「超弩級ぶっ飛びアクション映画」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) セッキーかもめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0超弩級ぶっ飛びアクション映画

2025年5月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

4/18ユナイテッドシネマ、4/21イオンシネマ武蔵村山。

小五郎の刑事時代の仲間であったワニが何者かに殺された。ワニは殺される直前に長野県を訪れていた。小五郎一味は長野県警と共に犯人に迫っていく。

コナン映画は久しぶりに昨年の五稜郭編を観て、やっぱり面白いなと再認識して、今回の新作も鑑賞することにした。

改めてコナン映画は本当に完成度が高いと感じた。老若男女すべてにウケている理由がよくわかる。まず事件の筋書きがしっかりしていて、人情劇として面白い。加えて、様々な人物の恋愛模様やコナンや灰原の中身と外見が釣り合ってないことによる萌え要素などがある。あとは、単純に出てくるキャラのリアリティが高い。そして、イツメンと新規キャラの出てくるバランスがちょうど良い。挙げればキリがない。

登場人物すべてを把握して、事件の全貌を理解するのは大の大人でも難しい。本作を観た子ども達がどの程度理解できているのか気になるが、これもコナン映画のいいところである。あくまで、観客に深い干渉をせず、端的な説明でバンバンとストーリーを進めていく。本作でいうと、定番のコナンが子どもになってしまった説明があるが、その後登場人物の説明がノンストップで行われる。本作で初めてコナンを観た人からすると、完全に置いてけぼりにされそうだが、最後のコナンのテーマを聞いて、「真実はいつもひとつ!」と言われると、おおこれだとなってしまう。

本作のお気に入りの点としては、長野県警の大和と諸伏のやり取りである。タイプが全く違う二人だが、お互いを認めあって、程よい距離感で捜査を進める様が楽しい。特に最後の無言シーンが最高だった。これを観るためだけでも本作を鑑賞する価値があると感じる。

また来年もおじさんの心を萌えさせてくれることを期待しています。

セッキーかもめ
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