名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)のレビュー・感想・評価
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やっぱり青山先生天才!!!
コナンの映画を毎年毎年、楽しみにしています。
今回の映画は雪山を舞台としていて、雪の迫力や恐ろしさを大きく表現していました。
長野県警部たちとなると、私はなかなかストーリーに入りにくい感じだったのですが、この映画を見終えて、大和警部の怪我はなぜそうなったのかの真相を知ることができました。そして、大和警部と上原警部のいい感じな場面を見ることができて最高でした。♡
青山原画は、そのシーンの重要さをしみじみと滲み出てくる感じで、出てくるたびに胸がゾクっとなって楽しめました。
コナンが蘭が結んでくれたマフラーのリボンを解くシーンは、マフラーを脱ぎ捨てるのかと思いきや、リボンを解くだけだったので、コナンが蘭を思う気持ちが見えてとてもよかったです。
クライマックスのところは、雪の迫力満点で目がばっっちりと開き興奮を抑えきれませんでした。ほんとうにハラハラドキドキして、またもや忘れられない映画が増えました。
初心者向けではないがライト層向け
前もって知っておいたほうがいい原作の話があることにはあるので、初心者向けではないかもしれないが、これを楽しめるのはライト層だけだと思う。
いままでの櫻井脚本と同じように、アクションシーンなどの迫力やストーリーの構成は劇場で鑑賞する満足感はくれるが、やはりいつも通りキャラの解像度が低く、小さな違和感が話が進むごとに溜まっていき終始モヤモヤしてしまった。
キャラクターに夢を見すぎだと言われればそれまでかもしれないが、ストーリー構成後に適役のキャラクターを当てはめた感が拭えず残念。
小五郎が主役と聞いていたので、14番目や水平線上のような、ぐっとこらえて、多くは語らず、背中で語るハードボイルド系の渋い小五郎が見れると思っていたのに、小五郎の魅力はまるで銃の腕前だけと言われてるみたいで残念。浅い。
長野県警や公安がコナンに当たり前に協力的なことにも笑える。子供ではなく"コナンだから"だとしてもあんまりではないか、無理がありすぎる。子供だからと一線を引いて危ないことから遠ざけるのはもはや小五郎だけか。
コナンの映画の人気が年々盛り上がっていくのは1ファンとして凄く嬉しい。ただこれが公式になるとうことも同じくらい残念。
面倒くさいオタクって嫌だなぁと自己嫌悪に陥る映画だった。
濃厚ミステリー
516話〜517話「風林火山編」を予習した上で鑑賞したが、キーパーソンとなる大和敢助、上原由衣の人間性や二人の関係性がよく理解できたので、見ておいて良かったと思う。
作品の内容に関しては、過去作よりもミステリー要素が盛り盛りで、緊張感のあるシーンが多かった。複雑に絡み合う事件もきちんと交通整理されているおかげで、見る側も犯人は誰なのかを推理しながら見ることができた。
後半にはコナン映画らしいアクションが本領発揮し、小五郎のおっちゃんがかなりかっこよかったのと、少年探偵団や蘭姉ちゃんも地味に活躍の場を設けていたのも良かった。
個人的にはラブ要素よりもミステリー要素が多い方が好きなので、評価は高めです。
濃かったかなw
お遊びの映画じゃなかった
諸伏ファン必見
動機が薄い
劇場版28作目。
冬の八ヶ岳連峰・未宝岳付近で、長野県警の大和敢助は銃の強盗犯を追っていた。その時、別の男に狙われライフル弾が左眼をかすめ、同時に雪崩が発生し、巻き込まれてしまった。それから10カ月後、敢助は、天文台の研究員が襲撃され、捜査で現場に行った時、天文台のパラボラアンテナが動き出すと、失明していた左眼がうずいた。その夜、毛利探偵事務所に警視庁時代の同僚だったワニと呼ばれてた刑事から電話が入った。ワニは未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件のファイルに小五郎の名前があったと言い、日比谷公園で会うことになった。しかし、ワニは公園で誰かに撃たれ死んでしまった。さてどうなる、という話。
