「雪山に」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) みみみさんの映画レビュー(感想・評価)
雪山に
コナンの映画で舞台となった場所に行くことが無かったのだが、実は昨年野辺山に行く機会があっため、奇跡的に舞台配置が理解出来た。
展望台や佐久平駅などが出てきて感動したし、改めてコナン映画は実際にある場所に重きを得ていて、これが更なる経済効果にも繋がるとして功績を出していたのだなと実感。
ストーリーの感想として、個人的には昨年の映画やハロウィンの花嫁より面白いと思う。
やはりコナンの映画というのは、誰が犯人なのかを観客も推理しながら見れることがいい所だと思うので、簡単な推理(ハロウィン、サブマリン、100万ドル等)は置き召さないのだか、これが今回の映画では動悸は散りばめられているが犯人像が薄かった(犯人の特性、職業が理由もある)ため、推理も楽しめた。
個人的には警察官が公正であり、私情を持ち込まないという立場を強調していた(公安パワーはあったが)ため、例年感じていたコナン映画の一貫性のない推理は特に感じられなかった。
犯人の動悸は在り来りだが、そんな在り来りな物が彼の立場にとってはとても重いことであり、タブーであることも例年見られなかったもので面白かった。
身近な人の死は、ましてや自殺なんてものはたらればに縋ってしまう。そのタラレバが生じるとトリガーに目を当てそれに対して憎んでしまうのかもしれない。悲しさをその憎しみに変えた方が人は楽なのかもしれない。
やはりコナンはラブコメなので、その要素があったのもらしさが出ていたと思う。
ただ、コナンと言えば各映画テーマが映える迫力ありのOPだと思うので、例年ほどのOPの派手さがなかったのは個人的に残念だったとも思います。
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