名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)のレビュー・感想・評価
全450件中、361~380件目を表示
予告編の啖呵をきる小五郎さんに期待してたんですが。
私、にわか名探偵コナンファンでして劇場版だけ、しかも予告編観て興味がわいた作品のみ観賞しています。
予告編で小五郎さんが「遊びじゃねぇんだよ!」という捨て台詞・・・もとい決め台詞で盛り上げていたのが印象的だったので今作は彼が準主役みたいな立ち位置なのかな、と期待して劇場に足を運びました。
しかし、正直、結果としては少し物足りない残念な役回りでした。
小五郎さんは同期の敵討ち、という側面で奮闘しようとはするものの具体的な行動に欠け、推理などではあまり前にでず、結局はコナン君の推理が主体のいつものパターンでした。
彼の「ある特技」が明らかになったのは意外でしたし、それを示す見せ場もあってそこは評価したいのですけどね。
例えば刑事であった頃の人脈や、当時の野生の勘?を最大限に活用し、コナン君とは別のアプローチで苦労しつつも同じ真犯人に辿り着く・・・ってくらいの脚本を与えてやっても良いと思いました。
また、今回のゲストの登場人物はクセが強くて良かったような気がしますが、ゲストキャラの活躍が小五郎さんの存在感をさらに薄くしているとも思えました。このあたりのバランス感覚は、今後の劇場版の展開において必須になってきますね。
次回作に期待します!
だいたい公安のせい
司法取引
警察が犯罪事件の捜査にあたり
逮捕した容疑者から事件解決に有用な
情報を得るなどする引き換えに量刑を
軽くするといった措置
国によって扱われ方がやや異なり
アメリカは複数容疑によって量刑
(懲役年数など)がどんどん
積みあがっていく性質から一部の罪を
「認める」ことで軽減する
といった扱われ方
日本では重大犯罪以外の
金融関連事件や
組織的詐欺事件等で容疑者に
捜査に有用な情報を提供する
ことと引き換えに減刑される
といった違いがある
日本では司法取引が行われた
前例で有名なのは2018年の
カルロス・ゴーン事件
金融取引法違反や特別背任等の
不正に関わった秘書室長が
捜査協力した引き換えに不起訴と
された
というのがテーマの今回のコナン
4/18にオープンしたイオンシネマ土岐で
記念に観に行ってきました
コナン映画は他に観るもんがない
時に話の種にと見に行くくらいですが
今回はどうだったか
相変わらずのびっくり人間大集合
毛利のおっさんが射撃が得意とか
そんな設定あったっけ
まあハッキリ言って中身は
ルパンみたいなものととらえれば
いいんじゃないすかね(投げやり)
相変わらずの荒唐無稽
申し訳程度に推理っぽいものも
ありますが前述の通りテーマは
「司法取引によって犯罪者の罪が
軽くなるのは倫理的にどうなのか」
という部分
それを強調するために真犯人の
犯行の理由がかなりまわりくどく
なっています
えーとくちゃくちゃなのを
まとめると
長野の山中で起きた銃砲店の
強盗事件に巻き込まれて負傷し
バイアスロン選手生命を絶たれ
自殺した婚約者の隠れ公安刑事
が司法取引ですぐ社会復帰し
のうのうと生きてるのが許せない
と司法取引捜査の拡大を進める
政府に対しレーザー観測所の
移動通信車をパクって
衛星通信で国家機密をばら撒くぞ
と脅迫行為を行っている
ところを大和刑事に
見つかったところで
大和刑事も消そうとした
・・という感じ
色々ムチャすぎるだろと
伏線ぽいものを張っては張っては
「ライフル弾が撃てる小銃」
とかご都合アイテムのオンパレード
わけがわかりませんが
やってることはすごく地味
刑事はなんぼでも殉職していい
みたいのいい加減やめませんか?
