「ニコラス・ケイジの顔芸が秀逸!」シンパシー・フォー・ザ・デビル ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ニコラス・ケイジの顔芸が秀逸!
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ニコラス・ケイジの顔芸がおもしろくて思わず吹き出しそうになるくらい。
ファッションもカッコよく、赤い髪色(しかもフッサフサ!)と赤いジャケットで
実に悪魔っぽいいでたちである。
登場シーンも怪しげだし、もうこれだけで本作にはグイグイ引き込まれた。
やはりというか何というか、このタイトルでオチがわかる。
たぶんニコラス・ケイジ演じるクレイジーな男に憐れみを感じる何か背景があるはず。
そういう見方をずっとしていた。
それがわかるのが後半に入ってからの会話とダイナーで事件を起こす場面。
オチは納得感があれど、ちょっとモヤっとするが、これはこれでアリだとは思う。
それにしても基本的にニコラス・ケイジとジョエル・キナマンの2人劇だし会話劇。
そこにダイナーでも悪魔的な振る舞いによるアクション&追走劇。
そしてラストバトル。
実に見事な演技でおもしろく鑑賞できた。
いろいろなジャンルがてんこ盛りになっており、90分でサクッと観れるし、
エンターテインメントとして秀逸。
ニコラス・ケイジは何でもアリだなと思う。
3/14公開の『ログレッグス』も実に楽しみ。
本作は劇場での集客は厳しいだろうけど、配信で人気が出そうな作品だと思った。
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