「宇宙戦艦ヤマト」放送50周年記念セレクション上映 プログラム1のレビュー・感想・評価
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覚悟をして見に行きました
50年前、リアルタイムで視聴したものです。
当時小学生でドキドキしながら熱狂しながらテレビに齧りついていました。
松本零士のデザインの斬新さ(船のフォルムのままに宙を飛ぶ)にびっくりしたし、オープニングの主題歌にも度肝を抜かれました。
でも50年後、覚悟をして見に行きましたが、寄る年波には勝てないのかと愕然としました。
あのドキドキはどこへいったのか?作画の粗さはしょうがないとしても、ガバガバな設定にはげんなりしてしまった。
懐かしいだけで、駆け抜けることができればよかったのですが、寄る年波には勝てませんでした。
残念です。
仕方がない仕方がない仕方がないのである。子供向けアニメをいい年の大人がみたのだから仕方がないのである。
松本零士先生許してください。まことに申しわけありません。懺悔懺悔懺悔です。
もうジジイなのです。許してください。
それにしても最近のアニメのクオリティーの高さには驚かされます。作画、設定、すべてが、凄すぎるのだと思う。
その礎になったのが、宇宙戦艦ヤマトであり、機動戦士ガンダムであり、カリオストロの城であり、未来少年コナンなのである。
マンガと軽視されたころからのアニメ映画のファンとして、その進歩に尽力された大勢のアニメーターに最大限の賞賛を贈りたいと思います。
決して色褪せない昭和の秀作
スクリーン初上映の昭和のテレビアニメ傑作
観るか観ないか迷いましたが、映画館上映なんて二度と無いと思い、やっぱり観て来ました。ヤマト発進シーンも劇場版と違い、より細かい描写になっているし、何度も家のテレビで観てるのに、大画面で観ると今まで気づかなかった描写があることが見えたりして
逆に新鮮でした。とにかくヤマト第一作には、人間の息づかいが感じられる 芝居の間とか声優の方々の演技も上手く スクリーンに映し出される映像も現代とは比較出来ない味がある 細かなセルに付いた擦り痕や塵なんかも気にならない 概ね手描きの大作ですからそこにも製作スタッフの活き感じました。放送から50年にして初上映の機会を企画くださり感謝の極みです。
一つ苦言は鑑賞料金が高過ぎる
新作じゃ無いし、コスト回収は不要では?
ああ、そうだった。思い出したこの感覚。
色褪せぬ作品
TVシリーズのセレクション上映なので
映画の画質や音質ではないことは理解しておくべき
あと、「よりぬき」なので物語の前後がつながらないことも大いに理解して臨むべきだ
つまり放送当時、あるいは80年代夕方4時帯に繰り返し繰り返し再放送されていたのを
鮮明に覚えている中高年ファン向けの上映である
まさに「何もかもみな懐かしい」だ
作画のいいカットのヤマトは身震いするほどに美しく力強い
あえて波動砲などの派手な回ではなく
印象深い反射衛星砲を持ってくるのは観ていて
エピソードチョイスの共感がすごい
そしてヤマトのOPは冒頭のフレーズを
「重々しく始めるか」「軽快に勇ましく始めるか」で二パターンあったのを
この上映で思い出した。なじみ深いのは勇ましい方だけど
重々しく始まるのもやはり良い
しかし、重たい物語にギャグを入れようと
アナライザーにスカートめくりさせたり
フラダンスを躍らせたりというシーンが
観てた当時も、そしていま改めてみてみても
やっぱ浮いているよなあ(笑)
この辺は当時の作劇における義務みたいなものだかけどさ
ヤマト発進...まずまず
1974年放送の貴重な最初の頃のエピソード
1年で29万光年の旅ですって ヤマトってどうやって動いてるのか謎だったけれど波動エンジン(タキオン粒子)とはさすが松本零士氏 しかし今回はメンバーとヤマト成立ちで本当に最初の最初でやられっぱなしで残念
冷静な沖田艦長にせっかち古代 そして意外にもガミラスとの戦略合戦みたいだなと思ってしまいました
往年のファンが多いのか一律料金に関わらずかなり賑わっていました
次はきっと挽回してくれると期待
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