太陽にほえろじゃないんだから
作中の司法取引制度の範囲が
リアルなのかフィクションなのか
まったくわからないので
婚約者の自殺と司法取引を
恨む関係性がどうしても薄くなる
公安の陰謀部分が強すぎて
起こってる事件自体は非常に地味
でいつもの爆発してひっくり返って
ですが全然関係なさそうな
長野のレーザー天文台まで吹っ飛びます
最近万博会場の遠影に
原 作
青 山 剛 昌
って付けると爆発しそうって
ミームが広まってましたが
そうじゃんどうせなら万博会場を
テーマにすればよかったのにね
怒られるからやめたか
良かったのはイオンシネマの
最前列の足が伸ばせるコンフォートシート
前の方ってあんまり座らないし
追加料金もなくおすすめです
何をおすすめしてるんだ
小五郎メインというなら最後まで中途半端にしないで欲しい。
世界最速上映行ってきました。コナンのキャラの中でも小五郎が一番好きで、ずっと楽しみにしていました。
今作でも実際オッチャンのシリアスな雰囲気や待ちに待った射撃シーンはカッコよかったし、特に最初から最後まで小さなコナンを体張ってずっと守っていて、保護者としての役割も忘れず全うしていた場面が多々あり、オッチャンの優しさが溢れ出ていて最高でした。
だた一つ、、、どうしても言いたい。
「なぜオッチャンに事件解決させない?!」
結局新一のメールがきっかけで解決してしまったのがかなり残念でした。しかも今回の事件はオッチャンの大切な親友が犠牲になった事件で、オッチャンも意地でも自分で事件解決したかったと思うし、見てるこっちもそう願っていたのでここだけは本当ーーに不満です!水平線〜のような新一に頼らない小五郎を期待してたのですが…。コナンはアクション面でも十分活躍してるんだし、あそこで新一を出してくる意味が全く分かりませんでした。主人公だからと言われればそれまでですが、1回きりの劇場版だからこそメインキャラに華を持たせて欲しかったかなと…。
でも長野県警の3人の絆はとてもよく描けていて、さらに好きになりました。由衣刑事の恋は応援したい!
おっちゃん!
純黒以降の作品の中だったら2番目だけど、壁は越えられない
20作目以降の作品の中だったら面白いと感じた。前作が本当にダメだったから余計にそう思うかもしれないが。
終始シリアスで不穏な雰囲気を感じさせつつ、犯人を追い、その中でキャラを魅せるのはキャラがメインとなっていく近年の作風の中でもその見せ方は上手いと感じた。だけど、1つの事件を大軸に物語が進んでいくのは良かったが、ミステリーしてたかと言われたら微妙。以前のような「犯人は誰だ!?」って感じのミステリーではない。犯人突き止めるのに関しても絞るにしても要素が少なすぎる。容疑者、関係者の掘り下げが微妙すぎるのが良くない(今回に限った話ではないが)。
ただ俺としては景光の出し方はあれしかない、完璧すぎると評価をしたい。鑑賞前から景光を出すとするなら高明の死の間際の回想、走馬灯であって欲しかったし、原作本編のヒントや答えになり得るような出し方は絶対にして欲しくなかった為これは本当に安心した。生存説もあってはならないと思ってるし、言ってる人も見たくなかったから大否定は個人的に嬉しい。信仰してる人には申し訳ないが。大和と上原の恋模様の描き方も良かった。高校生たちの恋愛との差別化がしっかりあって大人な雰囲気、長野県警3人は描かれ方が非常に良かった。県を跨いだ高明の強引な捜査、もう少し掘り下げて欲しかったっていう欲望もある。
毛利小五郎に関して、なんだかんだ現在軸の小五郎の射撃は描かれていなかったのでカッコいいシーンが見れたのは良かった。ただ、眠らない小五郎とは言ってるものの結局は新一による推理でほぼ眠りの小五郎と変わらんかったのはどうにかできなかったのか。小五郎の推理がおれは見たかった、これだけは本当に悲しい。
風見、安室の出し方も元太、光彦、蘭のシーンも、回想でジョディ先生出してくるところも良かった。
おれが求めていたミステリー映画としてはイマイチだけど、キャラ映画としては小五郎の推理パート除けば各キャラの描かれ方は最高に良かったと思う。
「犯人は誰だ!?」これをずっと待ってます
あの部屋
ワニがいた部屋、まんま『ケイゾク』の二係の部屋だったね。
前作、前々作がかなりのノンストップな作風だったから、間延び感は否めないが、エンタメに振り切ったサスペンス小説を読んでるような感じで俺は好き。
