「ガノタは一刻も早く見て下さい‼️」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning ジョイ☮ JOY86式。さんの映画レビュー(感想・評価)
ガノタは一刻も早く見て下さい‼️
正直舐めてました。
めーーーちゃくちゃ面白かった‼️
たぶん今年、この興奮を超える事はないかなと。
そう断言して良いくらいには楽しめました。
ネタバレを避けてのレビューが非常に難しい作品です。
なので興味あるのであれば、ネタバレ食らう前に一刻も早く見に行ってほしいです。
何も知らなければ知らないほどに楽しめます。
断言して良いです。
ここから先はややネタバレと感じるかもしれないので気をつけてください。
最高の前日譚でした。
幼少期からの妄想の体現、そこから先の世界線をこれでもかというほどビジュアルで叩きつけられました。
機動戦士ガンダムという作品を愛して来たファンにとってはご褒美ともいえる作品です。
逆に原作レ◯プと捉える人もいるかもしれません。
いずれにせよ、非常にエネルギッシュな作品でした。
ただし、富野由悠季ファンとしては本当に複雑な心境ではあります。
でもひとつのガンダム作品としては、新たな形で更なる飛躍に導いた本作の功績は非常に大きなものではないでしょうか?
私はその可能性に賭けたいと思いました。
前日譚は文句なし。
本編はどうかというと、これはまだまだ未知数です。
なんなら前日譚を何時間も見続けたいと言うのが本音かもしれません。
それくらいには魅力的すぎる設定と展開でした。
赤い彗星だけは、ちょっと解釈違いな気もするけど…そこは目を瞑りましょう。
前日譚5点、本編3.5点。
今後の更なる飛躍に期待して、総合評価は星5とします。
追記。
2回目見てきました。
展開知ってて冷静に見れる分、冒頭はパロディやなーって感じで見てました。
が、やはり例の緑の中尉が出てからは夢中になって見てました。細かなセリフや演出、背景美術、戦略、色々解像度を上げつつ見れました。
あと、本編を素直に楽しめたのも収穫かな。
180度頭を旋回してバルカン発砲したり。
燃料切れのビットを巡洋艦にぶつけたり。
強襲揚陸艦を強襲揚陸に使ったり。
ありそうでない。
今までやってそうでやってなかった演出の数々が上手いです。
ダメージ描写とかもっと丁寧に見たいけど、そこは予算的にも厳しいのかな?
色々気になるキーワードあるけど。
やっぱり17バンチ事件が気になるかな。
例の組織が形を変えて出来てきそうな。。
テレビシリーズに期待。
特にガンダムファンには見てほしいと、そう思ってこのタイトルにしました。
まずは見て、そして評価する。前情報なしに見る。その為に、いち早く見れるようにこのタイトルをあげたのです。
賛否われるのは当然です。そういう作品なのです。あなたがどう思おうと全く個人の自由です。ですが私がどう思うかも私の自由です。私は1人のガンダムファンとしてそう考えています。
そして、アナザーと宇宙世紀でライトユーザーとヘビーユーザーを分けるのではなく、どちらも楽しませるという試み。それが成功しているかは個々人に任せるとして、この試みそのものは非常に志が高いと。私はそう思いました。
だからこの作品を多くの人に見てほしいと思うし。
もちろん不満もありますよ。富野由悠季監督への冷遇っぷりや、人間シャア・アズナブルの解釈違い、他にもあげたらキリがありません。
ですが、それらに目を瞑っても良いと思えるくらいこの作品には熱量を感じる事ができました。
この作品は、少なくともビギニングは、宇宙世紀に起こった一年戦争の仮想戦記物としてこれ以上ないくらい豪華に作られた作品だと思っています。アムロ不在の世界ではジオンの将校達も生き残り、ビグザムは量産され、ついに自治権獲得まで得るに至りました。この幻のような展開を、最新の映像でスクリーンで見る。これほど興奮できるガンダム作品は滅多にありません。
私もガノタ一筋35年になります。どの作品も食わず嫌いせず全て見ましたが、やはり宇宙世紀、もっと言うなら富野作品が好きです。
学生の頃から、一年戦争でジオンが勝利するにはどうすれば良かったのか? 勝利した先にどんな世界が広がっているのか? そんな妄想は無限にしておりましたし、ギレンの野望などのゲームのifを足掛かりに思いを馳せたりもしていました。
私もガンダム一筋40年以上になる者です。「愛してきたファンへのご褒美」という文言は今作品からガンダムへの愛を感じたからかと思いますがどの辺りででしたか?あの数々のドラマの舞台となったアレが呆気なく潰され、戦後アノ人が一人で若手の子守のような役を演じる姿に心が痛みませんでしたか?往年のキャラや演出、BGMを使っておけばファンは喜ぶだろうと、もっと大切なものを蔑ろにし、我々を軽んじた作品に見えて仕方ありません。「ガノタは観に行くべき」は語弊を生むかと思います。