「ドモヴォイじっちゃんは、見かけによらない。」ハウスゴースト 少女の囁き Paula Smithyさんの映画レビュー(感想・評価)
ドモヴォイじっちゃんは、見かけによらない。
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全編を通じてほぼ青みがかった薄暗い夜間のシーンが多く、観ているだけで滅入ってしまう。それもそのはずで、怪物を除いた人間の登場人物が、とにかく皆さん、お先真っ暗な表情が暗すぎる。特に妹のヴァーリヤが終始うつむき加減で、"ボソボソ" と話している。普通、兄の方が養父母には慣れずに反抗的な態度をとるステレオタイプの映画が多いなか...? それよりも暗いのが、養父母のゾンビでもないのに地獄の亡者のような暗さは何なんだと思っていると... 訳アリ夫婦ってことね!? 映画の冒頭からの違和感がアリアリなのは、ドモヴォイさんは家の守り神のような存在と聞いていたのに途中までは、悪霊のような正体不明な"モノ" に描かれていたのでてっきり、このじっちゃんが悪の権化と思っていると、ラストには、この目力最強のじっちゃんが大活躍します。
なんかラストまでのシナリオの展開が遅すぎて、困りました。
なんせ、モダンな家にこじょれた暖炉繋がりで... 不完全燃焼でした。
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