「Chageさんの表と裏の魅力がたっぷり詰まった作品でした」シネマティックコンサートツアー Chageのずっと細道 東西南北 ポイン(C)さんの映画レビュー(感想・評価)
Chageさんの表と裏の魅力がたっぷり詰まった作品でした
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Chageさんが心を許した人にだけ話していることをこっそり聞いている感覚になりました。昔から水面下の水かきは決して見せず、多くを語らないChageさんがこんなにも心の内をさらけ出している映像は大変貴重だなと思いましたし、私が30年以上Chageさんの活動を通じて自分なりに解釈していたものが間違ってなかったんだ、と答え合わせにもなりました。
坂本監督のChageさんへの愛が大きなスクリーンを通して全面から伝わってきて心が満たされ、もしかして監督はファンとの関係性、繋がり方も好きなのかなと思うほどグッとくるシーンもありましたし、語られる言葉と奏でられる音楽に対しての映像の重ね方が素晴らしく、何度も心を動かされました。
Chageさんのとある一言がとても深く心に響いて、その一言でこれからのChageさんの様々な活動を今よりもっと温かな気持ちで応援出来ると強く心に刻まれました。
映画を見終わり「Chageさんに会いたい」という想いが溢れているところにヒョコッと御本人登場のシステムがとても良かったです。
何度でも観たいと思えたし、もっとたくさんの人にChageさんの魅力を知ってほしいと思いました。様々な事情でどうしても映画館に足を運べない方々のためにもこのツアーが終わったら是非円盤化していただきたいです。
これから先、Chageさんの音楽人生を語る上で絶対に外すことのできない作品だと思います。監督様、スタッフ様、是非とも前向きなご検討をしていただけますと幸いです。
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