劇場公開日 2025年2月14日

セプテンバー5のレビュー・感想・評価

全136件中、81~100件目を表示

3.0土曜日の昼過ぎの回で鑑賞。地味な映画だと聞いていたので、観客は少な...

2025年2月16日
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鑑賞方法:映画館

知的

土曜日の昼過ぎの回で鑑賞。地味な映画だと聞いていたので、観客は少ないかなと思っていたが、そこそこ入っていた。「ホテルムンバイ」や「ユナイテッド93」と同じ部類の映画との評を見ていたので期待は大だった。

個人的にはちょっと合わなかったかな。うまく乗れなかった。
殆どがスタジオ内でのやり取りで進み、意外性のある展開もあまり無く、
少しウトウトしてしまった。結構珍しいのですが。。。
良い映画だとは思うし、好きな人は凄くハマる気はしますが。
前述の2作というより、「テロ、ライブ」に近いと思った。

もう少し違うタイミングで観たら、もっと面白く観れるかもしれないので、
機会があればもう一度観てみたいなと思います。

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まあさ

4.5ドキュメントの様な作りが緊迫感を生み出す素晴らしい演出

2025年2月16日
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本編の大半は全米三大ネットワークの一つ、ABCのミュンヘン五輪放送ブース。
あくまでTVクルー達は、入ってくる情報を追いながら、史上初のテロ事件を生中継する経過を、ドキュメントの様に演出している事で、緊迫感を生み出す。
人質解放のニュース放送を巡り、クルーが対立する場面も、大仰に声を荒げたりせず、実際の現場での意見対立を思わせる、抑えた演出もリアル感があり、興ざめさせる事もなかった。殊更、テロ事件を批判するでもなく、情報を伝える側の問題提起をするでもなく、偶々、事件に遭遇しリアルタイムで伝えられる状況だった、当時のクルー達の使命感や必死さ、その後の虚脱感が良質の人間ドラマになっている良作。

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平成モンド兄弟

4.5TVクルーが目撃したことをそのまま再現している。逆にいえば見ていないものは映像化されていない。その潔さと主張のシンプルさを評価すべき作品です。

2025年2月16日
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鑑賞方法:映画館

ミュンヘンオリンピックでのテロ事件を題材にした映画作品といえばスピルバーグの「ミュンヘン」。事件後のイスラエル側からの復讐が主題なのだが冒頭で10分間にわたってABCのミュンヘンからの中継(ジム・マッケイがアンカーを務めた)が取り上げられている。
本作と見比べてみればここは全く同じであって、9億人が目撃したと言われた中継がどれだけインパクトをもって記憶されているかがよく分かる。
今回、事件のディレクターであったジェフリー・メイソン(ジェフ)からインタビューをするなどして、当時、ABCのTVクルーが目撃したこと、放送したこと、考えたこと、議論したことが忠実に再現されている。
選手村襲撃や最後の空港での銃撃など実際に起こった事柄がシーン化されていないのでよく分からない、つまらないというレビューもあったが、この映画はあくまでもTVクルー視点であるので彼や彼女たちが目撃していないことは描かれない。このあたりは実に徹底していて潔い。スピルバーグの「ミュンヘン」が作り物に思えてくるほどだ。しかしながら、これはドキュメンタリーではなく、あくまでもドラマであると言い切れる。それは一つにはこの時の報道姿勢とかを問題提起したり告発したりすることを趣旨としていないから。確かに、警察無線の傍受など明らかに違法と思われる部分はある。ただ、犯人側がTVで中継を見ることで警察の行動が筒抜けになってしまったり、結果として誤報をしてしまったりするところは、中継におけるリスクというべきものであって、基本的には発信側がその時々で情報を固め、十分な議論をした上で、どの様な放送をするべきかを決めることが原則なのだと思う。つまりこの映画のTVクルーの報道姿勢は何も間違ってはいない。むしろどこよりも早く、正しく、かつリアルな放送を進めようとしたクルーの熱い姿を描いている、そういう意味では人間ドラマなのである。

