名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)のレビュー・感想・評価
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小五郎推しは必見
今回は毛利小五郎に焦点が当たっていますが、私は彼にそこまで思い入れがないので(好きな人はすみません)、観る前はそこまで期待していませんでした。しかしいざ観終わると、それが杞憂に終わるぐらい楽しめました。
全体的に大人キャラがメインの印象を受け、シリアスな刑事ドラマを見ているような気持ちでした。劇中では小五郎が「ワニ」と呼んでいた同僚のために高い行動力を発揮したり、最後まで眠ることなく推理するなど、今までにないぐらい活躍していました(まさか本当に眠らなかったとは……)。
犯人の伏線はうまい感じで散りばめられ、回収の仕方もうまくて流石でした。長野県警のエピソードとうまくリンクしており、雪山で繰り広げられる謎解きにワクワクしていました。また、高木刑事や佐藤刑事が予想以上に物語に絡んでおり、灰原にも大きな見せ場があって嬉しかったです。
昨年に引き続き4DXで観ましたが、やはり劇場版コナンとの親和性が良かったです。吹雪のシーンでは劇場内に冷たい風が吹き荒れ、雪崩れは振動と動きによって本当に迫ってくるような衝撃がありました。他にも、背後から銃で撃たれた感覚や蘭姉ちゃんの空手を全身で体感できました(蘭姉ちゃんのキック、いただきました!)。
小五郎推しにとっては満足できる作品になっていると思いました。次回は〇〇〇がテーマみたいですが、一体どんな内容なのかすごく気になります。来年が待ち遠しいです!
今年の出来は良かった
毎年、「今年の出来はどうかな」とボジョレー・ヌーボーみたいな楽しみ方ができるシリーズになってきた。今年の出来はかなり良かったと思う。渋みが効いている。大人がかっこよく描かれている作品で、いつもよりハードボイルドな隠し味が効果的に効いていた。
普段はコミックリリーフ的な扱いの小五郎が今回は終始シリアスで有能である。眠ってコナン君に操作されることもない。長野県警の3人もいい味を出しているし、犯人も被害者の父親も良かった。それぞれ、大人の味みたいなのが出ている。
物語的にも推理要素も結構歯ごたえのあるものだったし、アクションの見せ場に入れ方も良かった。やっぱり蘭姉ちゃんの格闘シーンがあると燃えるものがある。ミステリーアクションとして非常に洗練されていたと思う。
今回の物語には証人保護プログラムの国内導入の議論が背景になっていたが、コナン世界では証人保護プログラムは結構、要所要所で重要なものだったりするので、今回の国内導入の議論は今後の展開にも影響するだろうか。
安定のコナン
アクション多めの大迫力!サッカーのプロもビックリするくらいのシュートも!?
今回も、推理しながら観て、ハラハラドキドキさせて頂きました!
今回の舞台は長野。犯人も意外すぎる人物で、楽しませて頂きました。あとなにより印象に残ったのは、コナンをはじめみんなのアクション。ハリウッドスター顔負けのドンパチシーンに、興奮しっぱなしの展開でした!
個人的には、もう少し現実味のある展開の方が面白かったかな〜と思ったので、コチラの点数にしました。
次回も期待しています。
もはや推理サスペンスに対する拒絶
物凄く久しぶりの映画館。
見たことないので履修の意味もあり『コナン』映画を初鑑賞。
思っていたより難解。そして乱暴。
このトンデモな感じを皆さん楽しんでいるのかしら?
前半のサスペンスの脚本はかなり複雑。しかも結構早いので、正直把握しきれない。
あんまりその辺の理解力がある方ではないのだが、にしても難しくないか?
子供なんて呪文聞いてるような感じでしょこれ。
この複雑で大きな風呂敷をどう畳むのか。ある種の見所だなぁと構えていたら、ほぼ雪崩で吹き飛ばす感じ。
どっかーん。いやはやパワープレイ。もはやサスペンスへのアンチテーゼ。しゅごい。
「司法取引に対する是非」という、脚本の妙なアクセサリー。本格派を気取るためなのか、サスペンスとしての意地なのか、そこまで固執する必要あったのかね。
後半の1.5倍速のような展開の速さは、最近のお客に合わせた工夫なのか。単なる時間不足なのか。
推理サスペンスの殻を被ったアクション映画、とするにしても、子供も見るものなんだし、もう少し映画としての質に気を遣った方が良いですよね。
サスペンスがしっかりしてるからこそ、ぶっ飛んだアクションとの落差も効いてくる訳で。
ずっと速水奨だけ面白かった。
筋は通ってるけど説得力は無い
コナン観たのは黒鉄の魚影以来だけど
アレに比べたら比較的筋は通ってたし
突っ込み所も少なめ
最低限のミステリ要素ももう少し頑張って欲しいけどまぁ及第点
しかしやっぱりコナンの映画はファンサービスでしかない
状況における説得力の無さを歴史の厚みだけで突破し過ぎ
まぁでもしょうがないのか
例えばジャッキーチェンが主演の映画で
なんの説明も無くカンフーの達人だとしても「ジャッキーだしな」で納得しちゃうもんな
オーバーテクノロジーのアイテムや
2.5インチぐらいのリボルバーで百メートル以上先の的に当てる探偵とか
犯人殺る気でバンバン銃撃つ長野県警とか簡単に身分明かしまくる公安とか
その辺も「コナンだしな」で納得するしかないのかもな
とはいえ最後のカーチェイスからのアクションは見応えもあって面白かったし
小五郎のおっちゃんのたまにある格好いい姿か観れるのもいいね
安定の春コナン映画!
