「エンドロールにちょっとだけ違和感(笑)。」リロ&スティッチ やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールにちょっとだけ違和感(笑)。
実写版「リロ&スティッチ」です。アニメ版は未鑑賞です。
ハワイを舞台にした、同じ様な境遇?性質?を持つリロとスティッチが、ドタバタの騒動を経て親友を超えた「家族」になるハートフルなストーリーです。
アニメ版との比較は出来ないのですが、両親を亡くした家族の周辺描写が案外リアルで驚きました。児童福祉局?・・・が有無を言わさず強制介入していくお役所っぷりも、実写にすると妙に生々しく感じました。
思いつきでメチャメチャしてしまうリロは幼少期のやんちゃな子供アルアルですが、おそらく両親の愛情を渇望しそのストレスから無意識にしちゃう発作的な行動も含まれているようで同情いたしました。
そんな寂しいリロに、これまた悲しい境遇で孤独に生まれたスティッチが運命的に出会い、お互い惹かれ合うのは必然と思いましたね。
今回はリロとスティッチが家族になってよかったね・・・の話で言及されてませんでしたけど、スティッチが橋渡しして同年代の友達が出来たりするんでしょうか。
粗探しになってしまいますが家族や主要キャラ以外の人々の描き方、キャラ立ちが非常に弱くリロとの関係性が希薄で、ここから先の展開、あの地域での彼女の将来がちょっと想像できない感じではありました。つまりなんとなくうまくいく様なエンドロールは違和感あり(笑)。
とはいえ良作と思います。ご家族でぜひ、ご鑑賞を!
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