界観が確立されていないように感じられ、”1+1”の答えは1以上になっていなかったように思えました。
いろいろと文句を書いてしまいましたが、本作は今後日本テレビ系列で放映されるテレビシリーズの”先行上映”ということなので、テレビシリーズを観れば異なる感想を持つのかも知れないし、ララァやセイラ、ひょっとするとアムロなども登場するのかも知れません。しかしながら、新キャラたちとオリジナルキャラたちの絵面が余りにも異なるし、どうやら本シリーズに入れ込もうとしているらしい現代の社会問題が、物語の本筋とどう統合されるのか、少なくとも本作を観た限りでは極めて悲観的にならざるを得ない感じでした。願わくはこの予想が外れますことを!
というか、最近テレビや配信とコラボする映画が散見されますが、映画館で楽しみたい私にとっては、映画だけで一定程度完結する作品に仕上げて欲しいと切に思うところでした。
そんな訳で、本作の評価は★2.4とします。
時代とともにガンダムも進化するように感性もアップデート
AI による概要
ガンダムの仮想戦記とは、戦争や歴史の転換点となった戦いの結果が史実と異なっていた場合、どうなっていたのかを空想して描かれたフィクションのジャンルです。
ガンダムの仮想戦記の例としては、次のような作品があります。ガンダム ジークアクス。
ガンダム ジークアクスは、オリジナルの『機動戦士ガンダム』を正史と捉え、「もしシャアがガンダムを奪取できていたら」という想像上の展開を描いた作品です。
要するにファーストを見て記憶してからでないと前半は?です。
後半は新キャラクターが大活躍するので
新参者でも楽しい世界観でしょう。
前半と後半で全く別の作品とも言える作風でもありましたが
ガンダムに出てくるNTは時空を超えてコンタクトするので
どんな融合を見せてくるのか楽しみですね。
出落ちの極み
シン・ガンダム
ネタバレを見てから行ったので驚きませんでしたね。庵野さんはゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー、宇宙戦艦ヤマト、そしてガンダムと一大ムーブを起こした特撮、アニメをリムーブしてますが満足ですか?周りも庵野さんにやらせようというムーブがあるのでしょうか。
前半の一年戦争部分はRX-78ガンダムのメカデザインが受け付ませんでした。サイコミュまで付けて隕石で都市に落とし、そして失踪って「逆襲のシャア」までのストーリーをカバーしてますね。
後半は一年戦争が終わったら現代。スマホ、学校、住宅、ジャンク屋というより闇バイトですよね。ジオンが勝利したら軍政が引かれて戦前の日本みたいに軍事独裁になって、言論統制や生活統制なんかされていると思ってました。それが自由な現代。ちょっと拍子抜けしてしまいました。
思わせぶりな台詞や行動で先が観たいという気持ちにはなりました。ヲタクが作るヲタクの為のアニメ。
戦争映画でないガンダム
ファーストガンダム大好きな者です。
新しいシリーズは全体に苦手ですが、賛否両論いろんな意見があるので、
自分の目で観に行こうと劇場に向かいました。
冒頭はいきなりなつかしい面々が登場して盛り上がりましたが、
しばらく観ていると何か違和感がある…
私がガンダムの何が好きかというと、
敵味方で簡単に白黒がつけられない多種多様な人間模様を
細々と描く群像劇であるところが大きく、
立場による利害対立や性格上の合う合わないで
誰もがモヤモヤ思い悩みながら行動するのが最高に面白いのです。
往年の実写名作戦争映画とくらべても見ごたえがある作品なのです。
モビルスーツを完全に兵器として扱っているのもリアルです。
それが今回の作品は、シャアとごく一部の人の視点と解説でさっさと進んでいくところが
なんか食べ応えがないというか、寂しかったです。
あと後半はいきなり世界観が変わって、
もうファンタジーかゲームのようなスピード感と色彩で、
残念ながら私にはついていけませんでした。
画はきれいだし力作であることは間違いないと思いますが、
もうちょっと普遍的な物語をしっかり描いて欲しかったです。
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