キッドや平次、黒の組織のような人気キャラ達に比べれば長野県警チームは見劣る所もあるかもしれないが、長野県警チーム優秀だから好き。みんなコナン君を信頼してるから、コナン君を簡単に受け入れる所、面白かった。
また、哀ちゃんのコナンを見る視線がいちいち良かった。
小五郎のおっちゃんがズバッと解決して欲しかったのはあるが、ラストは痺れたよ。
ただKing Gnuの主題歌が『龍とそばかすの姫』に寄り過ぎた感は否めない。
劇場版クオリティではない。微妙です。
長くなりますが書きます。
まず、20年ぶりのおっちゃん活躍回、+原作でもはずさない長野県警メインの劇場版(漆黒でも一応申し訳程度にいたが)。かなり楽しみにしてましたが、期待はずれで本当に残念でした。
音楽作画に関しては問題なし。声優も問題なし。メインテーマはハロ嫁、ゼロ執レベル(下手したらそれ以上)に好みです。
で、問題の内容がダメです。ストーリーはありきたりな展開で犯人があっさり捕まらずにアクションシーンでド派手にやるって流れでまあそこはそうと捉えるしかないのでなにも言いません。
ですが、ミステリーとしてはかなりレベルが低い。トリックもクソもない上に犯人がボロボロ証拠残してる始末。
しかも何より小五郎の敵討的な描写を長々と前半やってるのに新一のメールで事件解決してるところは本当に良くない。高木佐藤の制止を振り切ってまで長野まで行ってこれかよと思わざるをえなかったです。これなら水平線上の方が100倍かっこいいおっちゃん見れる。
あと今言っても仕方ないことですが、この作品に公安は確実に必要なかったと思います。
長野県警のみでも、充分メンツは立ってるのに安室さんを使って興行収入あげようというのが見え見えでした。
無理矢理公安を絡ませて複雑化させようとしてる脚本もあまり良くなかったと感じました
ただメンツを豪華にして派手にしただけのもの。
まあ最近の劇場版的にアクション映画になりつつあるので事件トリック云々はどうでもいいと思ってる人間は割といそうですが名探偵コナンって語ってるくらいならそこは流石にちゃんとしろよと思います。
耐えられないのはそれだけではなくラブコメ、ネタはもういい加減無しでできないんですかね。おっちゃん活躍回で中途半端にちょこちょこそういうことされると一気に萎えるんすよ、
あと原画も使いすぎです。近年になっていきなり増えましたが、ここぞというとこだけにしてほしい。
こだまさん時代(〜7作)のしっかりミステリーしつつコナン蘭の絆が試される(←ラブコメではなく)場面をしっかり作って、シリアス感を崩さずにここぞの場面で青山原画ドカンと。
もうあの頃には戻らないんだ感があって絶望してます
少し脱線しましたが、結論この作品はアクション映画を見にきてる人からしたら神作なのかもしれませんが、ミステリーとして見てる人からしたら駄作という話です。
史上最高傑作!とかインフルエンサーがぼやいてますが1ミリも理解できない。そういう人間向けに今後も劇場版が制作されていくんでしょうね
子供は退屈するかも(追記あり
最速公開と4DXを観てきました
今回は最近の毛色とは違いシリアス寄りで子供やライト層はあまり魅力を感じてないかもしれない
以下良いとこと悪いところ、長いです
【残念だと思うところ】
・最初の接触でコナン君にアタリをつけられる犯人
・取り乱しすぎなおっちゃん
・蘭、本当に園子にチケットあげたの?長野に着くの早くない?
・園子が壊れすぎと言えば壊れすぎ、初期に近いと言えば原点にかえったととるか
・風見さん、コナン君標的は悪手でしょ
・ワニに反応しない人いるし、条件に合うし犯人かな
・からのおっちゃんの「ワニの地元ではサメをワニという」
ってあえて言うから↑の反応しなかったのも
ワニと同じ地元だから不思議に思ってなかったのかな伏線回収あるかな
・普通に犯人!普通に犯人!!伏線じゃないならおっちゃんのセリフはミスリード?と言うか犯人マヌケじゃん
・人いる時に鍵盗もうとするし
・証拠残しまくるし
・おかげで長野組とおっちゃんが推理戦をすることはない
・でもコナン君とのカーチェイスを制す謎スキル
・最後レール使った乗り物で犯人逃げてたけど、あんな手間かけて止める必要あるの?先回りして降りるところ捕まえるのじゃダメ?
・コナン君はスノボじゃないもので滑るし、どうなってるの?
・リモコンはなんだったの?