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あんちゃん

3.5臨場感がヤバイ

2025年2月16日
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興奮

世界で初めてテロを生中継したお話しです。
しかも報道班ではなくスポーツ班、激変する取材環境に臨機応変するTVクルー、えげつない緊迫感に目が離せません。コレが実話ベースである重みがガンガン胸に沁みます。
ジョン・マガロとレオニー・ベネシュの演技が秀逸でした。特にレオニー・ベネシュは「ありふれた教室」と同様のテンパった演技がハマってました。
また、浅間山荘モノを観てみようかなと思いました。

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はらこ

3.0報道の自由と知る権利と人命の優先順位

2025年2月16日
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悲しい

かなり重い気持ちで観終わりました。
恥ずかしながらこの事件を知りませんでした。
今の時代でテロのニュースを聞くより、「世界で初めてのテロリストの中継」というこの事件はどれほど世界に衝撃だったのかと思います。
なのに普通にオリンピックの試合は続行されていたとは驚きでした。
オリンピック関係者の危機感が少なすぎたように思いました。
中継したABCテレビの方々に複雑な気持ちが残ります。
「報道するのは自分達しかいない」という責任感より、「報道するのがスポーツ担当の自分達」というエゴのように感じました。
人質の人達の事を考えれば、中継する事によってテロリストに警察の動きが筒抜けになっている事やドイツ警察に中継を止められてもまた中継するとかありえないような。
実際にABCテレビの人達はテロを起こしたわけでもないし、テレビマンとして当然の事をしただけかもしれないけど、やはり報道のあり方はどうなのかと思ってしまいます。
ラストのシーン、あの人の心の中は、中継した事への後悔があるのか、あんな悲しい結末になってしまった衝撃なのか、どんな思いだったのかとか、とても重い気持ちでいっぱいになりました。

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小町

4.0いま世界が直面している課題をそのまま凝縮している作品

2025年2月16日
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実際の出来事をまるでドキュメンタリーのように見せる様子によって世界に入り込んでいった。
登場人物の背景などを伝える描写がないことからも、ドキュメンタリー感を強める要因になっていると思う。
イスラエル、パレスチナの問題、テロリズム、そして、報道、情報の正誤、いま世界が直面している課題をそのまま凝縮している作品だと感じた。

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モトコ

2.5ドキュメンタリー風映画?

2025年2月16日
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娯楽エンタメ映画ではありません。
なので、今は一つ緊張感を感じられませんでした。終始薄暗い画面に唐突過ぎる展開。ならびに人物の相関が非常にわかりにくい。スケールの大きな話しなのにとにかく地味でドキュメンタリー風映画でした。

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ケビタン

4.0事件は現場で起きている、そして、バッドエンドへ

2025年2月16日
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先日LoveFM(福岡市)の朝ワイド番組『Top of the morning』内で紹介されたことで興味を持ち、元々ミュンヘンオリンピック事件のことを少しは知っていたが流れまでは押さえていなかったので、ムビチケが当選したのもあり早めに観ることにした。

【事件は現場で起きているんだ!】
1972年のミュンヘンオリンピック(当時西ドイツ)の選手村に過激派テロ組織『黒い9月』が侵入し、イスラエル選手団を人質に立てこもった事件当日の9月5日、ジェフリーやルーンをはじめとする米国ABCテレビのオリンピック取材チームは急きょ事件現場の選手村からの中継を行うことになった。
米国の本社と取材の主導権をめぐる争いが起こるも「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と言わんばかりに報道部門ではなくオリンピック取材チームが中継を主導。
奇跡的に現場を脱出した選手のひとりをインタビューしたり、取材クルーを米国選手団に偽装して現場に突入させたり、ラジオを改造して警察無線を傍受したり…と、通常ではあり得ない手段で中継に臨んだ。
ドイツ人通訳・マリエンヌの力もあり、情報収集は進む。

【ぬか喜びとバッドエンド】
しかし、ほぼ同時期に起きた日本の『あさま山荘事件』に似て事件の推移がテレビ中継され(9億人の視聴者が観たという)、警察の動きが過激派に筒抜けになったことで警察の作戦に支障が出たことで中継チームが警察の圧力で一度潰されそうになった。
その後、あることで取材チームは『ぬか喜び』状態に陥る。
これは事件のことを少しでも知っている人には辛い展開である。
この『ぬか喜び』、もし自分たちがあの中にいたら批判できるだろうか。
裏も取れてないのに軽々しくニュースに流すな、というルーンの忠告が痛い。