登山に興味あるので、未宝山は何処がモデルだろうと考えながら観ていた。八ヶ岳連峰の山梨県側に落ちる可能性が有るとしたら赤岳辺りかなぁ。野辺山から赤岳への登山道も有るし。
今回は色々な事件や恋愛を盛り込みすぎの様な気もした。
しかし、あんな理由で人殺しをするかなぁ。直接殺されたわけじゃないし、もっと励ますなり、何か出来たのではないだろうか?動機が薄過ぎだと思う。
雪崩を起こして雪崩を止めようとした時もあんなに悠長にしてて、何発も外してたら間に合うわけないし。
破片でスノーボードするのは良いとして、坂じゃ無かった様な。ジャンプでレーザーの角度を合わせるとは、なかなか難しそう。
ま、コナンだしね、でした。
一見さんお断り映画
長野、降谷零にまつわる話をすべて鑑賞の上で映画館へ入りましょうという映画。○○を知っていたらもっと楽しめたんだろうな、と思いながら鑑賞する映画が面白いと言えるだろうか。わたしはせめて上映前のあらすじだけで飛び込んで面白いと言い切れる映画を望んでいる。
ディズニープラスのみで配信している閉ざされたドラマを見なければいけないMARVELは低迷するのに、コナンはなぜそうならないのか不思議である。配信の風通しの違いだろうか。ありがとうAmazonプライム。長野県警の話はそこで復習した。
光彦、元太の二人が蘭を守るために打つ一芝居がとてもよかった。これだよ。こういうのが見たいんだよ。そろそろ客寄せパンダ状態の降谷零を休ませてやってくれ。
もっと毛利小五郎の活躍が見たかった
雪山での警官の狙撃事件、日比谷公園での警官の殺害事件、天文台への不審者の侵入事件、過去の銃砲店の強盗事件、その店の店員だった女性の自殺、そして司法取引と証人保護プログラムに関する法律の改正、さらには、警察と公安と検察の確執など、序盤で提示される事案や登場人物が多すぎて、なかなか頭の整理が追いつかない。
「アクション」よりも「推理」を重視したストーリー展開に異存はないのだが、もう少しシンプルで簡潔な物語構成にした方が、より推理を楽しめたのではないかと残念に思ってしまった。
「コナン」の映画で、色々と突っ込むのは野暮というものだが、それでも、長野県警は、どうして刑期を終えて出所した強盗犯を追っていたのか?、銃砲店の強盗事件は、司法取引が必要なほど重要な案件だったのか?夜の森で、銃を持った相手に、子供たちが近づいて行くのは、余りにも無謀ではないか?いくら記憶を失っていたとは言え、口封じをするのなら、まず目撃者を殺害するのではないか?天体観測用のパラボラアンテナで、通信衛星から機密情報を傍受することができるのか?といった疑問が後を絶たない。
お決まりのスペクタクルなアクションも、雪山の銃撃戦とか、人工的な雪崩の発生とか、ラストの暴走するアンテナの追跡とかのシーンで楽しめるようになっているのだが、確かにサービス精神は感じられるものの、あまり必然性があったようには思えない。特に、アンテナは、レールが終わるところで停止せざるを得ないので、あんなに苦労して車で追跡したり、レーザーを照射したり、銃撃したりする必要は無かったのではないだろうか?
それから、今回は、毛利小五郎に焦点が当てられていて、実際、射撃の腕前を発揮する場面は用意されているし、「眠りの小五郎」のシーンがないのも良かったのだが、それでも、「推理」の面で、もっと彼の活躍が見てみたかったという物足りなさも残った。
あと、安室透の声については、多少の違和感は覚えたものの、変にモノマネみたいにしていないところには好感を持てたし、すぐに慣れるだろうと感じられて、安心することができた。
¿元刑事は眠らなければ無敵?
IMAX で鑑賞 (追記あり)
本作は近年のアクション満載、被害膨大の映画ではない。(もちろん全く被害なしはないが)
ミステリー要素多めで長野県警や公安などが広く登場する。安室さんも登場するが、登場人物はほぼみんな脇役。コナンですら脇役?