コナンの映画は日本の春の風物詩のひとつ。
何かコナン映画はもはや別枠というか…毎年観るのが当たり前になったし、普段コナンを追ってないけど映画は毎年観に行くって超絶ライトな層を獲得してるのがデカいよなと思います。
私もその超絶ライトな層で安室さんとかキッドとか平次とか…あの辺りの人気のイケメンキャラは把握してるけど、今作でフォーカスされる大和警部や諸伏警部は正直誰か知らないレベルの知識不足の状態。
それでも観終わってあ〜今年も面白かった〜!って思えるのはコナン映画のすごいところ!!
何だろうね…?何かコナンの映画って楽しむの前提で見るんですよね…。
テーマパーク行く時みたいな気持ち。
メインテーマが流れ出した瞬間からワクワクが大爆発して毎度お決まりの口上〜決め台詞までテンション爆上げなのすごい。
登場人物の関係性とか分かっている人はより一層たまらない面白さだと思う。
私は毎回コナンくんのアクションに期待して見るけれど、今作も期待を裏切らない人外アクションが見れて満足でした。
あえて言うなら人気のイケメンキャラがメインの時よりは盛り上がりが少し地味だったかもしれません。
頼りになる天才の出来る女な愛ちゃんが好きな人も観て損ない映画だと思います!
今作はメインではないですが、安室さんをこき使うコナンくんとコナンくんにこき使われる安室さんとちょっと悪そうな安室さんが見れたのも眼福でした♪
あと知らん間にカップルだらけになってる気がするんですけど…!コナンくんカップル多くないですか…!!
別にだからって何がって感じで良いんですけど!気付いたら何かあっちもこっちもそっちも…!?もう分からないよお…!
コナンは映画の一番ラストにもう来年の次回作のヒントがチラッと見れるのが良いなって思う!
ああ…!来年もコナンあるんだ!!っていう安心感笑
映画を制作されているスタッフの方々には本当に感謝でいっぱいです。
来年も楽しみです❣
子供と観て大興奮!キャラの個性が色々と良かった
長野の雪山が舞台
日本アニメのガラパゴス進化
...の典型、ですよね。やっぱり
(長文になってしまいました。すいません
昔から興味はあった、ってことで...)
TVアニメ版も殆ど観たことがなく、というか観ていても途中で飽きてCh変えてしまう経験が何度も...
基本的に、不自然に離れた大きな目とか、デッサン狂いとか、原作のキャラデザインがニガテで
(まぁ、マンガやアニメを芸術(Art)として考えたとき、絵柄の好き・嫌いは決して小さくないファクターですけど)
これまでのところ、ニガテを覆すだけの要素、例えば緻密なプロットとか、独創的なストーリー展開とか、個性的なアクションとか、の魅力が特に見つからなかった感じです
とはいえ、絶大な人気があり、映画版も数多く作られて商業的にも成功しているシリーズなので、映画版を一つも観ないで、印象だけでキライだとか言っているのも失礼だし、ひょっとしたら観ないで損しているかもしれないと思い、意を決して(大袈裟!)劇場に足を運んだ次第です
一作を通して観て思ったのは、
「流石にストーリー展開がご都合主義過ぎるなぁ」
ということで、物語に没入できなかったですね
アニメ(SF?)なので、奇想天外なアイデアや非現実的な世界観を描くのは構わないのですが、"その設定の中でのリアリティ" は必要だと思うんですよね
例えば、コナン君がサッカーボールを蹴って並木を倒し、犯人(?)の逃亡を阻止しようとします。何やらハイテクシューズでキック力をアップしているようなのですが、いくら速度を上げてもサッカーボールの硬度・質量で街路樹をへし折る事は物理法則的に出来ない。もし仮に(音速を遥かに超えるような?)速度でそれが可能だったとして、その場合はコナン君の足の骨や関節がその衝撃に耐えられる筈がありません
そういった、少年マンガ風の荒唐無稽が随所に散りばめられているにも関わらず、ストーリーは大人の社会(殺人事件やら、諜報機関の暗躍やら、世界規模の陰謀とかまで?)をリアルっぽく描こうとしている訳で、とてもバランスが悪い印象です
コナン君が科学的、論理的にアプローチする大人びた"探偵"であることも違和感を増幅します。それらが、トータルで"ご都合主義"感をカタチ作っているように思いますね