結果として事件は悲劇で幕を閉じる。
1970年代の世界情勢を知っていると当時の空気感を思い出すことができるだろう。

あとは、放送技術(特にテレビ局)に関心がある方だとより興味深く観ることができるのではないか。

事件の後日談にも興味がある方は、その後のイスラエル諜報機関『モサッド』と『黒い9月』の攻防がテーマの『ミュンヘン』もご覧になると良いだろう。

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まつだ𝕏ですがなにか?

2.5あえて見せないんだと思うけど

2025年2月16日
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2025年劇場鑑賞49本目。
エンドロール後映像無し。
パンフレット無しなのでマイナス0.5。

この事件、記憶になかったのですが、スピルバーグのミュンヘンで触れられていたんですね。全く記憶に残っていませんでした。結構悲惨な事件で、しかももしかしたらこいつらのせいでここまで事態が悪化した可能性がある以上、実際の事件の様子を映像化せず、怪獣映画で一切怪獣が出てこない「大怪獣、東京に現わる」みたいな感じにして、ちょっとクッション置いているのかな、と邪推しました。報道局で情報が文字でしか入ってこないもどかしさみたいなのは感じられましたが、その分事件の悲惨さが薄れてしまうというか。

ショウタイムセブンと題材が似ているのも皮肉ですね。

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ガゾーサ

4.5テレビマン

2025年2月16日
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28本目。
産まれる前の話とは言え、知らなかった。
現地で起こっている事と、スタジオとの温度差に戸惑う。
カメラと言うフィルターを通して見ているからなのか、テレビマンだからなのかは分からないけど、淡々と事を進めていく。
アナログ時代のせいもあるのかなあ。
今だったら、携帯やら、メールやらで違ったんだろうけど。
事件が起こっているのに、オリンピックを即中断にしなかったり、選手が寛いでいたり、関心領域と思ったりもする。
ある意味、平和の祭典なのかも知れないけど。
結果は残念だったけど、それでも明日どうすると、テレビで生きると言うのを見せられた。

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ひで

4.0実話ベースだからなのか、期待通りに展開しない

2025年2月16日
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ミュンヘンオリンピック、日本男子バレーが8年計画?で金メダルを目指し宣言通りに世界一に輝いた熱狂の舞台で、こんなことが繰り広げられ、しかも協議は中止せず、まるで平穏無事化の如く「平和の祭典」が幕を閉じたとは……
キャストには「ありふれた教室」の先生が通訳役で出ているじゃない!製作にはショーン・ペンが名を連ねている。
対テロの収束方法の是非はさておき、局面局面における瞬時の決断を迫られる面々の葛藤はよく描き出されていたと思うし、まだまだ戦後・分断されたままのドイツの世界へ向けての「見栄」、そしてアナログな時代での通信方法など、観ている最中にいろんなところに感情移入できてモヤモヤしたり憤怒したり、悲嘆にくれたり、緊迫感が持続する作品でした。
分断が進む今の世の中に不安を強くもしました。