・4DXは揺れが大きすぎて集中して観れない
・トータルの話は重め
【良かったと思うところ】
・作画が良い
・青山先生作画多い
・カーアクションある
・爆発もある
・コナン君はもちろん、哀ちゃんと歩美ちゃん可愛い
・蘭、元太、光彦、哀ちゃんの活躍
・ファンなら気付く小ネタが多い
・滝壺での銃は15分のラストネタ
・雪崩から戻ってきたコナンに渡した紅茶は魚影ネタ
・おっちゃんの銃撃つシーンは格好良い
・長谷部さんは原作でも出て欲しい濃いキャラ
・人情刑事ドラマみたいな表現は結構好き
・最後の長野組に癒される
頑張って書いてみましたが、前作よりは個人的な評価は高いです
まだ何回か観たいですが、4DXはもう観なくていいかな
【以下4/20追記】
IMAXで3回目観てきました
2回観た時に言葉にできなかった違和感や気付いたことを書いていきます
・コナン君長野に行けなくて拗ねる歩美ちゃん、理由が蘭姉ちゃんだと知り、「しょうがないか」みたいになる歩美ちゃん、可愛い
・やっぱりどう考えても、園子にチケットを渡して長野にいくのは間に合わない
・なんなら園子に会わなくても多分間に合わない
・自殺の原因が、夢を絶たれて絶望してるのに、加害者は罪が軽くなってることが絶望に拍車をかけたとするなら、加害者や犯人の言動はわからなくもない
・が、拍車をかけたと思わせる描写が少なく不親切だと思う
・花を添える←わかる、殺されても仕方ないから殺されるの待とう←わからなくもない、雪崩直撃するところに小屋←わからない
・15分では喧嘩したが、今回は助ける元太、震える光彦可愛い
・警察が危ないって言うから下山できない→キャンプ場に泊まれないから炭焼き小屋に行こう←その方が危険です
・都合よく無能になる敢ちゃん
・高明の飛び込みにちょっと笑ってしまったけど、骨折してない?大丈夫?
・ヒロの現状を確定させるのがサプライズ(かもしれない)
・犯人逃げて脱線した場所は線路の最後にある守衛室、そこで捕まえるのじゃダメ?レーザー出して、コナン君命がけでダイブして、民間人が銃奪って…
・コナン君がスケボー以外で滑るのはツッコミ諦めたとして、そこに辿り着くまではどうやって移動したの?
・職務倫理は素晴らしかった
・鍵、伏線っぽい写り方してたけど、なんか意味あったの?因幡の白兎?ミスリード?うーん
・おっちゃんが見付けたであろうリモコン、伏線だったの?なんだったの?
アニメだからといえ、歴史のあるコナンの映画なので否が応でも期待が高まってしまい、残念なのが目についてしまう
色々書きたいこと書いてスッキリしました
イメージでは前作よりリピーター少なそう
まとめられてはいるけど…、残念。
全体的にはバランスがとれてて面白かった。
どちらかというと、本作はミステリーではなく、
アクションに重きを置いた感じ。
というのも、当事者の大和敢助が犯人を思い出し、
コナンが謎解きをする前に犯人がわかる展開。
ミステリーを期待していたので残念だった。
小五郎の活躍をもっと見せてほしかった。
新一(コナン)のメールや画策のお陰で、
事件が解決してしまうのが悲しい。
覚醒名探偵小五郎を期待していただけに残念。
新一のメールの内容もすぐに流されたのが悲しい。
蘭と新一のやり取りをする件とか、
電話シーンとかいれてほしかった。
犯人はややインパクトに欠ける。
内庁の奴の方が犯人顔で特徴的。
それに負けてた印象。
あと、動機も分かりにくい。
台詞だけで進んでいくので、犯人がどのようにして、
日本に打撃を与えようとしていたのか
実際に動作や映像として、
日本に何が起ころうとしていたのかは認知させるべき。
また、犯人が風見の指示でコナンに盗聴器を仕掛けたのに、
その意図を犯人が分かっていない具合はポンコツ。
その後、コナンから隠れ公安なのを告げられ、
コナンのことを気になるはずなのに…。
なら、逆手にとって、盗聴はするやろ。
コナンと誰かの会話を盗み聞くシーンとかあれば、
ストーリーの展開として面白かったと思うし、
もう少し犯人を犯人らしく仕立て上げれた。
あの犯人のバイク捌きには納得していない。
残念だったのは、啄木鳥会が直接的に触れられてなかったこと。
あと、犯人が、高明を狙撃した後で、
高明を助けようとした大和らを狙撃しないのは謎。
安室さんの声はどうしても違和感が残っていて、
元の人が良いってなるけど、しでかしたから仕方がない…。
コナンのコンクリートサーフィンは、
靴がバージョンアップしたからなんだと思うが、
どういう風に改良されたのか解説を入れてほしかった。
総じて、課題ありだが、まとまってはいた。
特に最後の安室はエグいし、公安だと認識させられる。
前作が良すぎたのもあってか......