とにかく派手な映画を期待していたら別だが、映画としての完成度は高い。
しかし「14番目の標的」のような小五郎の絶対的な見せ場もなかったのは事実。
現実離れしすぎのアクションは抑え目でもいい。
控え目にするからコナンの見せ場少なめでもいい。
コナン控え目なら「眠らない小五郎!」だが、
小五郎の印象的なシーンがもっと欲しかった。
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2025.6.5.追記
Screen Xを体験してきました。(IMAXに続き2回目)
左右の画面は追加された映像ではなく、上下を大きくトリミングしてあるようです。中央の画面のメイン人物が見切れてしまっているから。普段より大きな迫力のある映画を見たいからIMAXで見ているのにトリミングなんて。だから映画を鑑賞というより体験だと思った、当初は。
今回2回目なのでストーリーもより深く、そしてまたコナン映画は「こうあるべき」という思い込みもなくなって理解度も増した。クライマックスはScreenXならではの演出でとても良かった。
当初の採点は4.5でこれ自体は変更しないが、実質5.0の格上げです。
悲しいかな
おかずの種類だけは多い幕の内弁当みたい、もっと熱く作って欲しいな
東宝や全国の映画館を支えるコナン、残念ながら全くトキメキやワクワクがない😅謎解き、その伏線、キャラの仕掛け、トドメのラスト暴露連発etcなど工夫は感じる
でもその裏でこの一大産業を支える(で食べてる)大人たちがこのくらいトピック盛り込んだら観客は十分満足するよ、とソロバンはじいて嗤っていそうでなぜか不愉快😆
コナンはとっくに原作も子供マンガからも卒業して一人歩きしているのは重々承知だけど、もっとシンプルに原点の輝きを取り戻すか、きっちり大人向きに作るなどして欲しいな…ムリだな😅
①大和警部の銃槍は正面から貫通したの?それこそよく生きてるな、警察に復帰出来たな、しかも前線
②中盤犯人と子供の闘争、携帯も通じない山奥にどうやって潜んでたの?炭焼き小屋から真っ暗な夜道を子供がそんな長い距離走るの?
と突っ込みどころ満載は笑って許しますから、もっと熱く作って下さい
小五郎がかっこよく見えた
いつになく小五郎がかっこよくて、惚れてしまうやろレベルでした。
今回は小五郎と長野県警メンバー、そして警察庁の公安がメイン。
わりとその長野県警がどんな人物関係なのを把握していないと厳しい側面はありました。
私は原作&TVシリーズでの長野県警については大半観ていなくて知らず、ググってで軽く調べてから足を運びましたんでなんとかなりました(逆に言えばその程度で物語には入れる親切な脚本でした)。
ここ数年の過去作より、やや推理要素は強め。
回を重ねるたびにより面白く、より事件は複雑かつ派手に、絶対的ヒットを目標に作られるシリーズの濃厚なこと。
努力がすごいな、と感心することしきり。
ただ、すごさのインフレが止まらない気はしました。
もう、公安にも内閣調査室にも警視庁&警察庁上層部にも、コナンの推理力と、アガサ博士の発明道具が国家安全保障レベルの重要機密として共有されているような。
コナン、黒の組織から見ても、全然身を隠してないよなー
という相変わらず、ツッコミどころはスルーする能力が求められます。
あと、謎解きの後、犯人に逃げられて、その逃走劇で派手なアクションに持ち込むのは無理やり感を伴うので、できれば犯人が捕まって、なにかの仕掛けによって自動で大破壊がはじまる罠をコナンたちが阻止するような展開の方がすんなりいくんじゃないかと思いました…ってけっこうダメ出ししてるかも。
エンドロール後に、真のエンディングがあるのも基本フォーマットになってきた感じで、シリーズ初めて観に行く人は、場内が明るくなるまで立ったりスマホ電源入れたりはしないことを推奨。
そういうことか
4月18日(金)9時30分〜平日朝イチにしてはよく入っています。SCREEN1で6割弱くらいかな。10代後半からお年寄りまで、お一人様からカップル、グループまで幅広い年代層です。
で肝心の中身ですが、全体的に薄味。詰めが甘い。もう一歩踏み込もうよ。キャラありきのお約束ストーリー。犯人は予想通りだし、特に伏線やどんでん返しもなく。それっぽいのはあるのですがこんなのは伏線でも何でもないです。
結局そういうことなんですね。やっぱり子供向きなのよ。これ以上濃くしたり辛くしたり踏み込んじゃうと子供たちが解らないし付いてこれない。
犯人が自白してからのカーチェイスパートや取って付けたようなネタばらしは蛇足に感じました。
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