劇場公開日 2025年1月17日

「こういう宇宙世紀もあるのか…!」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 こういう宇宙世紀もあるのか…!

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 映画館にて鑑賞しました。

 庵野さんの信者というわけではないですが、宇宙世紀を「もしこうだったら…」と商業作品にできるのは、色んな意味で庵野さんだからだなぁ、と思いました。
 ファーストガンダムは見たことがあるため、細かいストーリーは覚えていないながらも、そういえばそうだったな、と思いながら見ました。赤いガンダムは結構衝撃ですね笑。現在の時間軸に入るまでは「ガノタの方々の間で賛否両論ありそうだな」と、ストーリーとは関係ないことを考えてしまいました。作画やキャラデザも当時に寄せていて、ギミックが細かいなと思います。ちなみにシャアの声優が変わっていることについては、自分自身は肯定派です。
 ということで今作の導入部分は、結構インパクトのある入りだったと思います。ここから現在というか本編に入っていくわけですが、キャラデザや作画も変わっていきます。

 自分としてはやはりカメラワークや画角が、「あぁエヴァだなぁ」だったり、「シュウジの頭の上の奴、ターミナルコアじゃん」みたいな、旧エヴァファン&鶴巻-榎戸タッグが好きな自分は勝手に悦に入ってしまいました。
 ストーリーはまだ導入ですし、正直なことをいえば、そそられたのかと言われればそんなでもないと言いますか…ガンダムという部分を外してロボットでチーム戦となると今後の話の進め方がある程度固定されるといいますか、想像できてしまうところがあるので、ロボット戦とは別の部分のストーリーの本筋の部分でどれだけ楽しめるのだろうか、という期待はしています。

 ガンダムの世界線ですので、見ている側に世界観を説明する手間が省けている、というのは大きなメリットだな、と思います。(逆に足かせにもなり得ますが…汗)続きが気になりますね。

kame-pukupuku