ナイト・オブ・アルカディアンのレビュー・感想・評価
全6件を表示
冒頭が一番良かった
「クワイエット・プレイス」のヒットからか、モンスター・パニック物は"突如現れた怪物に世界が支配されて◯年…"なんていう作品が増えた気がする。なんて事を言いつつ「エレベーション 絶滅ライン」を楽しみにしているのだが。。。
近頃好調のニコラス・ケイジ主演のモンスター・ホラー。本作の冒頭で、近くで激戦の音が聞こえる中、子どもを避難させるべく走り続けるニコラス・ケイジを長回しで撮るシーンがあるのだが、ここで一気に引き込まれた印象だ。だが、その雰囲気は長く続くことは無く、いつもの「未体験ゾーンの映画たち」で扱いそうなネタの作品だった。個人的にだがそれでも本作は当たりの方と思われる。
別にニコラス・ケイジのファンではないが、出てれば優先的に観てしまうイメージがある。そこで明記しておくが、本作のメインどころはニコラス・ケイジではない。彼が育てている兄弟の物語である。今まで頼りにしていた父が居なくなった時、どの様に生き延びるのかというテーマであり、兄弟の成長と葛藤を描いた作品である。
言ってしまうと、ニコラス・ケイジは中盤で大怪我をして動けず、あまり活躍の場はなく終わってしまう。もちろん最期には見せ場がきちんとあるが。若い兄弟が家族以外の人間と触れ、悪いところと良いところを体験しつつ、隣の家の女の子に夢中なアニキと、気弱だがトラックを直したり、怪物の異変に素早く気付ける才能のある弟のギクシャクしながらも絆を深めていく物語だ。その割にはドラマパートは薄っぺらかったり、ドラマとのコントラストとなるアクションもいまいち刺さるような物が無い、ザ・B級映画である。それでもなるべく自然光で撮ったであろうシーンが多かったり、物静かなテイストで進むあたりの雰囲気は良い。
怪物は中々はっきり映らないが、擬態の為なのかダミーの顔があり、その下に本当の口がある、気持ち悪さが漂うクリーチャーだった。口を高速にバクバク動かして威嚇しているのか食べようとしているのか分からない特徴と、集団で移動する際は大車輪の様に円を描きながら進むというややマニアックな特徴である。
決して万人に受ける作品では無いが、ある程度耐性があれば普通に楽しめるのではないか。
何をしたかたったのか?なぜヅラなのか?
気になっていたので鑑賞しました。
今回はめずらしくヅラをつけて奔走するニコラス・ケイジ。
基本は謎のクリーチャーと残された人類の攻防です。
一番近いのは「クワイエット・プレイス」とかかな。
「クワイエット・プレイス」も
1作目ではクリーチャーの発生原因などは描かれませんが
今作はあまりにも状況説明がなさすぎる。
クリーチャーの特徴は
夜に襲ってくるけど昼間は襲ってこない。それだけ。
以外に簡単に倒せる(この設定は好き!)。
ただ、倒し方とクリーチャーの性質(弱点)などは
まったく関係なく力づくで倒す感じ。
地球全体の状況も、攻防が行われる範囲が極端に狭く、登場人物が少ないので
どういう規模の危機かわかりにくい。
また情景や若いカップルの関わり描写はラフな手持ちカメラで
美しいロードムービーのようなトーン撮影されているのに
クリーチャーの描写はグロかったりと
撮りたいシーンを無計画に詰め込んだ感じ。
作品の方向性が定まっていない。
設定と脚本がとにかく良くないですね。
CGスキルの高い映像系の大学生なら
視覚効果もロケーションも含め同じような映画を作れそう。
そんな作品でした。
ナイト・オブ・アルカディアン(映画の記憶2025/1/20)
クリーチャー系ホラー?