毎年恒例の劇場版鑑賞。
前作の『100万ドルの五稜星』が、ラブコメ要素を全面に出しながらも、謎を解きながら、信念を持った犯行を繰り広げる犯人と対決。
それに対して、テレビドラマ『相棒』のメイン脚本家だった櫻井先生という事もあってか、今作は警察組織と日本の法制度といった事に切り込み、そこにメインキャラクターの要素を詰め込んでいく系統。
......『相棒』の世界観を、今回も持ち込みすぎやなかろうか.......。
......実写ではできないアクションや爆破を、アニメでやっているだけでは......。
......同じ櫻井作品でも『黒鉄の魚影』はとても好みだったけど、アレは『ミッション:インポッシブル』みたいな感じ(潜水艦も出てきていたし)だったからか......。
......主要キャラクターはどんだけダメージを負おうが、相手が強かろうが、相変わらず無敵やな......。
......長谷部陸夫、存在の無駄遣いな気がしたわ......。
以上、そんな感じです。
今回、わたくし眠りません
爆破、多めです。
ラスト数分が残酷なメガ盛りサスペンス
元々劇場版は原作やTVシリーズ以上に大人向けですが、28作目はより一層、サスペンス上級者向けの超本格派。櫻井武晴さんの作品らしく、序盤のフリが終盤に効いてきて、ラスト数分は犯人に同情しかける程、悪魔的回収で幕切れる。
🦈
1. 主要人物が多過ぎる?
発端になる事件の関係者、警察や政府の関係者が沢山登場し、結構みんな主要人物なので、中盤でこの人誰だっけってキャラが生じました。全集中できてない自分を戒めつつも、どうせ何回も観るんでしょって、初見の観客に不親切な造りたもと疑心暗鬼にもなった。なおそのキャラは本映画が初出で、長野県警の人ではありません。長野県警のメンバーは、TVシリーズを見てさえいれば、特別予習?復習?の必要性は感じませんでした。
🐊
2. 犯人当ては難問
種明かしで犯人を特定するポイントは分かったが、少しピンポイント過ぎて、伏線としては難易度高め。ただ登場時に怪しいのは確かなので、怪しさを巧みに解消する設定にミスリードされなければ、観客も種明かし前に犯人に気付けるかもしれない。
🔭
3. 天文台の間違い過ぎな使い方
クライマックスの大立ち回りは、歴代作品の中でも屈指の迫力。にしても、電波望遠鏡は乗り物でも武器でもありません。日常的に研究している天文学者には叱られそう。と言いつつ、そのあり得ない活用法こそがフィクションの醍醐味。毎度ながら、コナン君のタイミングを損なうと絶命必死な、命懸けのアクションは見処。
🌸
4. ラストの残酷さは10代にも伝わる?
種が明かされた後も油断出来ない櫻井作品。犯人に突き付けられる言葉は、犯行に注いだ全てをひっくり返される残酷さ。取り方によっては「純黒の悪夢」のラストより無惨かもしれない。その最大の皮肉が、10代の観客にも届いているのかは気になる。
冒険活劇感薄くなってきてていい感じ!
まずアニメ、漫画追ってない人はサンデーウェブリで、恐らく公式が意図してこの映画の前提知識として見るべき話だけ無料公開中なので、無料で読んでから行くのが大前提なお話。
個人的に常識外れのアクションより推理、シリアスが好きなので今回のストーリーは無茶があまりなく、それでいてキャラの良さ、新たな一面を引き出していて良かった。
音も、かなり音響の良い109の新宿シアター3で観たからか、迫力と緩急がしっかりしていて盛り上がりが素晴らしかったように思える。
ストーリーは言うほど難しくないので安心して大丈夫だと思う。普通に一度で理解可能です。
なんとなくパンチが弱いストーリーだった感はあるけど(特に感動ポイント、推理のどんでん返し感が薄い…)全体的にストーリーの完成度が高くてなぜか満足していた。
ストーリーの不満点としては、メインキャラの死亡偽装は、本当にすぐ観客からは偽装だと分かるのだから、わざわざ観客に隠す必要あったかなーといったところ。さらにこのポイントを終盤のハイライトの一つに持っていこうとしていて、正直終盤のイマイチ感に繋がってる気がした。
あとコンクリートスケボーはどうなのw
無理矢理アクションねじ込んでるようにしか見えない。
残るはコナン映画毎回そうだけどCGの不自然さだけどうにかしてほしい…
あるあるだった下手な子役がなくてそこはめちゃめちゃ良かった!