また、劇場版らしいCGを使った特殊効果(?)や美しい背景画のクオリティは素晴らしく、(いい意味で)「カネかけてんな〜」って感じです
一方で、キャラクターの少年マンガ然とした絵柄と、映像全体のクオリティの間にギャップがある感じで、この辺のチグハグ感も違和感を醸している気がします
謎解きは、「そうきたか!!」という驚きというより、そういう設定でしたか(ちょっと色々無理はあるけど、伏線はあったね)、くらいの感じです
登場人物がやたらに多いことも印象的です。殆ど原作もアニメも観たことがなくても、TVを見ていると自然とインプットされてくる多くの人気キャラが、本作には登場していない、とわかるんですが、それでも随分と登場人物が多い。
全く説明なしで出てくるのがレギュラーキャラと分かるんですが、これがまず多い
(特に、女性とイケメンの) 顔のバリエーションが少ないせいでちょっと判別がつきにくいんですが、これは少年/少女マンガあるあるですね。
(キャプテン〇の場合は、1試合で敵味方の主要キャラは数人で、ユニフォームも2種類なので判別しやすいですが...)
そして、探偵モノなので得体のしれない人物が複数いないと謎解きにならないためか、明らかに新登場のキャラもいっぱい。1作ごとにこの調子でキャラが増えていった結果が、今の状態なのだと理解できます。
ついには、〇〇情報調査室も登場の気配?
次作以降も相関図は複雑になる一方の様子です
流行りの"推し活ビジネス"コンテンツには適した構図ですね。これがこのシリーズの人気の秘密、そして商業的に成功している秘訣(=ビジネスモデル)と理解しました
一方で、これだと世界的なジャパニメーション人気(特に欧米や南米、アフリカなどで)の流れに乗るのは難しいとも感じます
手塚、石ノ森、ジブリ、押井、細田、新海...作品(以上、敬称略)などのように普遍的なテーマや価値観を描こうとはしていないし、鬼滅、ドラゴンボール、One Piece、ナルト...のようにコスプレ人気も得られそうにないので。コスプレしたら、ゆるキャラみたいになっちゃいますよね
映画版シリーズが人気ってことで、構図は、〇〇えもんや〇んちゃんに近いんですか。国内とアジア圏のマーケット狙い。まぁ、ガラパゴス的正常進化の王道(王様)ってコトですね
やはりコナンは面白い
今回の映画は長野県を舞台にし、かつ毛利小五郎の元同僚が絡んだり毛利小五郎の警察時代の話が絡んでいただけに興味深かった。また、同一犯がいた場合、仮に2人の同行犯のうち1人が捕まったとして共犯者の情報を警察に渡した場合、その流した情報のもとに罪が軽くなるという刑事訴訟法改正についての話は非常に興味深かった。また、毎回思うがその土地土地での内容が深く掘り下げられており、大変楽しめた作品でした。個人的に長野県の国立野辺山天文台に行きたいとも思いました。そして、青山先生のそうした真意に基づく内容作りも毎回ながら大変素晴らしく感じました。この作品は子供のみならず、大人も楽しめると同時に考えさせられる作品だと私は思います。見に行く価値は大変あると私は思います。
今年もアクション映画ですが面白い
ゼロしこフラッシュバック
推理とは
話がカタイ
不死身の長野県警
今年のコナンの出来は、、、などとGWにまるでボジョレーヌーボーの様に楽しめる国民的映画となって久しいです。
そういった意味では、今年は10年に一度の大人な作品、と感じました。
長野県警と毛利小五郎が主役の作品。ストーリーと言い、序盤からの伏線と言い、最後の展開と言い、とても良かった。
コナンは当然なのだが、この作品の毛利小五郎は冴え渡っていました。毛利小五郎が眠らない作品に外れはないように思っている。
不死身の長野県警には笑ってしまったが、とてもドキドキする展開でした。と自分は素直に観たのだが、ネット上の考察班の皆さん、凄すぎますね。
まさかそこまで、とは思いますが。自分はあまり考察せず(考察班の考察を見ず)、今後の展開を楽しみたいと思います。
予習は必須か
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