最近いじられてる感があるニコラス・ケイジが久々にカッコいいキャラで登場。
内容は有り触れた感があるので、ある程度まとまってるが薄い感じはするのが残念。
クリーチャー系にするならもう少しクリーチャーのことを分からせたり、どうしてクリーチャーが人類を襲うのか?を印象付ける必要があったかもね。例えばエイリアンみたいに。
一部のセリフなどから推測するには情報が薄すぎる気がするし。
もう一押しクリーチャー設定を深堀して考えてほしかった。
ニコラスはカッコいいお父さんを演じてて、自分としては久々にこんなニコラスを見た感じ。何が起きても自責にする親の行動は見習いたいものだ。仕事にも通じるし。
ひどかったのは最後のエンディングロール。
他はしっかりしてたのになぜあそこだけカメラワークぼろかすなの?w
(個人的評価5.5点/10点中)
イラ立ちは一回
謎の怪物により荒廃した世界にて、双子の赤ちゃんを拾った男が成長した彼らとサバイバルする物語。
夜になると襲ってくる怪物達。床はブチ抜けても扉はブチ破れない模様…。
そして、協力すれば子供達だけでも充分渡り合えちゃう!?
そんな感じで、スリリングさはあるのだが、何と言うかコレといった展開や場面が無く…。一人じゃ無理だ、からの協力は良かったけど、ジョセフの研究の賜物と言うよりはシンプルな頭脳プレイと言った感じでオリジナリティは感じないし…。
フラッシュバックにしても、感動できる程の家族物語があったわけでもないような…。んで、ジョセフが行った謎の地下施設(!?)の件は一体何だったの!?
つまらない訳では無いが、本当にただ得体の知れない化け物と闘う…それ以上でもそれ以下でもないと言った作品だった。
燃料だけは潤沢なようで
人ではないケダモノの襲来で荒廃した世の中で、夜になると暴れるそいつらから逃れて暮らす家族の話。
それの襲来から避難する最中に赤ん坊を拾って15年後、2人の子供とポールの暮らしをみせて始まって行く。
ケダモノがなんなのか判然としない中、家の扉が襲われるけど、扉は破れないんですね…そして結構あっさり退散?
そして翌日、浮かれポンチのトーマスと、良くわからないところに出かけたジョセフと…ある意味一番の鳥肌ものだけど、それが超絶突然変異ってこと?となんだか良くわからない。
まあ良くあるクリーチャーものな訳だけれど、これと言って捻りもなければスカッとする展開もないし、わざわざフッた親子関係には何も触れず、そしてそんなあっさりなら良く今まで大丈夫だったね?な展開だったり…。
物足りないし都合良いしであまり盛り上がらなかった。
ニコラスさんは... あたし、どんな映画でも💕
二人の人間を助けた時にニコラス・ケイジ演じるポールの運命は決まっていた。そしてそのことから、先読みができる... って書けば、ネタバレすれすれ、ナンチャッテね⁉
この映画はある国ではデジタルプラットホームで既にリリースされて、しかも2600を超えるレビューが投稿されています。あまり、その事に触れるとどっかのサイトのように何も言わずに消されてしまうのでこれくらいで... 失礼
息子のジョゼフがこんな事をノートに書いていた。
There are those who believe
they came after the pollution
people caused, and they're to
cleanse the planet of the virus,
of the human race. So we'll all
become extinct.
それを見たニコラス・ケイジ演じる父親のポールが彼にこのように諭している
Well. I believe the earth is past
the worst. I think the air and the
water are getting cleaner, and I
think there are more people than
we know about. And some of those
people, might as well just call
them heroes, will come over the
hills and save us. That's what I
believe.
ただなかなか全体像を現さないで曖昧にしているクリーチャーちゃんは、昆虫をイメージしたと言われているけど多くの過去のモンスターを掛け合わし、特にディズニーのグーフィーを毛深くし手足を長くし、顎が外れるほど口を開き高速でカタカタ歯ぎしりをしているように見えてしようがない。
話的にはニコラス・ケイジの全編を通じて、双子の息子?達のサポーター役にまわることで何時もよりは幾分目立たない役であったり、また肝心要のモンスターがラストしかはっきりとは姿を現さないので、父親のポールとモンスターちゃん彼らは兄弟二人の盛り上げ役にしか、あたしには映らない。それよりもストーリのありきたりなところがニコラスさんの激やせを気にさせます... とまぁ、べつのサイトの焼きまわし。
デジタルプラットホームで☆Ⅰの評価を下した方々が口を揃えるように「最悪の映画」と言っているのには...
画面が暗すぎる。
15年ももつ抗生物質ってあるのか?
正体不明の怪物の滑稽な姿と説明不足。
農場にいる美味しそうな家畜は何故か?ピンピンしている... etc.
ニコラスさんのファンなら、許してください。
全6件を表示