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ニコラス

4.5その日、二十時間の顛末

2025年2月16日
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悲しい

興奮

難しい

尺が共に百分弱との共通項を始めとし、
一週前に公開の邦画〔ショウタイムセブン〕と
かなり重なる部分が。

勿論、先の作品は{フィクション}、
こちらは{ノンフィクション}との違いはあれど。

放送の現場で
突然訪れたまたとない機会に
臨機応変に対処する中で、
数字や栄達を求める態度や、
事実を報道することに向き合う姿勢が
独特のスピード感で描かれる。

とりわけここでは、
制作陣がワンチームとなり
以心伝心で一つの有機体のように機能し事に当たる。
観ていて胸のすく思い。

1972年は、
イスラエルに対するパレスチナの武装組織による抗争が
とりわけ多くあった年との記憶。

5月8日には「黒い九月」による
「サベナ航空572便ハイジャック事件」。

その失敗を受け5月30日には
「日本赤軍」による「テルアビブ空港乱射事件」。

そして9月5日の、やはり「黒い九月」による
「ミュンヘンオリンピック事件」へと繋がる。

それを衛星中継で全世界に配信したのが
アメリカ「ABC」のスポーツ番組制作クルー。

まるっきり畑違いのフィールドも、
目の前の好餌は逃さずとの
ジャーナリストの本分を剝き出しに、
知恵と駆け引き、コネクションを駆使し
放送を継続。

人質が中継中に射殺されたらどうするのか、や
テロリストも自分たちの映像を見て情報収集しているのではとの、
生放送故の葛藤のエピソードも挟み込まれる。

その時の緊張感に満ちた副調整室でのスタッフの表情は
ドキュメンタリータッチの本作の中でも白眉。

一方で眉を顰めるのは、
政治や組織が絡むうさん臭さ。

テロ事件が起きても、当時のIOC会長『ブランデージ』は
オリンピックの継続を指示。
方や、命の危険が迫るイスラエル選手団をよそに
非日常の祝祭が何事も無かったように同衾する。

『マーク・スピッツ』は七つの金メダルを獲りながら、
身の危険を感じいち早くアメリカへ帰国したというのに。

そして最終盤での、人質全員解放との噂や広報発表。

当然、悲劇的な結末を我々は知っているのだが、
何故にこうした情報が流されたか。
現代にも繋がる、情報操作のテクニックを見る。

報道する際に、複数のソースに当たる必要性は
メディアには当然求められるも、
受け取る側もリテラシーを高く持たねばならぬことを改めて認識する。

最後の場面での、えも言われぬ余韻も
やはり近似さを感じさせる要素。

一つの事件が終わっても、
明日はまた異なる報道に当たらねばならぬ。

耳目を集める、
新たな出来事が画面を席捲するかもしれないのだ。

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ジュン一

4.0怒涛の90分、疲れた。

2025年2月16日
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テロ現場に居合わせた米国ABCスポーツ担当クルーたち。
彼らは純粋な報道精神でカメラとマイクを携えて突き進んでゆく。
その現場を俯瞰し続ける90分間。

テレビを見る視聴者の顔や、米本国の報道部門の苛立ちは見えない。
ちょっと視点が変わり、ホッとする場面はない。

小さなスタジオ内で繰り広げられる、締切時間と判断が緊張感を煽る。
報道の正義と人道的配慮の葛藤。
ナチスドイツの禍根とドイツの五輪への想い。
ファクトチェック。

正直疲れた。
あまり心地よい疲れではない。
良い映画ではある。

クライマーズハイでの堤真一さんの台詞、
「チェック・ダブルチェック」を思い出した。

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ピッポ

5.0映画館で見る「娯楽か」というと微妙だが、観る価値はある作品

2025年2月16日
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今年55本目(合計1,597本目/今月(2025年2月度)18本目)。

 この映画のストーリーの大半は実史にとったものであり、何ならこのときの報道はギリギリNHK他でもドキュメンタリー番組でも見ることができるし(いわゆるNHKプラスのお話(権利の関係で放送から1週間まで)。静止画像ならいつでも見られる)、一定年齢以上の方は「そういう事件もあったっけ」で知っている方も多いと思いますが、この問題の背景は宗教論も絡んでおり、一般の民放が扱うことが少ないため、実質的に「お堅いNHK」しか扱わず、よって知らない、あるいはそもそも論で「NHKを見ない」人も一定数いますので、それをまたまとめなおして映画館で流す意味はあるんだろうな、といったところです。

 結局のところ、安全を重視した体制にするのか(日本では、いわゆる立てこもり等は、犯人がテレビを見ていることも想定できるため、これらは強くは報道しない)、あるいは、憲法のいう「取材・報道の自由」を優先するのか(他国においても同趣旨の規定は、通常、憲法典の中にはあります)という2択論の話であることは誰でもわかるとして、映画内で描かれていたこともまた理解できるし、逆の考えも一つまた理解できるし、「あなたならどうする?」タイプの問題提起型の映画と解することも可能です(ただ、日本において、NHKなり民放なりのそこそこ「放送にかかわれるレベルの社員」になれるほどの人が、毎年何人就職しているのか、という実際問題はありましょうが)。

