「前半はシャアが操るガンダムに歓喜、後半は新キャラが操るガンダムに興奮」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
前半はシャアが操るガンダムに歓喜、後半は新キャラが操るガンダムに興奮
入場者プレゼントが第3弾コマフィルムでした。ランダムで全て異なるコマフィルムなのですが選ぶことができず、私のは敵モビルスーツだったので、ちょっとガッカリしました。
思い切って最前列に座れば良かったと後悔しています。
ストーリーが2話構成のようになっていて、尺も短いので内容が浅くて物足りなさがありました。
前半の絵と音(効果音とBGM)がファーストガンダムのイメージ通りでした。シャアの声が新しい(従来のシャアの声と似ているけど違う)のと、モビルスーツのデザインが新しく(ジオン軍のザクの下半身がダイナミックになっていたり、ガンダムなどの連邦のモビルスーツも細いスタイルになっていて、従来と異なるディティールが)見応えがあります。
後半、絵は新キャラの目や髪の色使いが斬新です。肝心のモビルスーツの戦いは『エヴァンゲリオン』並みに面白く仕上がっています。前半の軍人の話から雰囲気がガラリと変わって、スペースコロニーに住む子どもたちに焦点を絞っていて、BGMも近未来感があって良かったです。
世界の始まりや国の始まりなどの歴史は仮説が大半を占めていることや、プロパガンダが浸透していることが知れ渡ってしまった今日この頃、大気圏や物質的な星の存在など宇宙の仕組みなども厳密に言えば机上の空論で、本当のことが明らかではなく(計算上でしか証明できず、数字を並べて)辻褄を合わせています。
常識が変わる時代の先駆けとして公開された今作は、ガンダムの史実をスクラップ&ビルドしてしまう勢いがあり、ワクワクします。
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