全体的に今回みたいな路線で磨きをかけていってほしい…!
個人的にはよく分かりませんでした
まず小五郎が鮫谷に対して慟哭するシーンに全く感情移入できず…自分には経験がないので分かりませんがあーいう場面ではあーいう感じになるんですかね。
急に泣き出して急に吠え出して高木刑事に八つ当たりして…とまぁなんともシーンに合わせたようなセリフと演技だなーみたいな感情で見てました。
映画でやるには動機も推理も薄すぎないかなってのもありました。
いかんせん今回限りのゲストキャラで大した掘り下げもなく自殺の原因も犯行の動機も今ひとつ入り込んでこないので泣くこともできず…
他の方のコメントを見て気付きましたが犯人が直接真希に手を下していてそれが原因で引退となり…となっていたら共感する気持ちを持てたかもしれません。
今回はきっかけとはなっても直接の原因としては薄かったのでそれが自分の中にすっと入ってこない要因となっていたのでしょうね。
ただ父親が娘を自殺に追い込んだ元凶に感情を吐露し、それでも許そうと努力するシーンはグッときました。
あとは各キャラの見せ場が少ない、というか見せ場にしては地味すぎて面白みがない。
今回アクションに派手さはなくそれで終わり?という感じでした。
ド派手なアクションで犯人を追い詰めるわけでもなく緊迫感のある戦闘シーンで窮地を脱するでもなく華麗な閃きで真相を解き明かすでもなく…
終始割と平坦な感じで映画が終わってました。
一番腑に落ちなかったのは大和警部の怪我の理由というか因縁というか…今回その真相が分かったわけですが引っ張った割に…?という感想。
どうなんですかね、原作もっと読み込んでたらすごく面白かったんでしょうか。
なんか、本筋にあまり関係なさそうというか、思ったより深くもない因縁だなーと思ってしまいました。
今後内閣うんたらや司法取引の改正、証人保護プログラムなんかが本編に絡んでくるんでしょうかね。
事件のきっかけとはなりつつも今作本筋にはあまり関係がなく今後の伏線なのかなって感じでしたが難しくてその辺はよく分からなかったです。他の方の考察なんかも参考にしつつ今後本編に繋がるならまたおさらいしてみようかな、程度の作品でした。
年中行事の今年のコナンです
コナンのスケボーの代わり?
コナン映画で一番好き
出来ることは全部やる人達の集まり
コナンファンの中でもベスト3に入るという声が後を絶たないね…でもほんとにそうで…。
入りの諸々の憲法改正やキャラクターの多さや色々入り混じる事件たちであわわわと週終わりの疲れた脳でついてけないとこがあったにも関わらず、結果めちゃくちゃ面白くて、全く眠くならない映画だった。眠くならないとか当たり前だろと言える人…になりたい人生だったけど、私は昔からつまらない映画や退屈な映画はすぐ寝てしまう傾向があるけど、そんな私が寝ないちゃんと全シーン目に焼き付けられた作品って自分的にはかなり凄くて。
ひとりひとりのキャラクターや展開や過去や、全てが良かった。長野県警まじで推せる…声の変わった安室さんかっこよすぎ…映画オリジナルキャラのやたらテンション高い長谷部…蘭を守ることに必死になった光彦達…コナン・灰原のハイスペック具合…映画版ののび太ばりに射撃名手全面でに出てる小五郎…。コナンの映画の良いところって、登場人物全員さ(犯人以外)、これ以上誰も死なせねーよ悲しませねーよ!に向かって出来る事ぜんぶやりきるのが…めちゃくちゃグッとくる…。こういう人になりたいし、こういう人達と一緒に働きたいよ…。
当たり回だねまじ…。数年前の灰原回も超良かったけど。今年の、こんなに面白いと思わなかった。観れて良かった。幸せ。
全450件中、361~380件目を表示