 特に他の方も描かれていた通り、何をもって悪として善とするかという善悪論には基本触れず、ただ単に当時の事情を描くということに徹した点は、悪く言えば「眠いタイプの映画」ではありますが、問題提起型の映画とも解するなら一定の思想を強制するのも問題で、あえてここをぼかした本映画はやはり広い意味での問題提起型の映画というところで、決して「楽しい」映画ではないでしょうが、「教養アップには」良いのかな、といったところです。

 採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。

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 (減点なし/参考(映画館帰責事由)/menuクーポンをひたすら渡されるのが謎すぎる)

 まぁ、ここに投稿される方は多かれ少なかれこの点は気にされているのではと思いますが(中には、地方でアプリ(というより、menuのサービス)の提供サービス外でも配っている模様。よって、もらって帰って何か頼もうとすると「エリア外です」と言われたりする模様)、まぁ、2本映画を見て、一度出てまた入るとき、また配るの??っていうのもアレですが、最近はいわゆる入場者配布特典が週替わりするなど色々ありますが(最近の例だと「メイクアガール」)、その中に「忍び込ませてでも」渡そうというのは、それもそれでどうなのか…といったところです(ゴミ箱に、ポップコーン等以上にそれらが捨てられている光景を見るにつけ、紙資源の無駄遣いなのでは…といったところ)。
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yukispica

4.0息をつかせぬ

2025年2月16日
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展開で引き込まれました。これはテロリストと言うものが世の中に登場した史実なので、そのバタバタ感がよく出てますね。機材やクルマなど当時のものと思われるものをよく準備できたてますね。

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ごっとん

4.0現在の世界情勢を考えると宣伝しづらいのか目立っていませんが、イスラ...

2025年2月15日
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現在の世界情勢を考えると宣伝しづらいのか目立っていませんが、イスラエル寄でもパレスチナ寄でもないあくまで中立の視点に立っているのはショーン・ペンもプロデュースに入ってますがアメリカ映画というよりドイツ資本主導なんですかね。

当時の中継クルーたちがテロップを入れたり画像を引き伸すのも、選手村の部屋の位置など割り出すなど何をやるのもアナログ作業なのが面白かったですね。

ただ概ね実在の人物を描いているのですが、通訳の人が有能過ぎてその辺は膨らませてるのか確認したかったのですがパンフレットが作られてないのが残念ですね。

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teraox

3.0緊迫感

2025年2月15日
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事件のことは知らなかったので、緊迫感があった。しかしやや地味なので、映画館でみるべき映画ともいえる。

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ぎにゅう♀

3.0昔のテレビって

2025年2月15日
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みんな分業で、仕事が分かれてて。その一流が集まってて。
勝手にパス偽造して、選手村入ったり、乱暴なことして楽しかったなー。

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ボケ山田ひろし

3.5報道の責任

2025年2月15日
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ミュンヘン五輪で起きた前代未聞のテロを生放送したテレビ局の人々の話。当時、機材が揃って無い中で、真実を伝えたい!というテレビマンの熱い思いが痺れます。一方で真実を伝える重みもしっかり描いていて良い。すごく真摯なテレビマン達の硬派な話で好感。現場の緊迫感も伝わり凄くハラハラする。なお、当時の世界情勢を知ってるともっと面白いかも。(ドイツがまだ戦争の影響引きずってるとか)

なお、この話には続き(モサドによる復讐作戦)があり「ミュンヘン」(スピルバーグ監督、エリック・バナ主演)で映画化されているので、興味がある人はぜひ。

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mz

3.5ABC対CBS

2025年2月15日
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50年ほど前の映像を上手に使いながら、許されないテロを、ほぼスタジオ1つのシーン緊張感を持たせながらの演出は、とても面白かったです。亀吉さん の記載に有った、スティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」を未鑑賞なので、鑑賞したいと思います。

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aki007