プロジェクト・サイレンスのレビュー・感想・評価
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もっと凄まじい怪物を想像していた
劇場での予告から必ず観ようと決めていた。
放たれる“それ”は想像と全く違っていた。自分勝手に戦闘用に作られた殺人兵器のようなものを想像していたが、あら!っという感じだった。だからといって作品が面白くないというわけではない。
巨大な橋の上での出来事で登場する人も限られているが、パニックやスリラー作品に描かれる人間の身勝手さや醜さ、逆に優しさや人間愛などもあり、楽しめた。
最後までハラハラドキドキの展開で面白かった
予告を見て、妻が面白そうで気になるので鑑賞したいと希望したこともあり、Amazon Prime Videoでレンタルして鑑賞しました。
内容としては、海に囲まれた空港に渉る大きな橋を舞台に、濃霧が影響し多重事故が発生する。その車両の中には、政府が軍に命じて極秘に軍事開発していた実験体であるエコーが脱走し、橋にいる人々を襲うというザックリ言えばこんな感じの物語。
物語の流れで、エコーの正体がテロ対策用に開発された犬というのが分かり、訓練された犬から残された人たちがどう逃げていくかという展開で、最後までハラハラする展開で自分が思ってた以上に楽しめた作品でした。
また、物語の後半では犬が人間を襲う理由について研究者の人が語る場面があり、犬が単なる悪者というのではなく襲う理由があったことを知り、犬に対しても可哀そうだなと同情したし、結局は人間のエゴがこんな悲劇を生んだのかと感じました。
ガソリンスタンドにいた、レッカー車運転手のジョーは最初怪しげな感じでしたが、物語が進行していくなかで段々良い人になっていくのは良かったし、老夫婦の愛の深さには感動しました。
判りやすく楽しめる作品
イヌにも事情があったんだなあ
安心してハラハラドキドキできる(?)正統派の群像劇作品
迫力抜群で90分
崩落しそうな橋からどうやって救助するのか?絶体絶命!の色々詰め合わせサスペンスだと思ったけれど、想像よりもちゃんとストーリーもしっかりあって面白い。
ガソリンスタンドでの変な兄ちゃんがあそこまでいいキャラになるとは。
老夫婦の愛には感動したし説得シーンもグッときた。
ようやく観れた。 こう来ましたかwww 自分の中ではB級ジャンルだ...
生物兵器はつらいよ
面白い
玉突き衝突事故、濃霧、殺人軍用犬の搬送と悪いことが重なり、軍用犬が放たれてしまったり、軍用機が墜落したことによる橋の崩落とパニックのオンパレード。でも元は最初に事故を起こした、ネットに配信していた無謀な運転をしていた人がとんでもない馬鹿者。そして責任逃れをして自分のことしか考えない開発者も馬鹿者。そして軍用犬の開発に携わって隠蔽のために被害者を見殺しにしようとした政治家は大馬鹿者。緊迫感が続いて、全く睡魔に襲われることなく楽しめた。
家族を助けようとする人間はもちろん、軍用犬もクローンである我が子を必死に助けようとしている場面などは感動的。あの最後は、生き残った犬が、人間に復讐する続編もつくれそう。
イ・ソンギュンさんの遺作になるのかな?もっと観たかったですね、残念です。
そしてチュ・ジフンが今作では髪もちょっと長めでラフな服装の運転手、最近たまたま医者や弁護士のドラマを観て、コミカルだけどスーツの似合うイケメンのイメージだったけど、今回みたいな役や「暗数殺人」みたいな犯罪者となんでも出来ちゃう俳優さんですね。「ジェントルマン」でも愛犬家の探偵と、愛犬家は定着か。
実に面白い映画
韓国政府が秘密裏に対テロ用の道具として開発した。その「兵器」が輸送中に、ソウルと空港を結ぶ橋で起きた多重交通事故がきっかけとなって外部に流出し、人々を大パニックに陥らすという映画。
ポリティカルサスペンスの要素に、ヒューマンドラマも入れ込んだ、面白く、濃いドラマに仕上がっている。それでいて胃もたれを感じさせない、出来のいい韓国映画と感じた。
毎度のことながら、事前の知識はほとんどなしで映画館に行った。公開中の作品で特に見たいものがあるわけでなく、なんとなく韓国映画でも見に行こうか、という感じで都内の映画館に行った。
平日の昼間ながら、水曜日で割引だったためか、そこそこの入り。おっちゃんはシニア料金で見られるのでこの日に見に行く必要もないんだが、暇だったから行ったのだ。
先月見た韓国映画「コメント部隊」があまりにひどい内容(既に★2つでレビュー)だったので、この映画にもまったく期待しなかった。しかし、物語の展開に引き込まれ最後まで飽きさせず楽しめる内容で感心した。
韓国のパニック映画といえば2017年「新感染 ファイナル・エクスプレス」、2021年「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」、2024年「コンクリート・ユートピア」などを見ているが、いずれも観客を怖がらせ、不安に突き落としながら、一筋の救いを見せるなどツボを押さえたストーリーで見飽きなかったが、本作もそれに十分値するものと思う。
この手の大掛かりな映画も、CGのおかげで、ハリウッドの大作並みの迫力を感じさせるよう、韓国でも製作できるようになったのは時代を感じさせる。20世紀には韓国映画が世界に通用する時代が来るとは到底思えなかったから。
しかし、デジタル技術の進歩は、莫大なカネをかけずとも、迫力ある映画作りができるようになったのだ。
アイデア、企画力があれば、ハリウッドにも十分対抗できる映画ができるというお手本といっていいだろう。
翻って、相変わらず小粒な作品ばかりの日本映画は…と思ってしまう。
韓国映画好きでない、韓国映画に関心ない人にもお勧めしたい。
パニック感が弱い
イソンギュンさん
物語が薄いパニック映画
犬?
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