「最高傑作!」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) ふみさんの映画レビュー(感想・評価)
最高傑作!
公開日と合わせて2回視聴
コミックスは全巻(107巻)履修済み
なかなか酷評が多い映画ですが個人的には最高傑作でした!
内容はシリアスな展開とコナン映画お決まりのアクションシーンとが上手いことバランスがとれていたと思います。それでいてコナン映画のお約束も忠実に守られていると感じました。過去作のオマージュがいくつも登場してました。
蘭の赤いマフラー → 時計じかけの摩天楼
雪山舞台、雪崩巻き込まれ → 沈黙の15分
小五郎の銃関連 → 14番目の標的
被害者が警察、記憶喪失 → 瞳の中の暗殺者
司法取引に関する事件 → 緋色の弾丸
公安絡みの事件、警察に恨み → ゼロの執行人
ラストの地下隔離施設 → ハロウィンの花嫁
サッカー観戦、スポーツ選手生命が絶たれる → 11人目のストライカー
小五郎の推理 → 水平線上の陰謀
犯人が被害者の元恋人、星空 → 漆黒の追跡者
「遊びじゃねぇんだ」 → 銀翼の奇術師
犯人の重機操縦シーン(観測車) → 純黒の悪夢
犯人バイクとコナンの一騎打ちシーン → 異次元の狙撃手
空中落下するコナンキャッチ → から紅の恋文(服部)、迷宮の十字路(和葉)?
片目狙撃 → 世紀末の魔術師
高明の水中から銃発砲して居場所知らせるシーン → 業火の向日葵、沈黙の15分
ざっと思いつくあたりでこんなところでしょうか?
ややこじつけ感が強いのもありますが…
ただ、過去作見返してみれば分かるのですが一瞬だけのシーンはかなり酷似しているので意識して作り込まれているものと思います。
興味のある方は上記過去作も見ていただければこの映画の見方も変わるはず!
他の方の低レビューの理由に対して
・小五郎が推理しておらずメール読んだだけ
→今回の推理はコナンが公安から秘密裏に得た情報や盗聴した内容を踏まえてのものだった。公安もコナンを信頼しての情報提供だったため小五郎相手には教えないであろうと予想されるし、お決まりのコナンがヒント出しての小五郎ひらめいた! の展開は冒頭から小五郎はコナンに対していつも以上に捜査に立ち入らせなかったためこれも無理が生じる。補足ですが原作コナンでも純粋に小五郎単独での事件解決はほぼほぼ皆無で誰かしらのヒントを得て解決することが大多数です。しかも今回は頭が切れる長野県警の出番とあって小五郎が真相にたどり着く前に誰かしらがもう真相究明しちゃうだろう。
以上のことから小五郎推理にするには大変無理がある。
それよりも小五郎の見せ場はなんといっても銃の腕前!それだけで十分です!
・犯人が大和警部たちを襲った(殺そうとした)理由がハチャメチャすぎる。
→結局殺人者の考えなので作品としてそこまで大層な理屈組む必要がそもそもないのでは…と思います。
というよりも恋人を失って自暴自棄になり暴走していると見たほうがわかりやすい
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